酒さに処方して貰える内服薬といえば、ミノマイシンやビブラマイシンといった抗生物質です。
この抗生物質、副作用がありますので長く続けることはできませんが、効く人にはものすごく効きます。
私もミノマイシンはとても良く効き、飲まずに治療しているのと飲んで治療しているのでは雲泥の差があります。
現在通院中の皮膚科でミノマイシンを長期服用中のため肌の状態はとても良いのですが、長期服用や飲まなくなってからの再発に対する不安もあります。
今回は酒さに対する抗生物質の効き方や処方事情、長期服用に関しての懸念や不安点などもまとめてみたいと思います。
※今までの経過や治療の経緯などは「治療記録」カテゴリにまとめてあります。
※以下に顔の皮膚に炎症を起こした画像が掲載してあります。苦手な方はご注意下さい。
※全ての画像の転載は、加工・無加工に関わらず禁止とさせて頂きます。
もくじ
酒さに対する抗生物質の効き目
まずは前提条件として、酒さに対する抗生物質の効き目をおさらいしておきます。
酒さに対して良く処方されるのは「ミノマイシン」や「ビブラマイシン」といったテトラサイクリン系の抗生物質です。
酒さは4つのサブタイプに分類されますが、抗生物質が良く効くのは2型酒さに見られる酒さ性ざ瘡や丘疹、膿疱です。
つまり、抗生物質が良く効くのは酒さのブツブツに対して。
ミノマイシンやビブラマイシンはニキビにも処方されるお薬ですから、ブツブツに対する改善効果は高いです。
一方、毛細血管の拡張や皮膚の薄さによって顔が赤くなるタイプの酒さ(1型酒さ)にはあまり効果がありません。
人によって酒さの発症タイプや体質が違うことから、同じ抗生物質でも酒さに効く人と効かない人が出てきます。
ミノマイシン服用後2か月の酒さ状態
ミノマイシンが私の酒さにどのくらい効くかを画像で比較してみました。
ミノマイシンを飲む前は酒さのブツブツと赤みが目立ちますが、ミノマイシンを飲んで2か月目の現在つるつるすべすべ。ブツブツどころか小さいプツプツも出てこず、肌の表面は滑らかです。
顔の赤みに関しても、ブツブツがなくなって炎症しなくなった分、かなり目立たなくなっています。
ミノマイシンは顔の赤み(紅班、潮紅、毛細血管拡張)には効果が薄いと言われてはいますが、炎症が原因の赤みへの効果は抜群。
ミノマイシンが2型酒さ(ブツブツタイプ)に良く効くのも、抗炎症作用が強いからと考えられています。
それを示すように、ブツブツが消えた分の赤みはなくなって全体的な赤みは減っていますが、ほてった時や紅潮した時に頬が真っ赤になるのは変わっていません。
そういった時は目の下に酒さ特有のくっきりとした赤い線ができ、いわゆる「逆パンダ」状態になります。これはミノマイシンを飲んでいても変わらないところ。
今はミノマイシンでブツブツが抑えられ肌表面もきれいな状態なので、なおさら運動後の紅潮や日焼け後の赤みが怖いです。
現在のミノマイシン服用事情
現在はミノマイシンを毎日飲んで2か月目。
1日1回100mgを朝に飲むようにと処方されています。
わたしの場合、恐らく1日50mgでも効果は出るのですが、今回の医師の処方は100mgを朝1回でした。
1週間もするとブツブツが消えていき、1か月を過ぎたころにはお肌もツルツルすべすべに。
その後の変化はそれほどないものの、少々肌を乱暴に扱ってもビクともしない状態は抗生物質を飲んでいる時ならではです。
ミノマイシンのおかげで送れる日常と酒さの狭間
たかがブツブツ、されどブツブツ。
何をしてもブツブツもプツプツも出てこず、皮むけするような肌状態にならないというのは本当に楽です。
朝一で鏡をチェックして1日の気分が決まることもありませんし、洗顔ひとつするにもビクビクしながら行う必要がありません。
メイクやスキンケアも楽しめますし、肌がキレイというだけでどれだけ日常生活が楽に進むかを思い知らされます。普通の肌の人ってこういう生活ができるんだな、と実感してしまいます。
ただ、これはミノマイシンを飲んでいる間だけ。
やっぱり酒さ症状のひどい目の下の線はぼんわりとありますし、日焼けや運動でほてったりすると異常に赤くなったり、酒さであることは避けられません。
ミノマイシンによる副作用
テトラサイクリン系の抗生物質には、副作用があります。
- 歯の変色
- 胃腸障害
- めまい
- 吐き気、食欲不振
- 光線過敏症
- ビタミンK欠乏症
- 皮膚や爪、粘膜の色素沈着
- 肝機能障害
副作用の感じ方による個人差
かなり多くの酒さ患者さんがこの副作用を経験しています。特にめまいと吐き気に関してはかなり多くの方からお聞きします。
めまいや吐き気にしてもちょっと強い副作用のため、人によっては酒さのブツブツに効いたとしても飲み続けられないことも。
一方で歯の変色や皮膚の色素沈着、肝機能障害に関しては長期間服用しなければ起きませんので、きちんと医師の指導の元で飲んでいる場合は比較的安心です。
わたしの副作用の感じ方
私自身は皮膚疾患歴が長いのでかなりの回数ミノマイシンを飲んでいますが、50mgだと全く副作用を感じず、100mgだと多少の胃のむかつきとごく軽度のめまいに襲われます。
胃のむかつきに関しては、胃薬も処方して頂いたのでそれも飲めば少しマシになります。
ただ、今回長期間服用してみますと、1週間を過ぎたころから副作用の感じ方も軽くなり、1か月を過ぎた頃には滅多に感じなくなりました。
体験談でも似たような経験をお持ちの方も多く、副作用に対しても身体が慣れてくるのかもしれませんね。
ミノマイシンはいつまで飲むのか
今回の皮膚科では特に説明もなくミノマイシンを処方されますので、いつまで飲むのか聞いてみました。
3か月というのはひとつの区切りとして良く聞く期間。皮膚科を変えましたので、まずは標準的な治療をしてみよう、との判断だと思います。
酒さ、酒さ様皮膚炎に対する一般的な処方期間
抗生物質に関しては「長期服用をすべきでない」との見解が一般的です。
この「長期」はどの程度を言うのかが曖昧ではありますが、酒さに限らず酒さ様皮膚炎の治療も含めて拝見していると3か月程度を目安に区切りをつけるようです。
多くの酒さ、酒さ様皮膚炎の患者さんが1~3か月程度は抗生物質を処方されています。つまり、この程度の処方期間であればそれほど心配になる必要はない、ということ。
医師によって違う処方期間
ただ、この服用期間にも医師個人の考え方が反映されるようです。
私の以前の医師は、どんなにひどい腫れ方とブツブツでも1か月のうち2週間分しか処方しませんでしたし、それも2か月続くと絶対に次は処方してくれませんでした。
お岩状態で受診に行ったら、「もう何回も抗生物質出してるから今回は何もできない」と言われて絶望した覚えがあります。
そうかと思えば「半年間に渡って処方されていた」や「1年間に渡って処方されていた」なんて話も聞いたことがあります。
ミノマイシンの長期服用中にできること
私の経験上、抗生物質を飲まなくなると1か月程度で肌が荒れて元の酒さ状態に戻ります。なので長期服用(3か月)をしたとしても同じことではないか、とも思います。
ただ、私に取って肌がずっときれいな状態というのは珍しいことで、これが3か月続くとなると肌バリアを戻すための絶好の機会とも言えます。
酒さの体験談なんかでも
という話も良く聞きます。
これは、抗生物質で炎症が抑えられているうちに強い肌を作ることができ、少々の酒さに負けない肌を作ることができたということですね。
酒さがひどくなる悪循環の仕組み
常時炎症を起こしている肌は肌のバリア機能も低下して刺激に負けやすいですから、少しの刺激でまた炎症を起こすという悪循環を生みます。
炎症を起こせば正常な肌の生まれ変わりができず、角質層もボロボロなままでターンオーバーを迎えますから、肌はいつまでたっても弱いまま。
酒さは慢性的に炎症を起こしている肌ですから、こういった悪循環に陥りやすいのです。
抗生物質の役目と長期服用中にやるべきこと
対処療法でしかないと言われている抗生物質ですが、本来の使いどころはこういう悪循環から抜けさせること。
肌バリアを戻して強い肌を作ることができれば、少々の炎症には負けなくなります。
少しの炎症を堪えることができれば、次に生まれ変わる肌も強い肌、きめ細かい肌が生まれてきますからどんどん炎症に負けない肌を作り出すことができます。
抗生物質は、飲んでいるだけで肌がキレイなうちに、バリア機能を戻して強い肌を作るのが役目です。
「飲んでいるだけで肌がキレイ」の部分を抗生物質がやってくれますので、「バリア機能を戻して強い肌を作る」の部分は自分でも実践しておきたいところ。
何もしなくてもキレイでいられるからと言って普通の肌の人と同じような生活に戻してしまうと、抗生物質が無くなった後も元に戻りやすいです。
再発する場合にはどうしたらいいか
抗生物質を上手く使って良い循環に入ることができればそれに越したことはありませんが、酒さには個人差があります。
一度良い循環に入っても、しばらくすると元に戻ってしまう方も多くいらっしゃるでしょう。
そういった場合にもう一度抗生物質に頼るかどうかは、良く考える必要があります。
再発したとしても以前よりも軽度になったのであれば、ある程度の期間を置いてからまた飲んでみるという選択肢もあります。
以前と変わらない状態まで戻ってしまうにしても、戻るまでに半年以上の年月がかかるのであれば、ペースを考えながら飲めるかもしれません。
そうではなくすぐに同じ状態まで戻ってしまうのであれば、抗生物質に頼りすぎるのは長期服用後の副作用まで出てくるので危険です。
どんな場合でも再発の程度や再発までの期間と、抗生物質の服用期間を照らし合わせて、飲むべき時には医師と良く相談しながら治療を進めていきましょう。
酒さ治療において、標準治療の医師に頼るべき一番のポイントは、薬を使いながら再発をコントロールしたい時などです。
再発前提でも飲むべき時もある
また、私の場合は母の葬儀が重なったので、あえて飲んだ、という側面があります。
葬儀に限らず就職活動中や結婚式など、人生における重大な時期であれば、普段は再発を繰り返すだけの抗生物質ですら頼る価値は十分にあります。
これはステロイドにも言えることで、酒さにステロイドは厳禁というのがセオリーながら、頼る価値のある時期にだけあえて選択する選択肢としてなら考えておいても良いと思います。
私にとってもミノマイシンはどうせ再発するので、酒さ治療としてはあまり意味のないものではあります。ただ今回の、喪主やその後の後処理なども含めて、ミノマイシンがなければ乗り切れなかったな、というのが素直な感想です。
効くことが分かっている薬であれば、慢性的にならないよう頼るべき時に頼ればいい、なんて風に考えています。
まとめ
現在はミノマイシンのおかげで酒さとは考えられないほど快適な生活を送っています。
3か月間という長期間に渡って抗生物質を飲んだことがないので、この後私の酒さがどうなっていくかという点にも興味があります。
1か月程度の服用でしたらサクッと再発しますので、3か月でも一緒だろうとは思いますが、生活習慣が激変してしまいましたので、その辺りも酒さにどんな影響が出てくるか分からないところ。
それでも今やれることとして、今の生活の中、少しでも肌に優しいやり方を模索していけたら、と思います。
コメント
こんばんは。
私も酒さ様皮膚炎で、ブツブツがひどく抗生物質を飲むと綺麗に、止めると悪化を繰り返していて、
しかもろーざさんのおっしゃる様に前より悪化する気がするので抗生物質はもうしばらく飲んでいません。
メトロニダゾールも塗ってる間はいいのですが、結局抗生物質と同じで止めると再燃するので中止しました。
他のblogや掲示板などを見ていると酒さ様皮膚炎の方は比較的早く治っている方が多くて、
私はもうそろそろ一年半経つし、なんなら当初より悪化しているし、
良くなる兆しも見えないし、そもそもこんなに色々して治らないものが今更何かやって治るとも思えず、
ステロイド使用期間も1ヶ月もないのに酒さ様皮膚炎ではなく別の疾患なのかと思えてきました。それか本物の酒さか。
酒さ様皮膚炎ならいつか治ると希望が持てていたけど、酒さなら一生このままなのかと、
最近は一日中(たぶん円グラフにしたら9.5割くらい、仕事中も)肌のことを考えています。
特に寝る前に考えてしまい、全然入眠できず一日2,3時間ほどの睡眠しかとれません。
考えない様にと思っても、目を瞑るといつ治るんだろう、一生このままなのかな、基礎化粧もメイクもできず、
日に当たらないように人の目を避ける様にずっとマスクをして下を向き生きていくのかと思うと、涙が出てきて
暗闇の中スマホで酒さの情報を探して自分と比べて落ち込んで更に眠れなくなって…。鏡も見れなくなりました。
それでも仕事に行かないといけないのでフラフラになって行って、毎日が辛いです。
今までこんなに自分の身体のことで悩んだことがなくて、先も見えず…もう本当に疲れました。
このままだと他の病気にも罹患しそうです。
最近自分の顔に火をつけたくなります。火傷したら酒さとか関係なくリセットされるんじゃないかって。
火傷ならみんな同情してくれる。会社も堂々と休める。
でも酒さは人から見るとただの肌荒れ=生活が荒れてるくらいにしか思われてない気もして、休職もしづらい。
みんながみんなそうではないでしょうけと、この病気は肌だけではなく、精神も病む、恐ろしい病気だと思います。
愚痴ばかりですみません。
お互い治る日が来るといいですね。
栞さん、お久しぶりです!
抗生物質、飲んでる間はキレイになるから楽なんですよね( ̄~ ̄;)
おっしゃる通り、飲むのを止めると再燃するのであれば使い方も考えなくてはいけませんし、どのように付き合っていくか難しいですよね。
酒さ様皮膚炎は治る、酒さは治らない、という訳ではなく、私のように元々酒さの素養がある人が酒さ様皮膚炎になりやすいようですね。
もちろん、酒さ様皮膚炎は薬害という側面がありますから、酒さの素養がない方でもなるとは思います。
ただ、元々酒さ体質でない方が酒さ様皮膚炎になった場合は、比較的早く(と言っても数か月や1~2年かかる方も)回復されることもありますね。
こういうブログをやっているせいか色々な体験談をお聞きする機会もありますが、お若い方だとなおさら回復も早いように思います。
酒さ様皮膚炎の中でも私のように酒さとして残ってしまう場合もありますし、私もニキビ治療時代から診断がつかなかっただけで実は酒さだったんだろうな、と思うと10年以上この病気と付き合っていることになりますね。
栞さんのように情報を探し回っていつの間にか朝になってしまった、なんてことも良くありました。
私も肌のことばかり考えてしまったりするんですが、そうすると気持ちが暗くなるのであまり考えないようにしてみたり、鏡を見ないようにしてみたりしますが、やっぱり落ち込むときは落ち込みますよね。
お仕事もしないといけないでしょうし、なるべくお身体を労って、お心が疲れすぎないように過ごして下さいね。
何をしても治らないと絶望的になってしまう病気ではありますが、自分の酒さ状態が分かってくると付き合い方も少しずつ分かるようになっていきます。
そうすると以前よりも良い状態をキープできるようになりますし、それを少しずつ積み重ねていくと、数年前よりはるかにマシ、という状態で過ごせるようになります。
私はメイクができてメイクで隠せる状態をキープできるといいな、なんて思いながら過ごしています。
数年前はお岩すぎてメイクすらムリでしたので、その頃から考えたら随分と良くなったんですが、だからと言って治ったわけではないというのが辛いところです。
栞さんもお辛いと思いますが、愚痴でもなんでも構いませんので、ここで発散できるようであればいつでもいらして下さい。
こうしてお話しさせて頂けると、私も一人ではないと励まされます。
栞さんの肌が今より少しでも良くなりますように。
はじめまして。
私は昨年末少しの皮膚の異常から皮膚科を受診し、ステロイドを処方されました。
不安がる私に医師は、副作用は絶対ないからと半ば立腹気味に処方し、私は不安ながらも使い始めました。案の定、使用から2週間足らずで異常をきたし、酒さ様皮膚炎(口囲皮膚炎)になりました。
他の皮膚科を受診もしましたが、同じ対応で、塗らなきゃ治らないと怒られました。
年明けからすぐに個人処方の漢方治療をはじめ、今はだいぶ良くなりましたが、まだまだ感情が高ぶったり、緊張したりすると赤くなります。
火照りが冷めれば赤みは引いていきますが、いつ赤くなるかと不安な気持ちが、悪い結果を呼ぶ様に思います。
私の義妹もステロイドで酒さ様皮膚炎になり、ミノマイシンを3年近く飲んでいます。
やはり、良くなったり悪くなったりを繰り返しており、漢方治療に切り替えようか悩んでいるところです。
私もこの病気にならなければ、義妹の気持ちは全くわかりませんでした。今はたまに2人で励まし合っています。
ですが、八つ当たりかもしれませんが、やはり塗布方法や副作用の説明もなく、強気で処方した医師を憎まずにいられません。看護師にも説明を求めても面倒くさそうにされ、相手にされませんでした。
悔しい気持ちが残っています。
皮膚科医を信用できずにいます。
3ヶ月で肌が入れ替わると知り、思い返してみると私もそのような過程を踏んでいると思います。
今年もあと半年。2サイクルで肌が生まれ変わり、来年のお正月は笑顔で迎えたいです。
このブログで多くの事を知り、自分を客観視することができました。
お互いに完治にはまだまだかかるかもしれませんが頑張りましょう!
tomokoさん、初めまして。
色々な気持ちをお話して下さってありがとうございます!
ステロイドの乱用や慢性的な使用で酒さ様皮膚炎になってしまった方の中には、tomokoさんのように「医師から十分な説明を受けることができなかった」方や「半ば強制のように処方されて」という方がたくさんいらっしゃいますよね><
保険診療というのは使える薬や時間も限られてしまいますから、その範囲内で最善の処方をしようとするとステロイドになってしまうという側面があります。
そんな中でも必要な時にはきちんと説明をしてくれる医師と、とにかく塗っておけと言わんばかりにステロイドを処方しておしまい、という医師がいて、酒さ様皮膚炎を患ってしまう方は後者に当たってしまう場合も多いように思います・・・。
そうなると医師を信用できませんし、やっぱり炎症=ステロイドなのは標準治療ですから、どこの病院にいってもまずはステロイドで炎症を・・・・と言われて愕然としてしまうんですよね(´Д`。)
私も信頼できる医師を見つけることの難しさや、保険診療では治療の難しい酒さ様皮膚炎のような病気に対する医師の態度、ひいてはステロイドというお薬の難しさを考えてしまいます。
ましてtomokoさんは嫌がっているのに処方されて発症してしまったのですから、なおさら気持ちの切り替えが難しいですよね。
tomokoさんのように胸の痛くなるお話を聞くたびに、酒さ様皮膚炎のように使い方さえ間違わなければ発症しなかったかもしれない病気で苦しむ人がいなくなれば・・・と願うばかりです。
義妹さんはミノマイシンをずっと飲んでらっしゃるんですね!
私は1か月に1度、1週間だけ飲む(生理前に悪化しますので)というサイクルを繰り返していたことがあるのですが、義妹さんは毎日飲んでらっしゃるのでしょうか。
毎日だと耐性菌や今後のこともありますし、本当に不安に思いますよね。
私も今の病院が何も言わずにミノマイシンを処方しますので、いつまで飲むんだろうか、と不安に思っている最中です。
義妹さんとお互いに励ましあえるというのは、とてもありがたい存在ですよね。
多くの皆さんは身近に同じ病気の方がいなくて孤独な思いをしてらっしゃいますが、お互いで肌状態を見ながら情報交換ができるっていうのは素敵だと思います・(*ゝ∀・*)ノ
肌の生まれ変わりのサイクルが分かると、3か月という数字も納得いきますよね!
私も試行錯誤の結果が3か月くらいで分かることが多くて不思議に思っていたのですが、肌が生まれ変わったり体内バランスを整えるのに必要な期間だと思うと、色々なことを少し長い目で見ることができるようになりました。
思い返せば酒さ様皮膚炎を発症した時も、3か月あたりからぐっと良くなっています~。
酒さ様皮膚炎発症後1年間の記録をまとめてあるので、良かったら見てみて下さい。
酒さ様皮膚炎発症後1年が経ちました!脱ステ1年の経緯を画像で観察。
そうですね。年末まではあと2サイクル。励まして頂いてとってもありがたいです。
その分肌を強くする期間があると思って、今よりも良い状態でいられるようにしたいですね╭( ・ㅂ・)و ̑̑
私も自分のやったことや間違っていたことなど、少しずつでも情報提供してければと思います。
tomokoさんと義妹さんのお肌が、今より少しでも良くなりますようにΣ(σ`・ω・´)σ
お返事ありがとうございます!
不安があるなら使わなければ良かったのに、医師を信じてしまった自分にもがっかりしてしまいます。
義妹は結婚式直前に発症し、病院を何件もはしごして、その度違うステロイドで抑え、だんだん強いものを処方されたようです。結婚式は強いステロイドで抑えて、何とか無事?終えることが出来ましたが、その後の悪化が酷く、東海地区で有名な皮膚科医に見て頂きました。
そこでミノマイシンを処方され、今はろーざさんと同じ様に、一ヶ月のうち1週間のんでいます。
ただ三年も続けているので、本人もやめたいけれど一度やめたら非常に悪化した為、なかなかやめることが出来ないようです。
たまに、2人でいいスキンケアを紹介しあったり、現状を話したりしています。
私が愛知県の漢方薬局で購入している、漢方石鹸と紫雲膏ベースの個人配合の軟膏がききます。
あと、スキンケアは保湿する事が出来るようになったので、ディセンシアのつつむシリーズを使っています。
もし参考になれば…
tomokoさん。
義妹さん、結婚式直前での発症だなんて・・・(´;ω;`)ブワッ
結婚式のように重要なイベントがあるとどうしても薬を塗りすぎちゃったりなど、いつもとバランスが崩れますからきっかけになってしまいがちですよね。
結婚式だけは何とか終えられたようで良かったですが、酒さ様皮膚炎でしたらその後の悪化はとても大変だったでしょうね。。新婚さんなのに、胸が痛みます><
なるほど、ミノマイシンを1週間、というペースを3年続けてらっしゃるんですね~!
私も以前の医師でそのような処方をする方がいたので、一時期同じように飲んでました。
そうなんですよ、私の時もその飲み方だと、止めたら一気に悪化してどうしようもなくなってしまうんです。
その後私は妊娠のためミノマイシンが飲めなくなって、ステロイドに頼り、酒さ様皮膚炎、という流れです(汗
義妹さんが私と同じ経緯をたどるとは限りませんし、ミノマイシンが飲めなくなった時にステロイドに頼りすぎなければ酒さ様皮膚炎にはならないと思いますので、私の経験も何かの参考にして頂ければと思います!
漢方石鹸と紫雲膏軟膏がいいんですね!
私も脱ステ中は紫雲膏にお世話になりまして(市販のものですが)、今でも酒さの状態が悪化すると選択肢の一つに入ってきます。
優秀ですよね~。
ディセンシアのつつむは、酒さの方でも何人か使ってらっしゃるとお聞きしたことがあります。
tomokoさんもお使いということは、少なくとも刺激なく使える方が何人もいらっしゃるということですよね!
公式サイトを見てきたらとても良さそうで、私も使ってみたくなりました。
こういったリアルな情報はお話ししていないとなかなか分からない事ですから、とてもありがたいです。
コメント欄を見て下さる他の読者様の参考にもあると思います( ´∀`)b
色々な情報を頂いてありがとうございます!
またいつでも遊びに来てくださいねΣ(σ`・ω・´)σ
お返事ありがとうございます!
義妹と私、一般的に酒さに効くと言われている2つの治療をそれぞれ試していますが、私が思うにミノマイシンではやはり根本治療にはならないと感じています。どうしても対処療法で、やめるとまたぶり返すを繰り返してしまうような…。
サプリ感覚で一生飲んでも構わない薬ならいっそ飲み続ける事でいい状態を保って生活できるのですが…。
漢方は、私は体調や状態を診て個人個人に合った漢方を処方して貰っています。お金はかかりますし、効き目はゆっくりです。ただ、劇的なアップダウンはありませんので、精神的な安定は得られるかもしれません。実際私は漢方で良くなっていると感じます。
義妹はプツプツがまだあり、私はプツプツはありません。2人とも火照りは出ます。特に夕食後に火照ります。
私は血管拡張で、義妹はプツプツ型だと思います。
今の課題は緊張で火照らないようにする事です!
では、またお邪魔しますね!
ミノマイシン、そうですよね。
対処療法であって根本治療にはなりませんよね><
サプリのようなものだったら一生飲めばいいや!と開き直れるんですが、抗生物質ですから扱いも難しく、飲むのに不安がつきまといます。
今の私は長期服用中なので、今のうちに肌を丈夫にしなくては!とあれこれやっているのですが、以前の1か月に1週間だけといった飲み方だとやっぱり無理やり抑えている感じですから、いつ爆発するかと冷や冷やしながら暮らしていました。
漢方薬は気の長い話にはなりますし良い漢方医を見つける苦労がありますが、体質に合ったものを処方して頂けるならきちんと改善していくので安心感がありますね。
こちらには金銭的な負担と信頼できる漢方医というハードルがありますけれど、抗生物質のようなすぐ効く!でも怖い!という治療とは対照的ですね~。
実際に漢方で良くなってらっしゃるというのも、嬉しい報告です!
火照り方や赤ら顔の出方、ブツブツの出方に至るまで、同じ酒さであっても人それぞれ細かく違うんですよね。
tomokoさんと義妹さんでもかなり違いがありますが、違いを見比べながら分析できる点はいいですね。
誰かの体験談を聞いても、自分とどこが違うのか分からないとどこまで参考にしていいか分からないこともありますし、近くに同じ病気の人がいるというのは経験が倍になっていると言っても過言ではないですものね。
ほてり対策も色々ありますが、緊張でほてるのであれば冷やしたりするよりは自律神経を意識するといいかも?なんて思います。
試行錯誤がうまくいくといいですね。
またお待ちしております!・(*ゝ∀・*)ノ
ろーざさんのブログを拝見していると、悩んでるのは私だけじゃない!と頑張れる様な気がします。
一時期は死にたい程辛かったので…。
40手前にしてこんな苦しみを味わうなんて思ってもいませんでした。子供との旅行も主人と二人で食事もずいぶん行けてません。
顔が気になって、食事どころではないんです。
気長に頑張っていきます。
またコメントさせて下さいね!
この病気、悩みの深い時は気持ちが病んでしまうこともありますよね。
私も同じ時がありました><
私もひどい状態の時に食事や旅行も行けず、子供たちに可哀そうな思いをさせたんですが、顔がひどすぎたので何も言われませんでした。
それもそれで辛いんですよね、気を使ってくれてるんだろうな、って思って。
外出なんかもある程度できるようになったのは1年くらい経ってからだったように思います。
tomokoさんも早く良い状態になりますように!
またお待ちしていますねΣ(σ`・ω・´)σ
はじめまして。
今年の春から肌荒れし始め
酒さと診断されました。
私も今抗生物質を飲んでいて
今の皮膚科で処方されたものを
2ヶ月近く飲んでいます。
その後抗生物質は続けていますか?
やめた後など、どのようになるのかとても今不安です。
ひみさん、こんばんは。
コメントして下さってありがとうございます!
抗生物質の継続使用は色々な不安がつきまといますよね。
この記事以降も皮膚科には通い続けているのですが、毎回必ず抗生剤が処方されます。
だからといってずっと飲んでいるわけではなく、今は悪化した時にだけ一時的に飲むという感じになりつつあります。
最近の皮膚科通いは「皮膚科受診記録」のカテゴリーにまとめてありますので、良かったらご覧ください。
抗生剤の効き目は、大よそなのですが、2か月弱くらいに1回、5~6日分(朝1回100mg)飲むとブツブツやかゆみ、皮むけなどがなくなります。
その後は少しでも悪化を抑えるようにコントロールしながら過ごすのですが、生理周期が2週ほどめぐると悪化がひどくなるのでまた抗生物質に頼る・・・というサイクルになっています。
わたしの酒さは生理前に悪化しますので、ここがもう少しうまくいけば抗生剤を飲まずに済む期間も伸ばせるかな、と思っていますがなかなかうまくいかないですね(; ・`ω・´)
ひみさんもこれからどのようになっていくのか、とてもご不安だと思います。
抗生剤の長期服用で症状が軽快した方もいらっしゃいますし、私のように長期服用してもやっぱりぶり返してしまう場合もあります。
抗生剤の使用に関しては、ひみさんがどちらのタイプか、抗生剤がどのくらい効くか、飲まずに済む期間はどれくらいか、などなど色々な要素を考えながら治療に取り入れていく(または取り入れないという選択肢も)と良いかと思います。
分からないことや不安なことがあったら、またいつでも声をかけてくださいね。
ひみさんのお肌が今より少しでも良くなりますようにo(-`д´- o)
お返事ありがとうございます。
減らしながら服用しているのですね。止めた時が不安ですが、もし再発してもそのようにコントロールしながら服用してもいいのですね。お話聞けて嬉しいです。ありがとうございます(^-^)
ひみさん。
わたしの場合は受診すると必ず抗生剤も出されるので、そのような形になりました。
長期服用の場合は肝臓の数値を測りつつ処方してくれるような医師もいらっしゃるようです。
コントロールするにしても自己判断はせずに医師の指導の元に行った方が良いとは思いますが、再発しても選択肢が残されていると思うと少しは安心できますよね。
わたしの体験談が少しでもお役に立てたなら嬉しいです!
こんばんは。長年の酒さで、悩んでいます。
皮膚科に行っても思うような治療もなく
ネットで他見の酒さ治療で検索しましたが、遠すぎてとても通えない所ばかりです。今はミノマイシンと、プロトピックです。プロトピックは、正直止めたいと思っていますが、他に薬を出してもらえなくて
どちらの皮膚科にかかっていますか?教えて下さい。
初めまして。
とても、悩んでおります。
私は3年前位から、顔にアルメタ軟膏を
塗り続けていて、今年の5月18日位から顔中がブツブツが出て来て、色々と調べたら「酒さ様皮膚炎」と分かったのです。
その日から、アルメタ軟膏を塗るのを止め、脱保湿も行い、6月1日に皮膚科で診察したら、やはり
「酒さ様皮膚炎」と診断されました。
そこで、頂いた処方薬は「ミノサイワリン」を1ヶ月分、「十味敗毒湯」を1ヶ月分です。
お薬を頂いた3日間は「ミノサイワリン」を飲んで少しだけ、顔のブツブツ、痒みは治まったのですが・・・
しかし、「ミノサイワリン」は飲むのを止めたら振り返す・・・と記載されてるのを観て、飲むのを躊躇しております。
「十味敗毒湯」は現在でも飲み続けております。
「ミノサイワリン」を飲まずに、自分の肌再生の力を信じるか、飲んで治すかをとても悩んでおります。
私の今の肌の状態は顔中にブツブツがあり、今の所、膿は無し、ピリピリとした痒みは少し有る状態です。
どうか、良いアドバイスを頂けたらと思います。
本当に宜しくお願い致します。