酒さ様皮膚炎で良く使用されている漢方薬の1つに十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)というものがあります。ニキビ薬としても有名なこの漢方ですが、酒さよう皮膚炎にも効果があるらしく酒さや酒さよう皮膚炎の漢方薬で検索すると必ずと言っていいほど名前があがります。
漢方ですので劇的な効果は期待できないというのが一般的な概念ですが、体質にぴったりと合うとかなりの効果を発揮する事もあるようです。本来漢方は症状に合わせて処方するものではありませんが、十味敗毒湯には酒さ様皮膚炎にぴったりの効果や効能が挙げられています。
私も十味敗毒湯を処方して頂いていますが、酒さ様皮膚炎を発症した直後の膿にはかなりの効果を感じました。脱ステロイド後すぐの浸出液やリンパ液、膿などが十味敗毒湯のおかげでかなり楽になっています。
今回は十味敗毒湯がどうして酒さよう皮膚炎に効くとされているのか、効果や効能についてまとめていきます。
もくじ
酒さ様皮膚炎と漢方薬
酒さ様皮膚炎と漢方薬は相性がいいです。
酒さや酒さ様皮膚炎は治療期間が長くなる事に加え、漢方医学の「瘀血(おけつ)」という考え方は血流や血液に対するアプローチ。血管の異常を抱えた酒さ様皮膚炎にはぴったりの考え方だからです。
酒さ様皮膚炎に処方される漢方薬も様々ですが、やはり皮膚疾患や炎症、ニキビに効果があるとされているものが多く処方されています。
十味敗毒湯の効果・効能
おくすり110番さんから引用。
- 【働き】
- 十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)という方剤です。皮膚の赤みやカユミを発散し、腫れや化膿をおさえます。また、そのようになりやすい体質を改善します。体力が中くらいの人に向く処方です。
- 【組成】
- 漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。十味敗毒湯の構成生薬は下記の10種類です。皮膚病の病因を発散させる“荊芥”や“防風”、排膿を助ける“桔梗”、炎症をひく“柴胡”、血行をよくする“川きゅう”などが配合されています。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院では、煎じる必要のない乾燥エキス剤を用いるのが一般的です。
- 荊芥(ケイガイ)
- 防風(ボウフウ)
- 柴胡(サイコ)
- 桔梗(キキョウ)
- 川きゅう(センキュウ)
- 茯苓(ブクリョウ)
- 甘草(カンゾウ)
- 生姜(ショウキョウ)
- 樸そく(ボクソク)
- 独活(ドッカツ)
体力が中程度の人に向くというのは、普通に日常生活を送れる人なら大丈夫です。
効き目としては酒さ様皮膚炎に効きそうな効果が並んでいます。
十味敗毒湯の効果・効能
- 皮膚の赤み
- かゆみ
- 腫れ
- 化膿
全て酒さ様皮膚炎の症状に合致しています。膿や腫れ、赤みなどから脱ステロイド直後には特に良さそうです。
「そのようになりやすい体質を改善する」という事から原因不明の慢性疾患である酒さの体質改善にも効果がありそうです。
十味敗毒湯が効くタイプ
十味敗毒湯はじんましんや湿疹、膿を持つような皮膚疾患や赤い湿疹、皮膚炎に有効とされています。
漢方薬のタイプとしては解毒作用や消炎作用が強く、体内の余分な水や毒素を排出して肌を整えます。
クラシエのサイトによりますと以下のようにあります。
「水」が滞るタイプ
「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」は、患部が湿潤型でじゅくじゅくしているときに、肌をふさいでいる余分なものを出すとともに、「水(すい)」や熱を発散させて、肌を正常にしていく処方です。
余分な「水」を排出することが得意なので、じゅくじゅくとした患部に向いています。膿というのもじゅくじゅくとした湿潤型になりますので、膿を排出するのも得意です。
「水」の滞りが「血」の滞りも呼ぶ
漢方医学の考え方として、肌の中の「水」が多すぎ一か所に留まり続けると、顔に熱がこもり肌トラブルに繋がります。
酒さや酒さ様皮膚炎の特徴的な症状に顔のほてり、熱のこもりがありますが、その症状はまさに「水」が滞っている状態。
「水」が滞り続けると体内の血流がうまくいかなくなるため、「血」も滞り始めます。
酒さは血管に異常を抱えた疾患ですから、この「血」をうまく流してあげることで改善に向かいます。血流の異常を表す「瘀血(おけつ)」という考え方と、酒さの症状はぴったり。
「血」の異常があると、栄養素が身体の隅々まで行きわたることがありません。栄養素というのは生命維持に必要な分から消費されますから、血管の異常があると肌にまで栄養がいきわたらなくなります。
それが肌トラブルの元にも繋がり、酒さのような皮膚疾患を招くとされています。
漢方で「水」や「血」を整えることは丈夫な血管を作り、毛細血管を強化するとともに血流の異常を解消する事にも繋がります。
十味敗毒湯の服用方法
お薬は服用方法が明記されているので必ずその指示に従います。一般的には一日2~3回、食前に服用します。
私は2.5gを1日3回処方されているので一日7.5gですね。量は医師によって違うと思いますが、西洋的なお医者さまだとこの7.5g/日が一つの基準になりそうです。
漢方薬は食前、または食間に服用する事が多いです。西洋薬と違って胃の吸収がいい状態で飲むほうが効果が高いそうです。食間って食事中に飲むんじゃなくて食事と食事の間に飲みます。食後2時間くらいが目安です。私は昔勘違いしてて友人に大笑いされました;。
十味敗毒湯の酒さ治療への実績
十味敗毒湯は酒さ治療に対して様々な実績を挙げているようです。
わたなべ皮フ科
わたなべ皮フ科・形成外科というお医者様のホームページに酒さへの十味敗毒湯の効果が詳細に記載されています。それによると少なくとも1000人以上の酒さ患者さんのうち90%以上に効果があったそうです。該当部分を引用します。
酒さの治療としてはテトラサイクリン系の抗生物質の内服やメトロニダゾールの内服が挙げられますが、いずれもニキビ様のぶつぶつに有効な薬剤であり、びまん性の紅班への効果は劣るとされていました。私は1995年に従来はニキビに効果があるとされてきた漢方薬、十味敗毒湯が酒さのびまん性紅班に著効を示すことを始めて報告しました(1)。現在に至るまで、少なくとも1000人以上の酒さの患者さんに処方し、90%以上の症例で投与後7日以内に、顔のびまん性紅班が著明に改善しました。
十味敗湯が酒さの紅班に非常に効くということは、残念ながら皮膚科の医師の間でも未だあまり知られていませんが、最近ライフサイエンス社が作成した皮膚科漢方10処方という小冊子では紹介されています。
十味敗毒湯はびまん性の紅班には特に効果があるという事です。対して、ミノマイシンなどの抗生物質やメトロニダゾールという酒さ治療に使われる一般的なお薬はどちらかと言うとニキビのようなブツブツに効果が出やすい、との事。
酒さよう皮膚炎患者に希望が見えそうな報告ですが、びまん性紅斑というのは何でしょう。
びまん性紅斑とは
まず、「紅斑(こうはん)」というのが赤ら顔の事ですね。血管の拡張などが原因で赤みを帯びる事を言います。
「びまん性」というのは病変がはっきりと限定できず、広範囲に広がっている事を示します。ですので、皮膚科に限らず様々な病気に対して使われます。
「びまん」という言葉が「広がりはびこる事」という意味があるようです。
つまり、びまん性紅斑というのは顔中に広がっている原因不明の赤ら顔と捉えればいいと思います。酒さの症状そのものですね。
中西皮膚科
こういった効果は、中西皮膚科の中西先生の著書にも記載されており、前述のわたなべ先生の見解と同様のものとなっています。
丘疹や膿疱の治療にはテトラサイクリン系の抗菌薬が奏効するのだが、びまん性紅斑に対する有効な治療は見つかっていなかった。筆者は1995年に十味敗毒湯が酒さのびまん性紅斑に著効を示すことを初めて報告した。この報告で使用した十味敗毒湯(10種の生薬からなる)は、ボクソクを使用しており、十味敗毒湯を考案した華岡青洲の処方ではボクソクの代わりにオウヒが使われていた。今回は酒さのびまん性紅斑に対する「オウヒを用いた十味敗毒湯」の治療効果を一過性びまん性紅斑から持続性びまん性紅斑に進行した酒さの7症例で検討した。「オウヒを用いた十味敗毒湯」内服後に酒さの持続性びまん性紅斑がほぼ消失するのに要した日数は症例ごとに4、3、3、4、7、3、11日であり、著効を示すとともに即効性であった。副作用は全例で認めなかった。
か・・改行がなくて読みにくかった・・・。分かりやすくまとめると
十味敗毒湯は赤ら顔にも効き即効性もあったが、副作用は認められなかった。
って感じです。
中西先生の著書は購入することができますが、酒さのびまん性紅斑に対する治療効果がかなり詳しく記載されています。医学用語がふんだんに記載されていて一般人には難解ですが、無料で立ち読みができますので、十味敗毒湯の酒さ様への効果が気になる方は一度覗いてみるだけでも参考になっていいと思いますよ。
![]() | 原著:酒さのびまん性紅斑に対する「オウヒを用いた十味敗毒湯」の治療効果 著作者:中西孝文 所属:中西皮膚科 特集・連載名:原著 掲載誌:PROGRESS IN MEDICINE 基礎・治療 Vol.31 No.2(2011-2) (581-586) 出版社:ライフ・サイエンス |
レシピ違いの十味敗毒湯
十味敗毒湯にはレシピ違いのものがあり、オウヒを用いたものとボクソクを用いたものが販売されています。酒さの赤ら顔に効果があるとされたのはオウヒを用いた十味敗毒湯です。
漢方薬と言えばツムラかクラシエが代表的ですが、ツムラのものはボクソク処方、クラシエのものがオウヒ処方です。
前述のお医者さまが「効果があったよー」って言ってるのはクラシエタイプのレシピという事になりますね。
この生薬が違うツムラとクラシエの十味敗毒湯ですが、大まかな効果は変わらないもののオウヒ配合か否かによって女性ホルモンへの働きが指摘されています。
十味敗毒湯の感想
冒頭の画像は私が皮膚科で処方して頂いているものですが、残念ながらツムラのものですね。最近デザインが変わったという事で2種類撮影してあります。薬剤師さんに確認したら中身は同じだとの事です。左が新デザイン、右が旧デザインです。新デザインには「ジュウミハイドクトウ」と読み方が記載されるように。漢方って読めないので地味に嬉しい変更です。
処方薬にメーカー指定は私には度胸がなくてできませんが、市販のものであればメーカーは自分で選べますので市販を購入する際にはクラシエを選んでおいた方がいいかと思います。
ツムラが悪いという訳ではありませんし、私はツムラさんの処方薬で膿には非常に効果を感じました。顔の赤みも4ヶ月程度経った現在、日によってはほとんど分からない程度にまで改善できていますし今までにないほどいい肌状態を保てています。この効果が十味敗毒湯だけのおかげとまでは思っていませんが、改善に貢献してくれたことは間違いないと思います。
飲みごこち
漢方薬って体質に合うとまずいと感じない、とどこかで聞いたことがあります。それが本当かどうかは分かりませんが、私が十味敗毒湯を飲んだときもまずいと感じませんでした。
私が頂いているのは粉薬ですので味はダイレクトに伝わってきます。
まずいんだろうなー。鼻つまんで飲もうかなー。一気に流し込んじゃえばいいかなー。
と恐る恐る飲んだら拍子抜けしたくらい、まずいとも苦いとも感じませんでした。ただ、においは独特ですし、決して美味しいとも思わないんですけどねw
昔飲んだことのある「桂枝茯苓丸加ヨクイニン」とか苦くて飲みにくいと感じたので、苦もなく飲めるこの漢方はありがたく飲ませて頂いています。
市販薬なら錠剤タイプが売られているので、そういったものの方がにおいや味を感じにくく楽に飲めると思います。
時系列で振り返る
膿にはかなりの効果を感じましたので発症直後の炎症期には特にお勧めです。元の皮膚疾患がニキビで膿とは長いお付き合いなのですが、十味敗毒湯のおかげで膿ができても小さく済みましたし引くのも早かったです。
その他に飲んでいたビタミン剤の影響も考えられますが、ビタミン剤はにきび治療時代から服用していたにも関わらず膿に対しての効果を感じたことはありませんでした。十味敗毒湯は酒さ様発症後に服用を始めています。
その後の皮むけ期間に対してのアプローチはちょっと分かりませんが、皮むけも治まって小康状態を保っている現在の赤ら顔に関して一定の効果を感じています。ちょっと飲むのをサボると顔の赤みが増すんですよね。サボらず飲んでいると赤みがちゃんと引いていってる。逆パンダ状態の目の周りですが、境目が大分薄くなってきました。
まとめ
十味敗毒湯は酒さや酒さよう皮膚炎で検索すると必ずと言っていいほど言及される漢方薬で、その分情報も豊富です。私も漢方の処方をお願いしたら真っ先に十味敗毒湯の名前が挙がりました。
もちろん十味敗毒湯以外の漢方薬も使われているのですが、レシピの違いで効果が違う、というような論文まで出てきてしまうくらい詳細な解説がされているのは十味敗毒湯くらいかと思います。
漢方薬は症状に合わせて処方するものではないため、酒さ=十味敗毒湯という風潮は漢方専門のお医者さまからは否定される傾向にはあります。じゃあ漢方専門医の立場からはどういったものがいいの?という情報になると聞き慣れない処方の薬であったり、保険の効かない高額の処方である事が一般的です。
これは漢方医学の特性から仕方のない部分ではありますし、高額の漢方薬であっても効果を挙げている例はたくさんあります。実際に西洋医学的な考えで処方された十味敗毒湯より、漢方専門医に診て頂いて処方して頂いた漢方薬の方が効果が上がるかもしれません。ただし、漢方の性質上絶対という保障はない上に、非常に高額になる可能性がある事や継続使用が理想的とされているので、止め時が分からない、いつまで高い薬代を払わなければいけないのか先が見えにくいというデメリットもあります。
西洋医学的なデータが出されている十味敗毒湯なら、とりあえず漢方薬を試してみる場合にも比較的安心ではないかと思います。ただし、いくらデータが出されているからと言っても漢方薬は体質によって合わない場合はとことん合いません。合わないと感じたら無理をせず服用を止めるようにしましょう。
また、本格的に漢方を始めたい場合にはやはり漢方専門医に診て頂くのが一番です。信頼できる漢方医がいればまずはそちらに相談してみてくださいね。
コメント
2年ほど酒さで苦しんできました。
私はティーゾーンと鼻のまわりがブツブツして真っ赤な状態でした。
いくつか評判の良い皮膚科に通い、酒さということは分かりましたが、ミノマイシンと加味逍遙散を出されるだけで、それ以上の治療は提案していただけませんでした。
ミノマイシンを続けて飲めば症状は良くなりましたが、減らしていくと悪化するという繰り返しでした。
この先も抗生物質を飲み続けなければいけないかと思うと暗い気持ちになり、何か根本的な解決策はないかと、酒さについてネットで色々調べるようになりました。
そして、こちらのブログと出会い、ろーざさんが書かれていたクラシエの十味敗毒湯を知り、藁にもすがる思いで飲み始め、現在10日ほど経ちましたが、ほとんどブツブツも赤みもなくなり、劇的に良くなりました!
女性にとって肌の悩みは大きく、鏡を見るのが嫌で、人と会うことも憂鬱な日々だったのに、ろーざさんおかげで救われました!
本当に本当にありがとうございました!!
とみぃさん、コメントありがとうございます!
酒さ治療はなかなかこれといった決定打が見つかりにくいですよねo(TヘTo)
お医者さまもさっと顔を見て、じゃあ前のお薬出しておきますねーというような診察も多く、なかなか改善に結びつかない事も多いようです。
抗生物質で良くなるのは根本的に治っているわけではないので本当の解決にはなっていませんし、飲み続けるにはとても不安ですよね。
とみぃさんの場合は十味敗毒湯が改善のきっかけになったようで、とても良かったです!
酒さの方へある程度の実績を出している漢方ですし、十味敗毒湯が体質に合うのであれば肌状態もコントロールしやすくなりますね・(*ゝ∀・*)ノ
何が効くかは人それぞれ違うかもしれませんが、改善のきっかけを掴めるかどうかというのは本当に大事なポイントですよね。
私のサイトがお役に立ったならこれほど嬉しい事はありません。
本当に嬉しい報告を頂きありがとうございました!
私も、2年ほど前から顔の赤み、かゆみ、湿疹に悩んで来ました。
皮膚科には通院していますが、中々改善しません。最近、ネットなので自分の症状などを調べるうちに、十味敗毒湯の事を知りました。試してみたいと思うのですが、現在、5月に出産したばかりで、授乳中です。使用できるか、分かれば教えて下さい。お願いします。
かりんさん、初めまして。
コメントありがとうございます!
私が十味敗毒湯を飲んでいた時は、妊娠中でした。
皮膚科の医師に処方して頂いて、産婦人科の医師の許可を取ってから飲め、と言われました。
産婦人科に聞いたところ、飲んでも大丈夫、とのことでしたのでそれから出産後まで十味敗毒湯のお世話になりました。
授乳中は桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)という別の漢方にお世話になりましたが、これは皮膚科の医師が処方してくれたものです。
私はそのような経緯で妊娠中から授乳中でも漢方薬を頂いていましたが、中には授乳中に飲まない方がいい漢方もあるかもしれません。
そういった漢方薬でしたら恐らく箱に記載があるかと思いますが、ご不安なようであれば出産した産婦人科さんに電話で問い合わせてみてもいいかと思います。
ご出産おめでとうございます!今が一番大変な時ですね。
産まれたばかりで寝る間もないと思いますし、やっとお身体も少し回復したかな、くらいの時期で辛いと思いますが、育児がんばってくださいo(-`д´- o)
何かお役に立てることがあれば、いつでも書いていって下さいね!
沢山調べた結果、値は張りますが、
十味敗毒湯にたどりつき、、ステロイドや
飲むアレルギー役も効かないので、
初めて薬局で買いました。原因不明の
かゆみ、蕁麻疹全身、顔の赤さや、さめ肌で
痒くて何をしてもダメで試しにまだ1日目です。値は張っても、この痒みの地獄から
藁にすがる気持ちで購入。
効くなら、続けたいです。
皆さんの意見、参考になりました。
効くといいな。
AYAさま
十味敗毒湯に限らず漢方は体質によって効く人と効かない人がいらっしゃいます。
酒さには十味敗毒湯と言われるくらいに相性の良い漢方ではありますが、体質や証が合わなければ効果を感じないことも考えられる、というのが漢方薬の難しいところですよね。
まだ1日目でしたらそれほど効果は感じないと思いますが、1か月程度は続けてみてから判断されると、合っていたかどうかも分かりやすいと思います。
酒さに対しての実績もある漢方ですし、ほんと、効くといいですよね!
AYAさんに少しでも良い効果が表れますように(●´人`●)
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