久しぶりにアゴが大炎症を起こしました。理由は不明ですが、脱ステのリバウンドなのか、ニキビの炎症の慣れの果てなのか。
リバウンドにしても脱ステから1年以上も経っていますし、同じようにステロイドを塗っていた他の箇所(頬とか)が炎症を起こさないのも不思議です。
ちょっとタカをくくっていたら、みるみるうちに炎症が広がってしまって、とうとう紫雲膏やら保冷材onマスクやらの出番が。脱ステ時と似たようなケアをするのは久しぶりです。
顎にこれだけ炎症を起こしても他の部分の肌は綺麗で、おでこのニキビに至ってはさっさと治って跡形もなくなりました。
不思議ではありますが、そんなこともあるんだ、という記録として書き留めておきたいと思います。
※以下に顔の皮膚に炎症を起こした画像が掲載してあります。苦手な方はご注意下さい。
※全ての画像の転載は、加工・無加工に関わらず禁止とさせて頂きます。
もくじ
アゴの炎症(1年ぶりのリバウンド?)
以前に肌状態を報告してからすぐに、アゴの炎症がどんどん進行していきました。なぜか顎だけ。
一番ひどい状態の写真を取りそびれてしまったのですが、炎症を起こしてい
るアゴの状態はこの画像のような感じ。正面からだと赤いだけで炎症具合が分かりにくかったので、少し斜めからの写真です。
この炎症を起こして赤くなっている部分が、顎の一面に広がってしまいました。
シンプルスキンケアどころか、何もしないスキンケアにまでグレードダウンしてもダメ。刺激を与えないようにしていても、顎だけはどんどん炎症がひどくなっていきます。
不思議なのはおでこのニキビはすっかり良くなって、頬や口周りには炎症が広がらないこと。
炎症が広がってひどくなっているのはアゴのところ、それも口の下のエリアだけなのです。
アゴの炎症(リバウンド?)の経緯
元々顔の中でも顎だけ治りも遅くて赤みもひどく、ニキビなのか何なのか分からないブツブツがたくさんできていました。私の肌状態は酒さ様皮膚炎から酒さに移行してしまっているようですので、酒さざ瘡(ざそう)かと思っていたのです。
ひとつ良くなったと思ったら次のブツブツが出てきて、治る前に新しいのができるので、結局あご一面ブツブツだらけ。
生理前にさらに悪化して、良くなったころにまた生理が来るの繰り返しで、なかなか改善しませんでした。
そのあごが、最近は皮剥けまでするように。
ブツブツだったところを中心に皮が剥けてきて、気がつけばアゴ一面に細かい皮むけと炎症、ブツブツが。
最近メイクにも挑戦していますが、顎だけはどうしてもうまく乗らないのであえて顎だけノーメイクで過ごしてみたり。BBクリームとかリキッドファンデなら少し隠せそうですが、怖いので塗りませんでした。
そうこうしているうちに、ブツブツの炎症が広がって隣の炎症とつながり。
気がついたら、何という事でしょう!、アゴ一面に炎症が広がって熱を持つように(涙)。
脱ステ時のような独特のほてり感やかゆみが襲ってくるようになりました。
脱ステ時よりもマシだしあまり膿まない
1年前の脱ステ時は細かいリバウンドを何度も経験しましたが、これほど時間が経ってからリバウンドのようなものが来るのは初めてです。
それでも当時よりもマシなのは、炎症も皮むけもかゆみも、全てが以前よりも軽度ということ。
アゴに白い部分がなくなるくらいに炎症を起こしている事は間違いないんですが、やっぱり脱ステ時のような猛烈さはありません。
これなら引くのも早いのかもしれない、と冷静に見ている自分と、これが広がっちゃったらどうしよう、とおたおたしている自分がいます。
そして脱ステ時と一番違うのは、あまり膿まないことと浸出液が出ないこと。
あまり膿まないと言っても当時と比べてなので、ブツブツの先端に膿のような黄色いものがプツッとあったりはします。でも、その膿が広がったり、さらに浸出液が出てきたり、ということはありません。
膿んだら漢方薬を十味敗毒湯に戻そうかと考えていたのですが、その必要はなさそうでした。
炎症の兆候はしつこい皮むけ
こうして振り返ってみると、炎症の兆候はあのしつこい皮むけだったんだと思います。
日に焼けたわけでも肌が痛むような事をした訳でもないのに、何故かめくれてくる皮。今まで、ブツブツはできても皮むけまで始めることはありませんでした。
それが今回はやけにしつこく皮が剥けてきていて。
脱ステ時のようなうろこ状だったりコーンフレーク状だったりはしないんですが、とにかくブツブツのひどくなったところの皮むけが目立っていたように思います。
その皮剥けの対処をどうしたものか、肌も痛んでるから何もしないくらいの方がいいな、と考えていたところの一大炎症。
スキンケア的に保湿が正解だったのか、脱保湿が正解だったのかは分かりませんが、しつこい皮むけが炎症の兆候だったというのは今後覚えておきたいポイントです。
アゴが炎症した理由を考えてみる
最後に、今回アゴがリバウンドのように炎症を起こした理由を考えてみます。
一番考えられるのは、生理前で肌の調子が悪いところに、皮剥けの兆候を見逃して適切なケアをしてあげなかったこと。
それ以外は、夏の紫外線と汗やほてりで悪化しやすい環境が整っていることでしょうか。酒さって夏に悪化する人も多いと言いますし。
頬の状態が良くなってきているのをいい事に、あまり状態の良くないアゴに気を配らなかったのも良くなかったと思います。
基本的に頬へのスキンケアをアゴにも適用していたのですが、そうではなく一番状態の悪い部分へのケアを基本にしていくべきでしたね。
リバウンド時のケア方法のご紹介
お薬は紫雲膏(しうんこう)
今回のリバウンドでお世話になったアイテムが紫雲膏(しうんこう)。薬箱から引っ張り出して使いました。
久しぶりということもあり、最初は臭いに「うっっ・・」と。
色移り対策も必須なのでマスクをしましたが、マスクも長時間すると今度は蒸れて悪化するのでバランスが難しい。それでも少しうれしかったのは、頬の状態はいいので、以前は使えなかった小さめのマスクでも使えるようになりました。
紫雲膏には、炎症を抑える効果と肌の再生を助ける効果があります。
私は脱ステ時に紫雲膏の効果を実感していたこともあり、他の薬を買わずに紫雲膏を引っ張り出したわけなのですが。
久しぶりに使ってみたらやっぱり効果が感じられ、2日ほどで肌の白い部分が現れるように。先ほどの画像は、紫雲膏で白い肌が現れてきたくらいの頃。一番ひどい時は白い部分がないくらいに炎症していました。
炎症のひどい部分は赤いままなので、白い部分と赤い部分が混ざってまだらですが、とても早く回復しています。
ひょっとしたら皮剥けの兆候があった時にさっさと塗り始めていれば、ここまで炎症がひどくならなかったかもしれません。
すっかり存在を忘れてましたから、思いつきもしませんでしたが・・・・。クセが強い軟膏なんで、思い出しても塗りたくなかったかもw
最初のうちは少し多く塗って保護剤代わりに、段々薄くしていって保湿剤代わりに。経過が良くなるにつれて塗る量も減らしています。
スキンケアは何もしない
スキンケアはシンプルどころか何もしないスキンケア、つまり脱保湿気味に。
紫雲膏を塗るとそれだけで保湿のような効果はあるので、その他のスキンケアは一切していません。
ただ、それでは今度はおでことアゴが乾燥で悪化するので、アゴ以外にはいつものスキンケアを。
注意したことと言えば、頬に塗るものがアゴにまでつかないよう、頬に塗る範囲を狭くしたことくらいです。これが意外と難しかった。
おでこは経過が順調ですし、保湿とスキンケアでニキビが良くなってきているのでしっかりと。塗っても顎まで広がりませんし。
つまりアゴ以外は普通のスキンケア、あごは紫雲膏、という形で乗り切っています。
次の課題は、紫雲膏から普通の状態に戻すときの切り替えどきをきちんと見極めること。
紫雲膏から馬油に移行するか、紫雲膏からそのまま脱保湿orシンプルスキンケアに移行するかで悩んでいます。
寝る前やかゆい時のクールダウン
炎症があまりにもひどすぎて、熱はもつし痒いしでツライので、寝る前には保冷剤で冷やしています。
アゴに保冷材を乗せておくのに、マスクがストッパーになって丁度いい感じ。保冷材onマスク。
冷やしすぎも良くないので15分くらいで止めますが、冷やしているとかゆみも治まるのでかかずに済みます。
寝る前以外にもかゆいと思ったら適宜保冷材を。なるべくかかないように注意します。
紫雲膏でアゴがべたべたなのであまりスプレーはしませんが、必要と思った時にはスプレー状のお水をシュッシュ。これもやり過ぎないように注意します。
私は今ドクターウィラードウォーターを使っていますが、アベンヌウォーターやターマルウォーターなど、保湿力のないミスト状化粧水でも同じだと思います。
ローズウォーターやフローラルウォーターなどのハーブ系ウォーターが合う方はそちらでも。とにかく鎮静用に使えるただのお水です。
まとめ
肌状態が落ち着いてきても、今回のように思いっきり炎症を起こすこともあるものなのですね。
一般的にはリバウンドと呼ばれる現象なのだとは思います。
それでも1年以上も経ってリバウンドが起こるものなのか、また、ステロイドを塗っていた他の部分にリバウンドが起きないのは何故なのか、色々な疑問は尽きません。
脱ステを経験した方の体験談を拝見すると、年数が経っていてもリバウンドのように急激に悪化してしまうことはあるようで。
こういう経験をすると、ステロイドを塗っていたところの肌が弱っているのは実感しますね。
これが以前に塗っていたステロイドの影響なのか、それとも酒さ症状の悪化なのか、はたまた両方の要因か。
ステロイドで弱っているところの肌は少しのことで炎症を起こしやすい、という事なのでしょうか。特にあごは顔の中でも皮膚が薄い部位ですから、悪化はしやすいかもしれません。
スキンケアや体質改善などで頬にはある程度の成果が出ているのですが、顎はまだまだついてこないんですね。
当面の目標はアゴの炎症は少しでも早く鎮めて、その他の部位は悪化させないこと。
いつ顔中に炎症が広がるかとビクビクしていましたが、そこまでにはならなそうなので気楽に構えつつも慎重にケアしていきたいと思います。
追記:リバウンドの炎症が落ち着くまでの経過をまとめました。
コメント
おはようございます。顎、大丈夫ですか?かゆそうですね。
わたしは、梅雨の皮脂のじゅわじゅわ状態はぬけだしました。いまは、化粧水しかぬっていません。皮脂が少なくなったぶん、やっぱり乾燥がきになって。昨日久しぶりに保湿剤のクリームをぬったら、熱がこもる感じがして、ダメでした。
我慢できないくらいの、乾燥じゃないから、化粧水だけでいいのかなと、我慢しています。
九月から、子供の幼稚園の送り迎えが始まるんですが、化粧しなきゃいけないなーと思うと憂鬱になります。紫外線もこわいし。
いまは、病院以外は、なるべく外出せず、すっぴんですごせてますが、九月からは、そうはいきません。
なるべく、軽い化粧をしたいなーと思うんですが、コンシーラーで、赤みをぼかすだけのメークっておかしいですかね?
Bbクリームや、リキッドファンデなんて、私には、刺激が強すぎて。
ちなみにローザさんは、どんなメーカーの化粧品を使ってますか?参考にさせてください
みゅうみゅうさん、こんにちは!
アゴかゆいですー>< 今日熱いんで、汗でまた少し悪化しそうです(涙)
クリーム使いにくいですよね。私も最近あまり使えなくて、オイルはどうだろう、とか色々考えてます。
熱がこもっちゃうなら、使わない方がいいですよね。
9月から幼稚園始まるんですよね~。。。いやだなー。私も自転車デーが増えると思うと憂鬱です。
夏休みでずっといるのも困るんですけど、幼稚園始まったらそれはそれで苦労がありますよねw
赤みぼかすメイク、おかしくないと思いますよ!
私もアゴのところ塗らないですが、頬やおでこのキメが整うだけでぱっと見の印象が全然違います。
まあ・・・よく見るとアゴの赤い人なんですが・・・。 誰もそこまで見ない、と自分に言い聞かせていますw
BBとかリキッド、私も使ってみたいんですけど、ちょっと怖いですよね。
前にツイッターで教えてもらったラロッシュポゼのBBクリーム
か、軽く色づくタイプの日焼け止めが気になってます。
今はニキビ治療時代にお世話になってたオルビスさんのファンデを使ってます。
ニキビ用のパウダーファンデです。
お粉もオルビスさんのがあるんですけど、もう1年以上経ってるから買い換えた方が良い気がして、つける勇気が出ないんです。
ミネラルファンデを買おうと思って候補を絞ったはいいけど、それ以上絞り切れなくてw
ファンデって洗顔方法にも左右されますから、選び方難しいですよねー( ̄~ ̄;)
私も、酒さになるまえは、ミネラルファンデをつかっていました。ヴァントルテとレイチェルワインを使ったことあります。
ヴァントルテはパフを使って、レイチェルはブラシでぬりますね。
ヴァントルテはシルクが入ってるから、シルクに反応してしまう人もいるようですね。
いまは、エトヴォスの、色がついてるリキッドとコンシーラーを持っています。
コンシーラーのほうが肌に負担がなさそうなので、今度、コンシーラーだけで、赤みをぼかすメイクやってみます。
それにしても暑いですね。わたしは、全然汗が出ない体質で、熱が中にこもる体質なんで、大変です。
わー!ミネラルファンデの情報ありがとうございます!
ミネラルの悩みポイントにブラシというのもあるんですよねー。ブラシって今の肌だと使いこなせない気がして。
シルクに反応する方もいるんですね。シルクは割と大丈夫だと思っていました。
ほんとに人それぞれですし、反応するものも多くて合うものが見つけにくいですよね(T-T )( T-T)
エトヴォスさんのリキッドとコンシーラーもなかなか良さそう・(*ゝ∀・*)ノ
私も試行錯誤中ですが、みゅうみゅうさんのメイクもうまくいくことを祈ってます!
みゅうみゅうさん、汗が出ない体質なんですね。
汗って出たら出たで悪化要素になるんですけど、熱がこもっちゃうとなると少しは出てくれないと困りますよね。
私は汗で悪化するので出ない方がいいのかと思ってたんですが、なるほど、そういう弊害もあるんですね。とても参考になります!
あっちが良くてもこっちがダメって感じでうまくいかないですね~;
どうにか夏を乗り切りたいですねo(-`д´- o)