私が酒さよう皮膚炎になってから改善の為にやったことリスト

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酒さ様皮膚炎の改善に役立ったことリスト

酒さ様皮膚炎を発症してからというもの、あまりの顔の変化にそれまでと全く同じ生活という訳にはいきませんでした。当然、外出の機会はなるべく減らそうとしますし、顔をどうにかしたくてあれこれと試します。

スキンケア商品、サプリ、体質改善、生活改善。長年通院して処方の変わる事のなかった皮膚科で漢方薬を頂いたのも変化の一つです。

酒さ様皮膚炎になってから何をして、何をしなくなったか。発症当時は辛すぎて、ただがむしゃらに良さそうなものを取り入れていただけでした。肌が小康状態になった今、何が良かったと感じているかをまとめてみます。

私個人の主観が入りますので合う人と合わない人がいるのは承知です。一患者の振り返りとして気楽に読んでください。

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もくじ

スキンケア

  • 日焼け止めの徹底
  • 洗顔の停止など角質培養的なスキンケア

日焼け止め

日焼け止めは意識して塗りました。発症直後の炎症期こそ塗れなかったので物理ガードで過ごしましたが、少し肌が改善してきてからは日焼け止めを意識して塗るように。

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高SPFやウォータープルーフなどの高機能商品ではなく、石けんで落とせるものやアルコールフリーなどの肌への優しさにこだわり、マメに塗りなおすようにしました。塗るときは日焼け止めを伸ばした手のひらを押し当てるように。なるべくこすらずに塗る事も徹底しました。

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日焼け止めは家にいる時でも塗っていますが、これは酒さ様発症前にはなかった行動です。美容意識の高い方は最初からそうなのでしょうが、私は家にいる時はあまり気にしていませんでした。

日焼け止めに関してはとても効果があったと感じており、今振り返ると酒さ様発症前ってちょっとの日差しで顔が赤くなってたんだな、と実感します。日焼け止めに限らず、紫外線防止対策には力。入れるべきだと感じました。

角質培養的スキンケア

スキンケア商品にはあまり手を出さず、水洗顔や脱保湿、肌をこすらないという角質培養的な考え方を取り入れました。洗顔に関しても保湿に関しても、徐々にステップアップさせていますが、発症直後は一切をやめ水洗顔すらあまりしないようにしました。

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結果として、この角質培養的なスキンケアは肌の改善にかなり役立っていると感じています。完全な角質培養である必要はなく、肌の改善に合わせて保湿や洗顔なども取り入れていけばいいと思うのですが、ピーリングは肌が良くなってもよっぽどの事がなければ行わないと思います。

スキンケアって楽しいので一生やめる必要はないと思いますが、酒さ様皮膚炎の症状がひどい時は「一旦お休み」くらいの気持ちで辞める勇気も必要です。

生活改善

  • 便秘記録
  • カーテン変更(紫外線対策)
  • 飲み物の常温化
  • 湯たんぽ

便秘記録

家族や仕事もあり生活リズムや食事を大幅に変える事はできなかったので、デトックスを意識しました。デトックスの90%以上は便通からだそうで、ヨーグルトや食物繊維などの便秘にいいという食品やサプリを積極的に摂るようにしました。

それと同時にカレンダーに出た日、出ない日を○、×でつけるように。○×便秘カレンダーは意外と役に立って、一目でお通じの様子が分かるのでちょっと出てないから食物繊維摂ってみようとか、ココア飲もうとかを手軽に判断できました。やって良かったと思います。

ココアは酒さの悪化因子とも言われるのですが、私は悪化もしませんでしたしお通じの助けになったので飲んでました。悪化するかどうかは人によると思うので、悪化する場合は飲まないようにしましょう。

カーテン変更

日焼け止めに続き紫外線対策です。

一部のカーテンがUVカットではなかったため、UVカットのものに変更しました。特に日中の紫外線を防ぐ意味でレースの方にこだわりました。UVカットの他にも防ダニ効果や遮像効果(外から見えにくい)、防災効果や消臭効果など様々な効果があるので選ぶのが楽しかったです。

レースじゃないほうのカーテンは昼間開けているのが普通ですから、そちらは寝室のカーテンだけUV加工にこだわればいいような気がします。

飲み物を常温に

私は基本的に冷たい飲み物が好きでお茶でも冷えたものを飲むのですが、発症直後には飲み物を常温にしました。体内の温度変化をなくそうとした結果です。真夏ではなかったので耐えられたのかもしれません。

真夏はちょっと耐えられなかったので冷たい飲み物も飲みましたが、常温の方が身体には良かったような気がしています。秋に差し掛かってきたのでまた常温化を検討中です。

湯たんぽ

元々冷え性で足の先などはひどく冷たくなるタイプなので、寝る時に湯たんぽを使用するようにしました。真夏には使っていませんが、7月頭くらいまでは足だけ温まるようにとか、お腹が冷えないようにとかで、毎日ではないにせよ使っていました。

血行を良くしすぎるのは酒さ様皮膚炎にとって良くないのですが、冷えて血行が悪くなるのも良くありません。冷える前や冷えたと感じた時にすぐ使うようにしていましたが、これも割と良かったと思っています。

そろそろ夜は肌寒くなって来たので、もう少ししたら湯たんぽ復活検討します。湯たんぽって真冬のものというイメージがありますが、湯温を調整するなどすると真夏以外は使用できます。冷え性の妊婦さんにはお勧めですよ。

酒さ、酒さ様皮膚炎改善のためのサプリ

  • ビタミン剤
  • 亜鉛
  • イソフラボン
  • 食物繊維

その他、妊娠していたため発症少し前から葉酸サプリを取り入れていました。また、ビタミンB、ビタミンCは酒さ様皮膚炎発症前から現在まで継続して飲んでいますが、サプリではなく処方薬です。

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ビタミン剤

サプリの項目で取り上げていますが、飲んでいるのは処方薬として頂いているお薬です。

  • ビタミンB2(フラビタン)
  • ビタミンB6(ピドキサール)
  • ビタミンC&パントテン酸(シナール)

の3種類。ビタミン剤は飲んだから治る、というようなものではないですが、確実に肌の維持に貢献してくれているサプリ。

飲まなくなると荒れていくので効果はあるんだと思いますが、効いてる~!という感覚はないのでイマイチ地味ではあります。

ただ、絶対に欠かせないサプリに入りますし、皮膚科で処方されるくらいですから肌に対する効果はある程度認められています。

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亜鉛サプリ

味覚障害のサプリとして有名ですが、実は肌にもいいと言われています。ニキビ治療時代にはなぜかあまり飲まなかったんですが、今回取り入れてみました。

効果はあるようなないような。後述の漢方薬の効果などははっきり感じられたのですが、亜鉛に関しては分かりません。悪くはないような気がする、と根拠がない理由で何となく継続中です。

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イソフラボンサプリ

こちらは更年期の症状にいいと言われています。どちらかというと女性向けのサプリですね。更年期の症状から来る大人ニキビにもいいと言われており、にきび治療時代にも飲んだ事があるのですが効果が実感できずにやめた記憶があります。

酒さ様発症直後から再度飲み始めたのですが、やはり効果が実感できずに1ビン飲み終わったところでリピートはなし。

イソフラボンは大豆のサプリですが、その成分が有効に働く人と働かない人がいるとか。私は効かない体質なのかもしれません。

セラミドサプリ

セラミドは肌を直接守ってくれるバリア層に深く関係しています。

肌の一番上の層、角質層というところで水分をはさみ込んで蓄え、細胞と細胞をがっちりとつなぎとめる役割をしているのがセラミド。

セラミドが不足するとつなぎ止める部分が隙間だらけになり、簡単に外部刺激を受けやすくなります。

酒さや酒さ様皮膚炎に限らず、アトピーや脂漏性皮膚炎など皮膚病患者は炎症により、このセラミドが不足していると言われています。

セラミドと言えば肌に塗る化粧品が有名ですが、内側からセラミドを補給できるサプリもあるので肌に何か塗ると悪化する酒さや、脱ステ、脱保湿中の方でも大丈夫。

私は酒さ様皮膚炎がかなり落ち着いてから取り入れてみましたが、その水分量の上がり具合に感動した覚えがあります。私と同じような、乾燥タイプの酒さや赤ら顔の方には特にお勧め。

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食物繊維

お通じ改善に。毎日ではなく便秘カレンダーで出ない日が続いた時に飲んでいます。食物繊維は便秘改善にはかなりの効果がありました。飲むとちゃんと出るし、力を入れなくてもすっと出てくれるので妊婦にはとてもありがたいです。

そのデトックス効果が酒さ様皮膚炎にどう影響したかですが、これも肌の改善に役立っていると思います。前述の○×便秘カレンダーで×の日が3日も続くと顔の赤みが増し、肌がニキビっぽくなります。他の要因が変わらないのに×が続くと肌が荒れますので、やはりデトックスは大事なんだと感じます。

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漢方薬

妊娠しているので、抗生物質をはじめほとんどの内服薬は使えません。やっと出して貰ったのが以下の漢方。

十味敗毒湯

十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)に関しては、間違いなく肌の改善に貢献してくれていると思います。発症直後の膿にはかなりの効果を感じましたし、飲むのをサボると肌の赤みが増しやすくなるので、今もそれなりの効果があるのだと思います。

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まとめ

今の肌状態はとても良く、酒さ様発症前よりも綺麗な肌になってきました。長年悩まされていたニキビもできなくなりつつあり、肌の厚みが増したため肌本来の手触りに戻ってきています。赤みはまだ残る状態ですのでさらなる改善が必要ではありますが、今の肌には手ごたえを感じています。

今の肌になってみてから感じている事ですが、酒さ様皮膚炎の発症前は自分で気付かなかっただけで肌が相当薄くなっていたんだな、と。当時とは明らかに手触りもなめらかさも違います。

10年以上何をしても治らなかったニキビができなくなってきているのがさらに嬉しい変化です。少し前の記事ではまだアゴにきびが少々出てきていましたが、今はほとんど出なくなりました。

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抗生物質を飲んで何とか抑えていたニキビですが、今は妊娠中の為一切の抗生物質を飲んでいません。また、酒さ様皮膚炎を発症していましたのでステロイドも使えません。

今までニキビを抑えるために必死に使用してきたお薬ですが、全て使用せずにこの肌になったんだという事を考えるとやはり肌本来の力を取り戻すことはとても大事な事だと感じるようになりました。

どういう過程で肌の力が取り戻せるかは人それぞれかもしれませんし、サプリや生活習慣などの細かい取り入れ方は人それぞれだと思います。自分のライフスタイルに合わせないといけませんので、まずは無理なく取り入れられそうなものから取り入れてみてください。

私の体験談がどなたかの参考になれば幸いです。

肌の水分量アップに。サプリなら塗らなくていいのと全身に効果があるのが嬉しい

ぷるきら生活

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