酒さ様皮膚炎の肌はゆっくりではありますが徐々に改善していきます。最初は水すら受け付けないくらいのひどい炎症を起こし、水洗顔すらままならない状態かもしれません。そんな時は無理せず洗わないという選択をする事も酒さ様の治療には大事な選択です。
そうやって肌を大事にしていくと、酒さ様の症状はどんどんと改善していきます。最初は水洗顔すらできなかった肌でも、段々と水洗顔くらいならできるように。
水洗顔ができるようになれば、洗えなかった時よりも改善が進みます。
では、さらに改善が進んで水洗顔が物足りなくなってきた場合はどのような洗顔法があるのでしょう。
通常の肌であれば石鹸洗顔が真っ先に候補に挙げられると思いますが、酒さ様の肌は普通の状態ではありません。水洗顔が物足りなくなってきたな、程度の肌状態で石けん洗顔に踏み切るのはちょっと刺激が強いのです。
今日は水洗顔と石けん洗顔の間にぜひとも取り入れたい、肌に優しい洗顔方法を紹介していきたいと思います。
もくじ
酒さ様皮膚炎と水洗顔
酒さ様皮膚炎の肌はとても敏感で、石けん洗顔などを受け付けず水洗顔しかできない状態になってしまう事が多々あります。刺激を与えないことを最優先にしていく事が肌改善への近道なので、水洗顔は非常に理にかなった洗顔方法です。
一口に水洗顔と言っても、洗い方は様々です。酒さ様皮膚炎の肌にお勧めなのはステップアップ制。洗顔方法でもスキンケア法でも徐々にステップアップさせていきます。
水洗顔のステップアップ法
水洗顔のステップアップは、「水をそっとあてるだけ」から始まり、ぱしゃぱしゃと洗い流すことからは始めません。
- 水をそっと当てるだけ
- すくった水の中で顔を動かして洗う
- パシャパシャと洗い流す
といったように、水洗顔でも徐々にステップアップしていきます。
慎重すぎるくらいで丁度いいのです。
洗うことを最優先に考えない
酒さ様の肌で優先すべきは汚れを落とす事ではありません。刺激を与えないことです。刺激を与えるくらいなら汚れなど残っていても害にはなりません。極端な話、洗わなくたっていいのです。
酒さ様皮膚炎を発症している肌は極端に薄く、傷だらけのため刺激に非常に敏感です。「Wクレンジングできっちり汚れを落としてから保湿してフタ」というスキンケアの常識は通常の肌への常識です。酒さ様治療中は捨ててしまった方が改善が進みやすくなります。
刺激を与えない事こそ酒さ様皮膚炎の治療に最も大事な改善法です。
石けん洗顔を始める前に
肌の改善が進んでくると水洗顔では物足りなくなる時が来ます。水洗顔に手ごたえを感じている人は無理せずそのままの洗顔法を続けても構いませんが、特別な外出時などのために少し手の込んだ洗顔法も習得しておくと気持ちが楽になります。そういった時でもピーリングやゴマージュなどの刺激の強い洗顔をしてはいけません。
水洗顔からステップアップする場合、スキンケアの常識がしみついた感覚だと石けん洗顔が浮かびます。これは決して間違いではなく、最終的には石けんを使って洗顔できる肌を目指していくのですが、酒さ様皮膚炎のような炎症を発症してしまったばかりの肌に石鹸洗顔は刺激が強すぎる場合が多いのです。これは石けんの性質が酒さ様皮膚炎の肌の特性と合わないために起こるので、どんなに肌に優しいと謡われている石けんでも同じです。
石けんの性質と酒さ様の肌に悪い訳
石けんには洗浄作用がありますよね。これは界面活性剤というものが汚れを落とす働きをしてくれるからです。界面活性剤は本来混ざることのない水と油を混ぜ合わせる事ができるもので、その性質を利用して肌の汚れを落とします。界面活性剤が汚れを浮き上がらせてくれるんですね。
この界面活性剤が酒さ様皮膚炎を発症してしまった肌には極端な刺激になります。本来だったら汚れを落とすことは肌にいいことのはずですが、酒さ様皮膚炎の場合は界面活性剤に負けてしまうんですね。肌に優しい石けんほど負けにくくはなりますが、本来の性質として酒さ様の肌に界面活性剤は相性が悪いのです。
界面活性剤を避けることによる選択肢の減少
界面活性剤を避けると洗顔ができるアイテムの選択肢は極端に狭くなります。汚れを落とす機能を前面に押し出しているアイテムは間違いなく界面活性剤の力で汚れを落としています。メイクを落とすクレンジング剤などはほぼ100%界面活性剤の力を借りています。
「酒さ様になってしまったら極力何もするな、洗う事さえしない方がいい」と言われるのはこのあたりの事情もあるのです。洗おうとしなければ界面活性剤の影響は受けませんものね。
水洗顔の次のステップ
ここまで考えてくると、水洗顔の次のステップとして最適な洗顔法は
界面活性剤を避けたうえで、水洗顔よりも汚れを落とし、なおかつ酒さ様皮膚炎の肌でも洗える洗顔法
という事になります。
そんな都合のいいものはあるのでしょうか。
クリーム洗顔
水洗顔の次のステップとして最適な洗顔法は、クリームを使った洗顔だと考えています。洗浄力はあまりないのですが、界面活性剤を避けるとなると洗浄力に目を向けてはいけません。洗う力が弱くても界面活性剤の刺激が少ない事を選びます。
クリーム洗顔というと聞きなれないと思いますが、コールドクリームなら聞いた事があると思います。コールドクリームもクレンジングの一種ですが、界面活性剤を使ったクレンジングが主流になるまではこのコールドクリームによる洗顔が一般的でした。ここでクリーム洗顔と言っているのはこのコールドクリームのようなクリームを使った洗顔を指します。
コールドクリームとは
コールドクリームというとちょっと昔のお母さんやおばあちゃんが使っていた、というイメージを持つ人もいますがそれは以前から使われていたからです。界面活性剤の研究が進むまではこのコールドクリームによる洗顔が一般的でした。
オイルや水に乳化剤や保湿剤を加えて作るもので、どちらかと言えばこってりとした油分の多いクリームであるのが特徴です。界面活性剤は乳化剤(水と油をまぜるためのもの)として最小限度使用され、油分で汚れを浮き上がらせる事に特化したクリームです。
コールドクリームによる洗顔では、この油分によって汚れを浮き上がらせます。界面活性剤の洗浄力に頼るのではなく、純粋な油分によって汚れを落とす仕組みです。
油分を使った洗顔の原理
メイクが汗や皮脂で落ちることは皆さんご存知だと思いますが、それはつまり水や油で落ちるという事です。メイクに限らず肌についた汚れは水や油で落とすことができます。極端な話をすれば台所のサラダ油でだって肌の油汚れは浮き上がります。
仕組みとしてはそうですが、サラダ油で汚れが浮き上がったところで、今度は顔についたサラダ油を落とすための洗顔が必要になるだけなので洗顔法としては誰もやりません。
一時期オリーブオイル洗顔などのオイル洗顔がもてはやされました。これはオイルが持つ汚れを浮き上がらせる力に目をつけた結果です。
実際はホホバオイルやワセリンような純粋なオイルを使っていたわけではなく、洗浄剤をオイル状にするために大量の界面活性剤が使われました。そのため通常の肌であるはずの一般女性からも刺激が強すぎるという理由で敬遠され、現在では主流から外れつつあります。
クリームによる洗顔のメリットとデメリット
クリーム洗顔のメリット
コールドクリームは油分に適度な水分を加えて、肌に馴染みやすいクリーム状に仕上げたものです。水分はクリーム状にするために加えられるため最低限です。そのため一般の洗浄剤と比べると、よりオイルに近い性質を持っていると言えます。油に近い性質を持つので汚れが浮き上がりやすいんですね。
コールドクリームに限らずどんな物質でも、水と油をまぜる為には「乳化」と呼ばれる作業が必要です。そしてこの乳化に必要なのは界面活性剤です。
コールドクリームは水分よりも油分を重視しますので加えられる水分は少ないことが多く、必要な界面活性剤も最低限で済みます。また、界面活性剤の力で汚れを落とそうとはせず、油分の力で汚れを落とします。このコンセプトも界面活性剤が少量で済む理由です。
界面活性剤が少なく肌に優しい
これは酒さ様皮膚炎の肌にとっては最高のメリットです。
クリーム洗顔のデメリット
ではクリーム洗顔のデメリットはというと、これはクリームの性質によるものです。油分を重視しているため、どうしても油分が肌に残ります。そのため商品によってはティッシュなどでふき取ることが推奨されていますが、このふき取る行為は酒さ様皮膚炎の肌には刺激になります。
また、油分が肌に残っているのがどうしても気になり、落とす時にこすってしまいがちです。通常のスキンケア法に慣れていると、どうしても「汚れというのは落とすもの」という感覚が拭えず、気をつけていても落とそうとしてしまいがちです。
では洗い流すタイプのクリームを選べばいいと思いますが、水で流せるようにするためには界面活性剤が必要です。落としやすくすればするほど界面活性剤の力を借りなくてはなりません。
つまり界面活性剤を避けようとすると、どうしても肌に残るタイプの洗顔法となってしまいます。
落とすのに力がかかって刺激になる
悪循環のようですが、これが酒さ様皮膚炎の肌にとってはデメリットです。
クリーム洗顔のやり方
クリーム洗顔のメリットとデメリットを見てきましたが、デメリットを排除しつつクリーム洗顔の恩恵を受けるには、とにかく落とす時の刺激を避ければ良さそうです。
洗い流すタイプよりはふき取るタイプの方が「界面活性剤」の観点からは肌に優しいですが、そういった商品はティッシュなどでのふき取りを推奨しており、「刺激を避ける」観点からは外れます。
なので、アイテムとしてはなるべく界面活性剤を使用していないものを選び、落とす時の肌負担は落とし方を工夫することによって軽減します。
実際のやり方を分かりやすいようにまとめましたので参考にして下さい。クリーム洗顔でも水洗顔と同じように洗い方をステップアップさせていきます。
Step1
まずはクリームを肌に乗せるだけで流します。商品説明にあるような、くるくると肌に馴染ませるのはちょっと我慢。
この段階では使用するクリームが肌に合うかどうかや、クリームの感触が気に入るかどうかのテストも兼ねています。
すぐに流すため使用するクリームは少なめでも構いませんし、逆にたっぷり塗ると落としにくくなるので肌への負担が増します。
クリームを肌に馴染ませる行為をしないため、各商品の説明にある量よりも少ない量で試しましょう。
汚れとクリームを馴染ませる前に落としてしまいますので、あくまでテストを兼ねて、肌に合うかどうかを見極めるファーストステップと考えて下さい。
Step2
使用したクリームが肌に負担がなく、使い続けられそうなら次のステップです。肌に乗せたクリームをクルクルと馴染ませていきますが、炎症のひどい部分はまだ乗せるだけにしておきます。肌の様子を見ながらクルクルできる部分を少しずつ広げていきます。
この段階では商品説明にある量と同量かちょっと少ない程度を使います(クルクルしない分減らす)。クルクルする部分の量も少なくしてしまうと、摩擦で肌に負担がかかります。乗せるだけの部分は少量のみにし、クルクル部分は肌に負担がかからないよう、指すべりがいい量を乗せます。
時間はまだまだ短いにこした事はありません。多くの商品では「分」で書いてある事が多いのですが、酒さ様の場合は「秒」で終わらせるくらいで丁度いいです。最初のうちは数十秒で終わらせてしまいましょう。早く終らせようとするあまりに高速で指を動かしちゃダメですよ。
Step3
炎症部分にもクルクルを広げていき、最終的には全ての箇所にクリームを馴染ませる事を目指します。炎症部位は熱を持っているので馴染む感触が違うはずです。指に意識を集中してどんな馴染ませ方が自分の肌にいいか見つけていきましょう。
使用する量は商品説明を目安に馴染み方や落ちやすさで変えていきます。
時間はどんどん長くしていく事ができますが、やはり商品説明よりは短く取りましょう。
落とし方
ステップからは外れますが最後は落とし方です。これは全Step共通の考え方として覚えておいて下さい。
ふき取りタイプのものはティッシュなどをそっと押し当てるようにしてクリームの油分を吸わせてからすすぎます。ふき取る為に使用するティッシュを上下左右に動かしてはいけません。それではクリームが落ちにくいのですが、ティッシュを動かすのではなく油分を吸わせる回数を増やします。ある程度油分を吸わせたら新しいティッシュを使ってまた吸わせます。ティッシュの枚数は使っちゃいますが、ふき取りタイプではこれが一番負担をかけないやり方です。
水ですすぐタイプでも、落ちにくいと感じたら先にティッシュに吸わせておくと、肌に残る油分が気にならなくなります。
すすぐ時にはなるべく指が肌に触れないように注意します。水洗顔の注意点と同じですね。クリームは油分ですので、お湯の温度を少しだけ高くするとこすらずに落とすことができます。水洗顔よりは高くできるというだけで、熱いお湯を使わないようにしてくださいね。
クリーム洗顔の注意点
クリーム洗顔は
石けんを使った洗顔よりも肌に優しく、水洗顔よりも汚れが落ちる
といういいとこ取りの洗顔方法です。ただし、それは裏を返せば汚れはそれほど落ちていないのにクリームによって肌が荒れた、ということも起きやすいと言えます。
やはり油分が落ちにくい事によって無意識にこすってしまう、というデメリットは常に付きまといますので、
- こすらない
- 肌に残った油分を取ろうとしない
という観点は常に持っておきましょう。
また、少量とは言え界面活性剤は使われています。少しでも成分が刺激になると思ったらクリーム洗顔から水洗顔に戻しましょう。とにかく無理をしてステップアップさせようとしない事は大前提です。
クリーム洗顔おすすめ商品ランキングTOP3
最後に、私が実際に使用したり商品コンセプトを調べたりした中でお勧めできる商品を紹介します。
世の中の全ての化粧品を知っているわけではないのであくまで主観が入りますが、クリーム洗顔をしようと思うと使える商品の数はものすごく少なくなります。その中からこれはいい、と思った商品をご紹介します。
酒さ様の肌であれもこれも試した訳ではなく使用した事があるのは少数となってしまうため、ここで紹介するのは3つだけです。
また、このランキングはコールドクリームのランキングではなく、
酒さ様皮膚炎の肌にクリーム洗顔をするにあたって最適と思う商品
のランキングです。コンセプトに合っている限り「コールドクリーム」として売られていない商品でなくても紹介します。
3位
まずは3位の商品から。3位はちふれのウォッシャブルコールドクリームです。こちらも近所のドラッグストアで簡単に入手できます。ちふれさんはプチプラ化粧品としてとても有名ですね。値段の割には優秀な商品が揃っているため、地味ではありますが長く愛されているメーカーです。
今回紹介するウォッシャブルコールドクリームもとても優秀なクリームなのですが、3位になってしまった訳はちょっと馴染みが悪いこと。他のものに比べるとクルクルする時間が長く必要です。
使用した後にも肌に残る感覚があります。この辺りは使用感の好みもありますが、酒さ様皮膚炎の肌には保護膜となるため却っていいのかもしれません。肌に残ること自体は悪い事ではありませんのでトラブルが起きなければ好みで選んでもいいと思います。
2位
2位、3位はネット販売などではなく、近所で気軽に買える商品です。冬になると宣伝が活発になるニベアさんの商品でニベア ソフト スキンケアクリーム。この商品だけはちょっと異質で、クレンジングでもコールドクリームでもありません。
本来はハンドクリームやボディクリームとして使うのですが、安価なことと入手しやすいことからクリーム洗顔導入のきっかけにしやすいために2位にしました。
また成分がシンプルなためトラブルになりにくく、酒さ様の肌との相性も悪くありません。長く使われている商品だという点も評価ポイントですし、ハンドクリームなので洗いきれずに肌に残ってしまっても問題ありません。
肌に残ってもいいという観点から考えると、洗顔料以外も選択肢に入ってきます。むしろ洗顔料でない方が肌にいいかもしれません。落とすことを目的としていない分、肌に優しいものが選べます。
ハンドクリームを顔につけるのに躊躇する人もいるかもしれませんが、汚れを浮かせるという目的を果たすにはこれでもそこそこいけます。
洗顔料の質としては「洗顔料」や「クレンジング」として売られている商品にはとても叶いませんが、何度も言うように酒さ様皮膚炎の肌では「落とす」事を優先においてはいけません。
クリーム洗顔ってどんな感じかなーと試すには丁度いい商品です。私は最初これから入りました。
1位
クレンジング
ランキングではありますが、2位以下を大きく離してサッフォ化粧品のクレンジングがお勧めです。
どうしてかと言うと、サッフォ化粧品のクレンジングは「洗浄力のない、汚れを浮かすだけの洗浄剤」をコンセプトとしています。クレンジングなのに「洗浄力のない」事をアピールしている珍しい商品なのですが、その珍しさが酒さ様皮膚炎に負担をかけない洗顔方法を検討している場合にはぴったりのコンセプトなのです。
この商品も「クレンジング」と名づけられていますが、実際の洗浄力はありません。商品説明にも
肌に残って良い、洗浄剤を配合しないクレンジングクリームです。
と記載されており、肌に残ることまで考えて設計された酒さ様皮膚炎とは相性抜群の洗顔です。
また、サッフォ化粧品自体のコンセプトも
――肌は育つと、美しくなる
サッポーは”肌が育つ”ケアを提案します
引用:サッフォ化粧品
というもので、まさに角質培養の考え方です。角質培養の考え方も酒さ様皮膚炎との相性抜群です。
トライアルセット
初めての方にはトライアルセットがあり、どのセットでもこのクレンジングはついてきますので、いきなり現品購入を迷われる方はトライアルセットを試してみてもいいと思います。お勧めは以下の2つ。
特にスキンケアモニターのトライアルセットはアンケートに答える事によって通常のラインが格安で買えるというもの。良くあるサンプルサイズではなく実際に販売されている現品が提供されるのもびっくりです。カウンセラーからのアドバイスも貰えるという、肌に悩みのある私たちにはとてもうれしい特典もついています。
13,440円分の化粧品がスキンケアモニターなら1,980円。アンケート回答が条件とは言え、ここまでお得なトライアルセットはあまり見たことがありません。酒さ様皮膚炎では使用アイテムが増えるとトラブルが起きやすいので全ての商品を使えるかは分かりませんが、クレンジングを単品で購入するよりお安く済みます。
アンケートが面倒だという人や洗顔料だけでいいという人は洗顔キャンペーン。石けんとクレンジングのセットですが、さらに肌が改善してきた場合に石けん洗顔をしたくなると思いますが、サッフォ化粧品の石けんなら角質培養のコンセプトのものに作られているので酒さ様皮膚炎でも使える可能性は高いです。
また、どの商品も届くのが早く「発送日の翌日~3日後に配達」とありますのですぐに試してみる事ができます。平日の15時までの注文は即日発送とあるので、3日後というのは休日を挟んだ場合のようです。
サッポー美肌塾
ちょっと話題がそれますが、とても有益な情報だと思うので紹介します。
サッフォ化粧品にも関わらず『「サッポー」は肌が育つケアを提案します』とあります。サッポーというのはサッポー美肌塾の先生で、サッフォ化粧品さんが無料で情報を提供しているスキンケア情報発信サイトです。肌が育つために必要な情報をとても丁寧に発信してくれています。このサッポー美肌塾にはニキビ治療時代から何度もお世話になっていました。
昔はA子さん、B子さん、Cおばさんというキャラクターを交えて対話形式で分かりやすく解説してくれていたのですが、いつの間にかこういったキャラクターは登場しなくなり、今はサッポー先生による解説だけが行われています。
時代の流れなのでしょうが、Cおばさん好きだったんでちょっと残念です。解説は今でもとても丁寧にして下さっていますし、角質培養の考え方をコンセプトにスキンケアの解説をしてくれています。酒さ様皮膚炎にはとても参考になる情報ばかりなので、一度のぞいてみるといいですよ。
特に脂漏性皮膚炎の読者に対するアドバイスは酒さ様皮膚炎とも共通する部分が多い上に具体的なスキンケア法のアドバイスもあり、情報量も非常に多いためとても参考になりました。この頃にはもうCおばさんは出てきません。。。。。。。
まとめ
私がクリーム洗顔をしていた期間はかなり長く、発症直後を除く炎症期から皮剥け期が治まるまでずっとクリーム洗顔をしていました。正確に期間を覚えていませんが発症2、3週間後から始め、3ヶ月目に入ってしばらくはクリーム洗顔です。クリーム洗顔もすぐに毎日取り入れたわけではなく、最初は数日に1回から始めていました。
その後は何故か何もしない方が肌が改善するためクリーム洗顔もしなくなったのですが、小康状態にもっていくまではずっとこのクリーム洗顔を行っていました。
クレンジングなどを使用するより手間はかかるのですが、クリームを肌に馴染ませるのが気持ち良くて最後の方は手間も苦になりませんでした。
全ての方にクリーム洗顔が合うとは思いませんが、理屈的にも酒さ様皮膚炎の肌に受け入れやすく、安価な商品から試してみる事ができるので負担もそれほどありません。クリーム洗顔法は炎症期の保冷剤と同じくらいお勧めできる方法ですので、ぜひ一度試してみてください。