以前から手作り化粧水のレシピ見直しと、ノンケミ軟膏の手作りに挑戦しようとエッセンシャルオイルを探しておりました。
買おうと思っていたのは初心者向けのラベンダーとティーツリー。この2つは初心者にも扱いやすくて皮膚炎にも良いので、とりあえず持っておくと便利な初心者向けセットです。
買おう買おうと思いながら、どこのブランドのがいいか見比べたりしてると結局買ってない・・・って事ありませんか?
私はしょっちゅうなんですが、今回は『GAIA』(ガイア)さんという精油メーカーが20%オフセールをやっていたのを見かけて、もうそれでいいや、と購入。
アマゾンの「定期おトク便初回注文」で20%オフ、さらに「定期おトク便」で15%オフ。
合わせて35%オフで買えたのが決め手。
Amazonプライム会員ではなかったり、その月の定期便が3点以下ならば定期おトク便は10%オフの30%引きになります。
それに以前から気になっていたマカダミアナッツオイルを加えて、とりあえず3点購入しました。35%オフだからもっと買ってしまえという欲望が深く、3点で抑えるのが大変でした・・・。
GAIAさんはエッセンシャルオイルやキャリアオイルで有名なメーカーで、初心者でも手を出しやすい価格帯のオイルを販売しています。オイル美容に興味のある方はセールのうちにぜひ~。
もくじ
ラベンダー
シソ科の植物、ラベンダー。エッセンシャルオイルの入門として幅広く愛されています。
ラベンダーの香りは一般的ですから馴染み深い香りでもありますね。
多くの効能がある事で知られていますが、緊張をほぐすためリラックス効果があるとされ安眠や精神安定に使われます。
また、炎症を抑える効果があり、火傷の治癒にも使われたりするほど。肌の再生効果があり、皮膚炎の改善が見込めます。
エッセンシャルオイルの中では例外的に肌に直接塗ってもいいとされています。初心者向けと言われる所以でもありますね。
抗炎症作用の他に抗菌作用や抗真菌作用もあるので、ラベンダーを直接ニキビにつける人も。私もちょっと挑戦してみたい。
GAIAのラベンダー・トゥルーは名前からして真正ラベンダーを使用していそうですね。水蒸気蒸留法で抽出したエッセンシャルオイルで、窒素充填式のボトリングのため酸化に強いボトリングになっています。
今回は5mlのものを35%オフの632円で購入。どのくらい使うか分からないので最初は少量で十分です。
ティーツリー
フトモモ科の植物ティーツリー。オーストラリア原産で現地では薬用として幅広く利用されています。
こちらも初心者向けなエッセンシャルオイル。ラベンダーと同様、例外的に肌へ直接乗せることができます。
ラベンダーは花ですが、ティーツリーは樹木の葉から抽出したもの。
抗菌作用や抗真菌作用が強く、細菌性や真菌性の皮膚炎には効果的です。また、創傷治癒作用や、軽い抗炎症作用もありるため、ラベンダーと並び皮膚炎の改善に向く精油です。
また、強力な抗菌作用がありますので口内の除菌にも向いており、口内炎の予防や歯肉炎の予防にも。
真菌性の皮膚炎に効くことから、水虫の治療に用いられることもあります。
GAIAのティーツリーは「ティートリー」と呼ばれていますがティーツリーと同じものです。日本アロマ環境協会表示基準適合認定精油。
こちらも5mlのものを35%オフの702円で購入。
マカダミアナッツオイルとは
ヤマモガシ科の植物マカダミアナッツの実から抽出されるオイル。
前述の2つとは違い、キャリアオイルなので肌に直接塗って使うことができます。オリーブオイルとかココナッツオイルのようなものですね。
油脂としての酸化安定度も高く、長期保存にも向きます。
但し、ナッツアレルギーのある方は使わないようにしましょう。
パルミトレイン酸でアンチエイジング
マカダミアナッツオイルの特徴は、何といっても『パルミトレイン酸』という脂肪酸が豊富だということ。
成人してから年々減少していくと言われているパルミトレイン酸。そのためアンチエイジング効果が期待されており、シワやたるみの改善や血糖値の低下などが期待できます。
このパルミトレイン酸を含むのはマカダミアナッツオイルとアボカドオイルだけですのでとても貴重な脂肪酸です。含有量はマカダミアナッツオイルの方がはるかに高く、アボカドオイルの数%に対し、マカダミアナッツオイルは20%前後。
パルミトレイン酸=マカダミアナッツオイルというくらい、マカダミアナッツオイルにはパルミトレイン酸が豊富です。
バニシングオイルと呼ばれるほどの皮膚浸透力
また、マカダミアナッツオイルは『バニシングオイル』とも呼ばれるほど浸透力が高く、肌に乗せると消えるようになくなってしまうと言われています。
そのため単品での浸透性はもちろん、使用している化粧品の浸透を助け肌への相乗効果が期待できます。
浸透力が高いため肌の柔軟作用も高く、肌を柔らかくして滑らかにしてくれる作用もあります。
GAIAのマカダミアナッツオイル
GAIAのマカダミアナッツオイルは天然成分100%。国内精製で化粧品グレードの植物オイルなので安心して肌に乗せることができます。窒素ガス充填式のボトリングはキャリアオイルにも使用されています。
50mlのものを35%オフの912円で購入。1,400円くらいするのが1,000円以下になるのが嬉しい。
エッセンシャルオイル2種、酒さへの使いどころ
今回購入したオイルでは『ラベンダー』と『ティーツリー』がエッセンシャルオイル、いわゆる精油にあたります。
精油は高濃度に抽出した植物や果物の芳香物質です。一般的に肌に直接塗ってはいけないと言われていて、使うには希釈用のオイル(キャリアオイル)が必要になります。希釈オイルが3つ目に購入したマカダミアナッツオイルですね。
今回のラベンダーとティーツリーに関しては例外的に肌に塗ってもいいとされていますが、酒さのような敏感肌にはお勧めできません。
これを酒さや酒さ様皮膚炎のケアにどう使っていくか、というのは以下のように考えております。
- 手作り化粧水
- ノンケミ軟膏(かゆみどめ)
- 手作り歯磨き粉
手作り化粧水にプラス
炎症を起こすと普段の化粧水が使えなくなって、手作り化粧水一本になります。
脱ステ中や脱プロ中の方も、シンプルな化粧水がやっと使えるかも、という辺りがせいぜいで高機能な化粧水は使えないことと思います。
そんな手作り化粧水にプラスできるのがこのエッセンシャルオイル。
植物エキスを高濃度に抽出してあるので、そのオイルの持つ抗炎症作用や抗酸化作用などをプラスする事ができます。上手くいくとノンケミで抗炎症作用のある化粧水を作ることができます。
一方で、肌に合わなかった場合や濃度の調整が上手くできなかった場合などには肌刺激にもなってしまうという点がデメリット。
オーガニックコスメで肌荒れするのはこのため。植物エキスがたくさん入るほど効果も高くなりますが、肌に合わない可能性が高くなっていきます。
ラベンダーもティーツリーも皮膚病改善に有効な精油ですから、手作り化粧水に足してみたいところ。ラベンダーは抗炎症作用や皮膚の再生、鎮痛作用などに優れ、ティーツリーは抗菌作用や感染症予防に優れます。
かゆみどめに
今回のリバウンドで炎症を起こした肌に市販のかゆみ止めを塗ってはいけない、と学びました。塗るなら少し落ち着いてからですね。
でも、少し落ち着いたら痒くなくなるじゃないですか!
いや、落ち着いたって多少は痒いんですけど、一番かゆい時塗りたいのに「炎症が治まるまで我慢しましょう^^」じゃないし!
という動機で、手作りのかゆみ止めを模索したい所存。
手持ちのハッカ油でかゆみ止めになるのは知ってるんですが、顔に塗りたいのでハッカ油だとちょっと刺激があります。
ハッカ油はペパーミントなので、すーーっとするんですね。鼻や目の近くに塗るとツンとした刺激になってしまいますので、顔にはお勧めできません。
制汗スプレーとして低濃度に希釈したものはとても気持ちいいですが、それだとかゆみ止めに必要な濃度には足りません。ハッカ油はボディの虫刺され対策や、虫よけにもなる上に安価なのでお勧めです。
手作り歯磨き粉
安価な歯磨き粉には強めの合成界面活性剤が入っていて、それが肌荒れを促進することがあります。
歯磨き後に顔の赤みが増したり、肌の敏感さが増したりする方は歯磨き粉を疑ってみても良いと思います。
そういった場合には石けん歯磨きや手作り歯磨き粉で対処していきたいところですが、私は元々歯磨き粉ってあまり使わないのでどうせなら手作りしたいところ。
それこそハッカ油でいけるんですが、ミントだけだとつまらないので抗菌作用のあるティーツリーも足したらどうかな、という動機です。
その他アロマにももちろん
その他アロマテラピーにももちろん使えます。
マッサージ用のオイルに入れたり、ルームフレグランスにしたり、お手洗いや玄関でふわっと匂い立たせたり。
慣れてきたらマッサージオイルに入れてもいいですね。
あらゆる使い方ができますが、酒さや赤ら顔と関係なくなってくるのでこの話は控えますね。エッセンシャルオイルはノンケミ派や敏感肌に悩む方にはおススメです。
エッセンシャルオイル(精油)を使う際の注意
精油の中にはローズマリーなどのように妊婦さんに勧められないものもありますので、妊娠中の方は要注意。
小さなお子さんも、あまり香りを強くするのはお勧めできません。うちは8か月になるベビーがいますので、アロマを炊くという事はしない予定。炊いてしまうと一晩中アロマが香ることになりますから赤ちゃんいると少し避けたいですね。
ルームフレグランスなどには使うつもりですが、小さい子供に塗るローションなどに入れる予定もありません。長女は思春期ニキビがちらほらあるので、一緒に試してみようかな。
また、猫はアロマを分解する能力が低いと言われております。にゃんちゃんを飼っている場合は十分に注意して、調合は別の部屋で行うなどの工夫をしてあげて下さい。
マカダミアナッツオイルの使いどころ
マカダミアナッツ油はキャリアオイルなので、肌に乗せて保湿代わりにする事もできますし、前述のエッセンシャルオイルを希釈するのにも使えます。
私は今回フタ代わりの保湿として挑戦してみる予定。手作り化粧水の〆にどうかな、と考えております。
リンパマッサージなどにも興味があります。顔へのマッサージはできないので、首筋や足周りなどがいいですね。
血液をきれいに流すことでデトックスになって酒さの血流改善にも役立ちますし、下半身と上半身の熱バランスも取れるようになれば冷えのぼせの症状も改善されます。
冷え性は改善されてきているとは言え、まだ一冬越してませんので秋冬にどうなるか不安もあります。
また、冷え性が改善されて手足がポカポカしているのはありがたいのですが、今度はポカポカしすぎて逆に気持ち悪いという結果になっております。手は冷えなくなって丁度いいのですが、足裏が問題で、熱が篭っているようですぐにだるくなって辛くなります。
うまくいかないもんですね・・・。
マッサージで少し血液を流したら酒さの肌にも良さそうですので、足裏マッサージに使いたいです。
まとめ
今回のお買い物でノンケミ化粧水やノンケミ軟膏の選択肢が増えたので、これから少しずつ試していきたいと思います。
エッセンシャルオイル入門としてもラベンダーとティーツリーは妥当なところ。
エッセンシャルオイルの方は主に自作用になってしまいますが、マカダミアナッツ油はすぐに試せますね。
肌が敏感に傾いている時や酒さで炎症を起こしている時にはノンケミのものが安心して使えますので、その中の一つに加えられたらいいな、と思います。