すっかり春めいてきましたね。
気温も温かくなってきて、徐々に紫外線も増えてくる時期です。
春に限らずなんですが、季節の変わり目に油断するとすぐに肌荒れを起こしてしまいます。
特に酒さの肌は敏感肌を通り越したような、超超敏感肌。人によっては炎症も起こしていますし、常にニキビのようなブツブツに悩まされている場合も多いです。
春の肌がどうして荒れるのかを理解しておくと、自分なりのケア方法に繋げやすいことは確か。
春が来るのももう少し先、という印象もありますが、肌荒れの原因を知ってなるべく早めに対処し、春の肌荒れを未然に防げるようにしましょう。
もくじ
春の肌荒れの原因
春になって肌が荒れる原因は、花粉などのアレルギーや紫外線、季節の変わり目による自律神経の乱れなどが関係しています。
ちょっとざっくりとリストにしてみます。
- 強くなりつつある紫外線
- アレルギー反応
- かゆみによる摩擦刺激
- 新陳代謝が活発になることによる汗や皮脂量の変化
- ホルモンの分泌が盛んになる
- 季節の変わり目による自律神経の乱れ
この辺りは去年の春にある程度まとめてありますので、良かったら参考にして下さい。
季節の変わり目は油断しやすい
冬から春に向けて気温も上がり、紫外線も強くなってきているのですが、季節の変わり目はついつい油断しがち。
特に油断して肌荒れを招きやすいのは以下のようなもの。
- 紫外線が強くなっているのに気づかずに、真冬と同じようなUVケア
- 花粉などのアレルギー要素が増えているのに、アレルギー対策が後手に
- 皮脂や汗の分泌が盛んになっているのに、冬と同じ洗顔法や保湿法
- 乾燥しなくなってくるので、気づかないうちに保湿対策がおろそかに
春には少し早いかな、という段階からこの辺りのポイントを抑えておくと、春の肌荒れを防ぎやすくなります。
紫外線対策は念入りに。3月から強化しても遅くない
まず、春の兆しを感じ始めたら、紫外線対策は念入りに行いましょう。
春先は紫外線対策をしない方も多いですが、3月の紫外線量は9月と同程度。真冬と同じような紫外線対策では、すぐに肌を傷めます。
念入りに、と言っても酒さは肌に何も塗れないこともあるので、そういった場合はとにかく物理ガードを見直して下さい。
酒さは日光過敏症にもなっているケースが多い
酒さは日光過敏症にもなっているケースが多いです。
酒さの肌は極端に弱っていますので、日光による紫外線にはすぐに反応します。
酒さを悪化させる物質の中でも、紫外線は文句なくトップクラスの悪化要因です。
日光過敏症までいかなくても、普通の人よりもバリア層が未熟なのが酒さの肌。
紫外線は気づかないうちにじわじわと肌ダメージとなり老化を促進しますが、酒さの場合は分かりやすくすぐに反応してしまうことも。
ちょっと日に当たると真っ赤になったり、ブツブツが増えたり、というのは酒さの方の体験談で良く聞く例です。
そういった体質を理解して一年を通して紫外線対策をするのが望ましいですが、きちんと意識している方でも春先は強くなる紫外線に気づかず油断してしまいがち。
春に向かうこの時期には、少し強めの紫外線対策に切り替えていきましょう。
近年出てきた飲む日焼け止め
少し前までは紫外線対策と言えば、物理ガードか塗る日焼け止めくらいしかありませんでした。
でも、ここ数年では飲むタイプの日焼け止めが販売され始め、酒さのように肌に何も塗れない場合にはとても重宝します。
塗るタイプの日焼け止めと併用することもできますので、紫外線対策の手段としてチェックしておきたいところ。
購入を検討する際に勘違いしないでほしいのは、飲む日焼け止めが万能ではないということ。
少し高い買い物になりますので、メリットもデメリットも理解しておきましょう。
2017年はヘリオケアがAmazonで買える
2017年はヘリオケアの日本人向け正規品がアマゾンに入荷したようです。昨年はAmazonでヘリオケアは買えなかったんですよね。
今までヘリオケアと言えば、海外向け商品を美容皮膚科で購入するか、個人輸入するかの選択肢しかありませんでした。そのヘリオケアに日本人向けの正規品が出たとのこと。
フェーンブロック系列はヘリオケアしか選択肢がありませんから、気になる方は要チェックですね。
ヘリオケアは医療機関で処方されるような商品ですから、安心感は抜群。
ただ、ものすごく高くて、1か月分が11,000くらいします。おトク便対象なので、Amazonプライムなら15%オフで買えますが、それでも9,000円程度。(2017年2月)
飲む日焼け止めはある程度継続できることが理想ですが、紫外線の強い間だけ飲み続けるにしてもかなりの出費になりますね。
わたしの紫外線対策
私の紫外線対策はというと、最近は家にいる時用の低SPFな日焼け止めを探している真っ最中。
なかなかピンとくるものがなくて、あれこれと迷っています。ひとつ試すのにもしばらく塗ってみて、塗り続けられるか判断しないといけないので時間がかかりますね。
塗り続けるのはダメだけど、スポット的使用(一日だけとか)ならOKという商品も割とあります。
うちは窓からの紫外線を防止するため、UVカットフィルムやUVカットカーテン、遮光カーテンを導入しています。
なので、冬の間は塗ることによる刺激を避けるため、家にいる時は日焼け止めを塗らなかったんですよね。これだと水洗顔で済む、というのもメリットのひとつ。
でも、そろそろ日差しでムズムズしはじめたので、何かしら考えないといけません。
塗る日焼け止めはお湯で落ちるタイプを愛用
わたしが使っているNOVのUVミルクはお湯で落ちるタイプの日焼け止めですが、少し温度を高めないと落ちている気がしないのです。
それでもお湯で落とせるメリットは絶大ですから、かなりのリピート品。
基本的にはまだリピートし続ける予定なんですが、家にいる時はSPF30もいらないので、もうちょっと軽い日焼け止めがあるといいな、と思っています。
UVカットフィルムとカーテンの違いとメリット
また、UVカットフィルムやカーテンは地味ながらかなりおススメ。余裕がある時に少しずつでも変えていくと、家にいる時の紫外線対策が軽く済みます。
UVカットフィルムは切り貼りが面倒ですが、窓からの隙間なく紫外線をカットできます。
手作り化粧水をされる方は、化粧水ボトルに貼れば100均のボトルでも遮光ボトルの出来上がり。ちゃんとした遮光ビンを買った方がいいことは確かですが、小さい子がいたりするとビンより100均の安いボトルが良かったりしますよね。
UVカットカーテンはサイズを合わせてつけるだけで、かなりの紫外線カットができる優れもの。
レースカーテンでも99%以上のカット率があるカーテンも多いので、UVカットカーテンだからといって真っ暗な部屋に閉じこもっている必要はありません。
カーテンの場合、どうしても窓の隙間からの紫外線は入ってしまう点はデメリット。
どの程度のカット率を求めていてどういったスタイルがいいのか、考えながら導入しましょう。
UVカットフィルムもカーテンも、肌にあたる紫外線ががぐっと減るので、日光過敏症の気がある人ほど効果を実感しやすいです。
アレルギー対策は花粉を落とす優しい洗顔とかゆみ止めがポイント
花粉などをきちんと落とせて肌に優しい洗顔を
花粉によるアレルギーに悩まされるのも、春のこの時期。
花粉や化粧品、ほこりやダニなどで接触性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎を起こしやすくなっています。
アレルギーを起こしやすい物質の接触が増えることで、肌のバリア層も弱ってしまいがち。
肌の付着物をきれいに取り除けるような洗顔を意識しつつ、自分に合った優しい洗顔方法を模索してみましょう。
特に洗顔は肌を傷める原因になりやすい要素。
水洗顔やコールドクリームでの洗顔、ミルククレンジング、キャリアオイルのみでのクレンジング、化粧水のマイナスイオンを利用したクレンジングなどなど。
洗顔方法はメイクや日焼け止めを塗るかどうかによっても大きく変わるため、人によって数種類の選択肢を持っておくといいです。
かゆみによる摩擦刺激を避けよう
花粉症の方はかゆくてこすってしまうのも、肌荒れの原因の一つになります。
物理的にこすってしまえば、酒さのような敏感肌はあっという間に摩擦刺激を受けてしまいます。
アレルギーで痒くなってしまう場合は、抗ヒスタミン剤などの飲み薬も検討しながら、なるべく掻かない工夫をしましょう。
マスクかぶれも酒さの悪化要因に
花粉を防ぐためにマスクをしたいところですが、マスクで悪化するタイプの酒さは花粉症対策も一苦労。
質の良い(自分に合う)マスクを探しつつ、むれたりかぶれたりしないような工夫を行っていきましょう。
マスクが当たるところがこすれて悪化する場合は、ワセリンやオイルなどでの保護を。
蒸れて悪化する場合には、蒸れにくいマスクを探すとともにつけ外ししながら使えるシーンはあるかどうか検討してみましょう。
汗や皮脂が多くなってくるので、スキンケアも見直して
春は温かくなってくるとともに新陳代謝が活発になり、汗や皮脂が多くなっていきます。
それに気づかずに冬と同じスキンケアをすると、肌荒れのもと。
洗顔方法とも相通じるものがありますが、花粉などのアレルギー物質をきちんと落とせるような洗顔にすると、自然と汗や皮脂も落としやすくなります。
ただし、強すぎる洗顔は酒さの悪化要素のひとつ。
紫外線対策や花粉や汗、皮脂の対策を行っていくと、自然と洗顔方法も変わっていくはずです。
洗顔方法が変わると、スキンケア方法も変わるはず。
洗顔を少し強めにして、保湿をしっかり目にしていくのか。汗や皮脂が出てくるので保湿は控えめにしつつ、洗顔方法を見直すのか。
正解は肌質や冬の間行ってきたスキンケア法によっても変わりますので、いろいろと模索してみましょう。
酒さのスキンケアはトライ&エラーの繰り返しですが、色々と試していくうちに自分に合いそうなものとダメそうなものの判別ができるようになります。
まずは自分のライフスタイル的に、日焼け止めを塗るのかどうか、メイクをするかどうか、そういった塗るものは何で洗顔するのか、などを見直し、それに合わせたスキンケアをしていきましょう。
まとめ
酒さに限らず敏感肌や赤ら顔もそうですが、一年通して同じスキンケアでいい、というのは稀です。
季節の変わり目は特に肌荒れが起きやすい時期。
原因は季節によっても変わりますが、荒れそうな事が分かっていると素早く対処できます。
春の肌荒れの原因を理解しておき、なるべく早めに対処していくことで肌トラブルを防いでいきましょう。
季節の変わり目は一時的に敏感肌用化粧品を導入するのもおススメ
飲む日焼け止めはこれからの時期かなり頼りになる商品
コメント
ろーざさん、お久しぶりです。
季節の変わり目、花粉症もあるわたしの肌の状態は最悪です(;_;)
頬っぺた真っ赤なうえにブツブツが多発しています。
化粧なし、洗顔は2日に1回くらいで保湿はせず過ごしています。
とてもツラいです。。。
毎日化粧して、仕事もバリバリしていた頃に戻りたいです。
今は仕事も辞めてしまって家でのんびり子育てしながらやってます。
ろーざさんのように酒さとうまく付き合って行けたらいいなと思ってます。
わたしは試せば悪化、また良いと聞けば試せば悪化の繰り返しで、ルウルも試してみましたが見事に荒れました。
以前使っていた手作り化粧水もなんだかムズムズして使えません。
なにをやってもうまくいきません。
化粧品もすべてミネラルに変えたものの、なんだかしっくりきません。
カルグルト試してみようと思います。
ビタミンや漢方も飲んでます。
食事にも気をつけてるのに、、、。
なかなか、自分の思うように良い状態になってくれません。
そんな時、ろーざさんを思いだしました。
なにかアドバイスなんかあればヨロシクお願いします(>_<)
あこさん、こんにちは!
何をやってもピンとこない時もありますけど、そういった時は精神的にも辛いですね><
アレルギーがある方は今の時期特に肌荒れしやすいですし、アレルギーによって肌バリアが弱っているので新しいスキンケアを試すのにもあまり向きません。
手作り化粧水もイマイチというほどひどい肌荒れ時には、開き直って何もしないくらいの方が肌に良かったりします。
私もあまりにもひどい時はあえてスキンケアをしないという選択をすることがありますが、その方が荒れすぎた肌が早く整ったりします。
酒さは良くなる要素も人それぞれですから、スキンケアや食事を比較しながら試していって、自分に合ったものを探し当てるまでがとても大変だと思います。
今の時期はアレルギーによる影響が大きすぎて、本当だったら自分に合っているものでも合わないと感じてしまうかもしれませんね。
アレルギーによる肌バリアの破壊はかなりの影響ですから、何をやっても良くならないと感じやすい時期かもしれません。
少しずつでも自分に合ったものを見つけていければ肌もその分改善していきますが、その合ったものを見つけるのにはどうしても時間も根気も必要になってきます。
長いスパンで見ながら肌の改善に取り組んでいく必要がある病気ではありますが、何をやってもうまくいかないとどうしても焦っちゃいますよね。
食事やビタミン剤などは長期的にも強い肌を作るために良いはずですからなるべくそのまま続けつつ、他はアレルギーの季節が終わるまで仕方ないかな、くらいの気持ちでいてもいいと思いますよ。
焦らずゆっくり、というのも難しいものですが、色々と試す中で少しでも良いやり方が見つかっていくと思いますので、一緒にがんばりましょうねΣ(σ`・ω・´)σ
お返事ありがとうございます。
ビタミンや漢方は続けたいと思います。
そうですね。
今の時期は仕方ないくらいの気持ちでいるのがいいかもしれませんね。
ただ、子供の卒園式や入学式があるので、やっぱり辛くなってしまいます(;_;)
ろーざさんも今でも荒れてなにもつけれない時、ありますか?
記事を見ているとどんどん回復されているようで、私もこうなりたい!と思います(^^)
あこさん
この時期卒園や入学で人前に出ないといけないことがあるので、顔がひどい状態なのは辛いですよね。
私も真ん中の子が卒園&入学ですのでお気持ちは良く分かります。
私は今回卒園式の時期に母の危篤状態や葬儀が重なってしまったので、抗生物質を飲んで酒さのブツブツを抑えています。
喪主もやらないといけなかったのであまりにもひどい状態でいる訳にもいかず、薬に頼った形ですね。
なので今の肌状態はとても良いのですが、抗生物質はずっと飲み続けるわけにはいかないですし、飲み終わった後に必ず大悪化します。
そういった時は水すら染みてしまうくらいの状態になることもありますので、スキンケアを諦めることもあります。
順調に回復していっても少しのことで悪化したりぶり返したりする病気ですが、悪化の原因が分かっていればある程度の肌まで戻すこともやりやすくなります。
私もまだまだコントロールしきれていないのでトライアンドエラーの繰り返しですが、私の経験談などで良ければ何でもお答えしますので、ご不安な時でもいつでも声かけてくださいね(•̀ᴗ•́)و ̑̑
大変な時に色々励まして下さり教えて下さりありがとうございます。
なかなか良い状態を保つのは難しいですね。
はぁー(;_;)周りは化粧ばっちりでキレイなお母さんばかり。
昔はわたしもみんなと変わらなかったのに。。。
なーんて、今から思っても仕方ないですね(-_-)
試行錯誤しながら、自分に合ったやり方見つけていきます。
ろーざさんの記事で元気もらいながら!!
周りと自分の肌って比べちゃいますよねー(汗
私もどうしても人の肌見てうらやましいと感じちゃったりしますw
早くあこさんに合ったやり方が見つかりますように(●´人`●)
私の記事が少しでもお役に立てたら幸いです!
こんにちは。お久しぶりです^_^
これからの春に向けて疑問があったのでコメントさせていただきました。
最近の肌の状態はアベンヌウォーターを追加したところ肌が良くなったと感じます!ターマルウォーターも前使っていたのですが、効果はあまり感じられませんでした。ふとアベンヌウォーターを使用してみて悪化することもなかったので使い続けていると赤い部分が減ってきました。水分が肌に浸透したかなのか分かりませんが良かったので報告させていただきました^_^
質問なのですが、私は花粉症でマスクをしてスッピンで出かけるのと日焼け止め効果のある下地を塗って出かけてクレンジングするのとでは、どちらが良いのでしょうか、、マスクでは防ぎきれない花粉が直接肌に当たるのも良くないのではと考え悩んでいます、、。アドバイスよろしくお願いします!
みおさん、お久しぶりです!
ターマルウォーターよりもアベンヌウォーターの方が合うんですね~。
どちらも天然水ですが7、アベンヌのミネラルバランスの方がみおさんに合うんでしょうね。
赤みが減ってきたようで良かった!
嬉しいご報告をありがとうございます。
日焼け止めやアレルギーの問題は酒さの大きな悩みですよね><
日焼け止め自体が合わなくて塗れないこともありますし、だからと言って紫外線も悪化要素ですし。
肌に合う日焼け止めが見つかっているのなら塗って出かけるに越したことはないのですが、合わない場合はムリして塗ると日焼け止めの刺激で肌を傷めてしまいます。
何かを塗ると必ず落とさないといけなくなりますので、クレンジングの刺激もプラスになってきます。
日焼け止め+クレンジングで肌が痛まないのであればぜひ塗って出かけて欲しいですが、少し続けてみてちょっと肌が疲れちゃいそうだな、と感じたらすぐに止めてみたらいかがでしょうか。
私も日焼け止め+メイクが必要なときが毎日続くと肌が荒れてくるので、日によってあえて塗らずに物理ガードを徹底して水洗顔にしたり、というようにしています。
色々と試してみて、みおさんにとって丁度いい落としどころが見つかるといいですね。
はい!アベンヌウォーターおすすめです^_^
ろーざさんに良い報告が出来て良かったです!
そうなんですよね…鼻水も肌荒れも悪化して嫌な時期です…。試してみて肌の調子確認ですね!とても良いアドバイスありがとうございます^_^とりあえず一週間試してみようと思います!
また何かあれば報告させていただきますね。いつもありがとうございます^_^
1週間くらいのスパンで試していくのはとても良いですね!
ひとつのやり方に拘らず、こんな方法やあんな方法もある、と捉えてその時の状況に応じたやり方を選べばいいと思います。
色々な報告を頂くととても嬉しいですし、また何かあったら遠慮なく書いていってくださいΣ(σ`・ω・´)σ