皮膚科医が開発し、全国の医療機関で採用されているミネラルファンデーション『ビューティフルスキン』のトライアルセットを試してみました。
ビューティフルスキンは皮膚科医の「野本真由美先生」が実名と顔出しで開発しているミネラルファンデーション。
実際の診療を経てからのファンデ開発ですから、酒さやアトピーのような皮膚疾患がある患者さんでも使いやすい処方となっています。
成分数からして他のミネラルファンデとは一線を画していて、最低限の成分数による構成。
下地やフィニッシングパウダーも付いていて、ミネラルファンデにも関わらずある程度のしっかりメイクができるところも患者目線に立っています。
そんなビューティフルスキンを実際に試してみましたので、酒さの肌でも塗れるのか、成分は、カバー力は、肌荒れは、落ちやすさは、などの気になる点を口コミしていきたいと思います。
もくじ
ビューティフルスキン ミネラルファンデの特徴
皮膚科医の「野本真由美」先生が開発した、日本人向けの国産MMU(ミネラルファンデーション)。その名前だけでなく実績も確かで、全国で300もの医療機関に採用されている本格的なドクターズコスメです。
毎日の皮膚科診療でアトピー性皮膚炎のような患者さんと向き合い続けている皮膚科医が、原料選びから配合比率、処方にこだわり、医学的根拠に基づいて開発したコスメ。
だからこそお肌への安全性は高く、治療中の肌にも使えると言われています。
肌に優しいシンプル処方
ビューティフルスキンはアレルギー反応や刺激が出やすい成分は使わず、必要な成分だけをシンプルに構成。
「肌の負担になる成分」や「肌の機能を妨げる成分」を一切排除し、必要な成分だけで作られています。
そのため他のミネラルファンデに比べても成分数は非常に少なく、かつアレルギーの出にくい成分が採用されています。
皮膚科医開発、安心のドクターズコスメ
日々患者さんの悩みに向き合い続けている皮膚科医が考案し、原料選びから成分、配合比にまでこだわり抜いた、文字通りの「ドクターズコスメ」。
厳選された最小限の天然ミネラル成分を日本人の肌質に合わせて構成しており、アレルギー反応の出やすい成分は他のもので代替するなど、専門家らしい配慮が見られます。
皮膚科学に基づいた根拠のあるスキンケアやメイクで、肌トラブルを未然に防ぐことにも注目。
多くの患者さんを診てきているからこそ開発できた、本物のドクターズコスメです。
長時間メイクでも肌ストレスフリー
肌負担になる成分を使わず、酸化やアレルギーにも配慮しているため、長時間肌に乗せていても肌ストレスフリー。
メイク後のニキビや乾燥、顔の赤みもできにくく、肌荒れしにくい処方です。
毛穴につまりにくくアレルギーになりにくいノンナノ処方
ミネラル成分は低刺激である反面、ナノ化やコーティングをしてあるとその処理が肌刺激になることもあります。
特にナノ化粒子のファンデーションは粉の粒子をさらに細かく加工してあるため、毛穴につまりやすくなっています。
毛穴に詰まりやすければニキビの元にもなるだけでなく、洗顔にも強力なクレンジングが必要になって、酒さのような敏感肌や赤ら顔には大敵。
また、ナノ化してある粒子は体内に入りやすいため、アレルギー反応を起こしやすいです。アレルギー体質の方にもナノ化していないミネラル成分の方がおススメ。
ビューティフルスキンのミネラルファンデはあえてナノ化やコーティングをせずにアレルギー反応を抑え、毛穴につまりにくくすることで肌負担も抑えています。
医学的根拠に基づいた設計
ビューティフルスキンに使われている酸化チタンのコーティングひとつとっても、医学的な根拠に基づいて設計が行われています。
コーティングに関しては「表皮の外側で発生する微量の活性酸素が人体に与える影響」と「コーティングの原料が肌に与える悪影響」の両者を医学的なデータで照らし合わせた上で、コーティングをしない設計にしています。
こういったこだわりはトライアルセットについてくるパンフレットの随所や公式サイトにも紹介されていて、この記事だけでは紹介しきれないほど。
皮膚科医の医師がこだわり抜き、医学的なデータにも基づいて設計しているため、安心感は抜群です。
ビューティフルスキン ミネラルファンデ トライアルのセット内容
ビューティフルスキン、ミネラルメイクアップトライアルのセット内容は以下のようになっています。
セット内容(約1週間分)
- ミネラルファンデーション(ヌーディライト)
- ミネラルファンデーション(ヌーディミディアム)
- ミネラルプライマー(下地)
- ミネラルフィニッシングパウダー(仕上げ)
- ビューティフルスキン専用オリジナルパフ
- パウダートレー
価格:1,404円(税込)※送料無料
ビューティフルスキンのミネラルメイクアップは、トライアルセットには珍しく下地とフィニッシングパウダー(仕上げ)がついています。
この下地とフィニッシュパウダーをすることで、ミネラルファンデにも関わらずある程度しっかりとしたカバー力が出てそれなりのメイク感が出ます。
シーンによってはすっぴんに近い素肌メイクが許されない場合もあるので、こういった配慮はとても嬉しいところ。
ミネラルファンデの色は人気の2色がついており、肌色に合わないという心配も少ないです。個人的には色味を選べた方が嬉しいですが、人気の2色がついているので失敗は少ないかと思います。
ビューティフルスキン専用のパフもついているので、ブラシやパフに心配がある方でも大丈夫。
トライアルセットのみで軽めのメイクからカバー力そこそこのメイクまでこなせる、という点はありがたいです。
また、公式には1週間程度分とありますが、毎回しっかりと重ねづけをしない限りは1週間では使い切れず、量的にもオトクです。
ビューティフルスキン ミネラルメイクアップトライアルの成分
ビューティフルスキンのミネラルファンデーションには、必要最低限の成分しか配合されていません。
ミネラルファンデーションの構成成分はなんと5種類のみ。下地とフィニッシングパウダーは何と2種類のみで構成されています。
同じ成分が使われているので、下地→ファンデ→仕上げというステップを踏んでも肌に乗る成分はたったの6種類。
その成分も皮膚科医によって厳選された上、医学的データに基づいて配合されています。
ビューティフルスキン ミネラルプライマー(下地)の成分
- マイカ
天然のミネラル成分で、肌に上品な光沢感とツヤを与える。化粧品の伸びを良くし、肌への密着性を高める。 - クズウコン根エキス
余分な皮脂を吸着し、テカリや化粧崩れを防ぐ植物成分。
肌の凹凸をなめらかにし、肌表面をサラサラに整える下地パウダー。テカりをおさえ、ファンデーションのノリとモチをよくします。
ビューティフルスキン ミネラルファンデーションの成分
- マイカ
- 酸化亜鉛
紫外線拡散剤として働く白色顔料。消炎作用や収れん作用があり、敏感肌対応の成分としても良く使用される。 - 酸化チタン
紫外線拡散剤として働く白色顔料。被覆力に優れ、シミやシワなどのカバー力が高い。 - 酸化鉄
ファンデーションの色味を調整するための天然顔料。酸化度によって色が違うため、様々な色を作り出すことができる。 - グンジョウ
青色の粉末顔料。青色からピンク色に近いものまで様々な色があり、色味の調整に役立つ。
5つのミネラル成分だけでつくられた肌にやさしいファンデーション。メイク崩れしにくく、クレンジング不要で石鹸で簡単におとせます。
ビューティフルスキン ミネラルフィニッシングパウダー(仕上げ)の成分
- マイカ
- 酸化鉄
ミネラルファンデーションに重ねてツヤを与える仕上げパウダー。立体感と透明感をプラスします。
シルクパウダーを使わないというやさしさ
ビューティフルスキンにはシルクパウダーが使われていません。
シルクパウダーはミネラルファンデのようなミネラルコスメと相性が良く、保湿効果が期待できる上に皮脂を吸着する能力に優れています。ツヤがあるため肌を滑らかに見せてくれますし、アミノ酸からできているため皮膚との親和性にも優れています。
こういった特徴からミネラルファンデのようなコスメに良く利用されていますが、合わない人やアレルギーのある人もいらっしゃいます。
酒さのようなダメージ肌では特に、普段は大丈夫でも酒さ状態が悪い時には反応してしまう事も。
アレルギーの出やすいシルクパウダーの代わりに、アレルギーの出にくいクズウコン根エキスを使用しているため、シルクアレルギーの方やシルクパウダーが合わない方でも使えます。
酒さやアトピー持ちにも嬉しい最小限の成分
酒さやアトピー、敏感肌のような肌トラブルを抱える人に取っては特に嬉しい最小限の成分数。
成分が増えるとその分肌が反応する確率も増えるため、酒さではメイクも大変。裏の成分表を見れば分かりますが、一般的なメイク下地でも30~40種類の成分が使われています。
もちろん、酒さやアトピーであっても刺激にならない成分もありますが、そういう肌質は人によって違うもの。
酒さやアトピーの方がメイクすると刺激になったり、ブツブツや赤みが増したりするのは、バリア機能が破壊された肌だと普段刺激にならない成分ですら刺激になってしまうことも理由のひとつ。
一般的なメイク用品の成分をひとつひとつチェックしておくのもいいですが、成分数が少なければ合わない可能性も減らせます。
ビューティフルスキン ミネラルファンデーションの日焼け止め効果
ミネラルファンデーションのUVカット率
ビューティフルスキン ミネラルメイクアップトライアルに入っている商品の中でUVカット効果を持つものは、ミネラルファンデーションだけです。
ビューティフルスキン ミネラルファンデーションのUVカット率
SPF15 PA++
SPF15だと日常使いや家の中で過ごす日にはいいですが、長時間の外出時には少し足りないイメージ。
屋外メインの日や日差しの強い時は、その他の紫外線対策も考えましょう。
ミネラルプライマー、ミネラルフィニッシングパウダーのUVカット率
ミネラルプライマー(下地)とミネラルフィニッシングパウダー(仕上げ)には、UVカット効果はありません。
色がつかずに肌の凹凸やトーンを整えてくれるパウダーですから、メイクが必要ない時の紫外線対策になれば丁度良かったのですが、そうはいかない部分は残念。
とはいえ、ビューティフルスキンは成分数が少ないのが魅力の一つでもあるので、紫外線防止機能をつけようとすると成分が増えてしまいます。
そういったメリットを活かすためにも、紫外線対策はきちんと別の手段を考える必要がありそうです。
ビューティフルスキン ミネラルファンデのカラー展開
ビューティフルスキンのミネラルファンデは、5色のカラーから選ぶことができます。
ミネラルファンデーションのカラー展開としては豊富な方で、黄色がかった色味もあるので赤ら顔のカバーにも適しています。
トライアルキットに入っているのはベージュ系の「ヌーディライト」と「ヌーディミディアム」。
酒さのような赤ら顔さんにはイエローオークル系も欲しいところですが、トライアルでは選べません。現品は4,104円しますので、まずはトライアルのベージュ系で濃い目の色が良いか明るめの色が良いかをチェックしましょう。
ビューティフルスキンの口コミ:トライアルキットの開封
ビューティフルスキンのミネラルメイクアップトライアルキットが届きました。丁寧に段ボールで梱包されていて、配達員さんへの注意などもしっかり書かれています。こういう配慮があると、商品がぐちゃぐちゃになって届くということはなさそう。
箱の側面には「全国の医療機関で支持されている理由があります」記載されています。実際に300もの医療機関で採用されており、この一文だけでも肌への安全性と商品の信頼感が伺えます。
豊富なパンフレット類とトライアルキットの使い方
箱を開けるとまずたくさんのパンフレットが目につきます。
ビューティフルスキンからのご挨拶や商品カタログのような定番パンフレットの他、トライアルキットの使い方を解説したものや皮膚科医が教える美肌理論のようなものまで。
売り込みパンフだけじゃないのが嬉しい。
トライアルキットのセット内容
肝心の商品はこのような感じでセットされています。アイテムごとのサイズにあった部分にはめ込まれているので、輸送中の振動にも強い設計。
パフの下にはファンデーションを入れるトレーがついていました。
ミネラルファンデのサイズ感
パウダー類一つ一つのサイズは手のひらに余るくらい。
この量で1週間分程度と案内がありますが、軽めのメイクならもっと持つ印象があります。
1回の使用量は耳かき2杯程度という案内がありますので、その量を毎日使う前提だと1週間くらいなのかもしれません。
ビューティフルスキンの口コミ:専用パフ
専用トレー付きのパフ
ビューティフルスキンのトライアルについてくるパフには、パウダーを入れるトレーとセットになっています。
メイクアップ時にはこのトレーにパウダーを出して使うことになります。
パフにパウダーがまんべんなく付くようにしないと塗りムラになるため、パフと同サイズかつ広めのトレーがある事によって均一に付けやすくなります。
専用パフのサイズ感
ビューティフルスキンのトライアルに入っているパフは、トライアルに良くあるミニサイズではなくちゃんとした現品サイズ。手のひらが隠れてしまうくらいの大きさがあります。
パウダー類はミニサイズですがパフは現品サイズなので、実際の塗りごこちや仕上がりもきちんと試すことができます。
大きいパフで丁寧に付けた方が肌への負担も軽いので、現品サイズのパフが付いてくるのはとっても嬉しいところ。
専用パフの肌触りと肌刺激
専用パフは肌刺激にもきちんと配慮してあります。
パフの起毛部分はキメが細かくふわんふわんの触りごこちで、なおかつきちんとした厚みがあります。
ポンポンと触れてみたときに適度な弾力もあり、ミネラルファンデをパフで付けている時にありがちな「気が付くと肌を押しまくってる」ということも減りそう。
肌に乗せてみても刺激は感じず、上質の布を当てたような感触で使えました。
ビューティフルスキンの口コミ:ミネラルファンデの使い方
パウダー類の口コミをしていく前に、ビューティフルスキンの冊子についてきた「トライアルキットの使い方」と「使い方のポイント」を紹介しておきます。
ミネラルファンデーションの使い方
- 肌をサラサラに
スキンケアのあとに、ミネラルプライマー(下地)やティッシュオフでべたつきのない肌にします。 - パフになじませる
ファンデーションをトレーにとり出して、パフにしっかりなじませます。 - 肌にやさしくおく
顔の中心から外側に向かってやさしく肌に密着させます。
2と3の工程を繰り返すとカバー力がアップすると説明されています。
肌にやさしい使い方のポイントとして、パフでパタパタと叩いたりぎゅっと押したりせず、やさしく肌に置く程度で乗せていくと良いようです。
1回の適量
1回に使う量は耳かき2~3杯程度が推奨量。それほど多くありませんが、慣れないとパフに均一に馴染ませるのが大変です。
しっかりメイクに仕上げたい時やカバー力を高めたい時は、一度にたくさんの量を出さず、数回に分けて出しましょう。
面倒でも一回の適量を数回に分けて乗せていった方がキレイに仕上がりますし、ムラにもなりません。
ムラにならないために
パフにはパウダーを均一になじませるのがムラにならないためのポイント。パフの一か所にがっつりと乗せるのではなく、全体的になじませてから使うとムラなく仕上がります。
パウダーをトレーに取った時点で均一に散らしておくと、パフにも均一に付きやすくなります。
逆にパウダーが山盛りになっている状態でパフを置いてしまうと、あとからどんなになじませてもその部分だけ濃くついていしまいますので要注意。(私はそれやりました;)
付属パフでのつけ方
何回かやってみたところ、おおむね以下のような手順でつけると失敗しにくいです。
- トレーにパウダーを取ったら、トレー上で少し広げてパフにとっていきます。
- 良く見るとムラ付きになっているので、パフをもんだり指で広げたりしながらまんべんなくなじませます。
- 余分な粉があったらティッシュや手に落とします。
- パタパタとたたかずにそっと顔に置いていきます。
- 顔に置くときは頬のような広いところからつけ、顔の内側から外側に向けてのせていきます。
このやり方で大体ムラなくつけることができ、ファンデーションの重ね塗りでカバー力も出ます。
これは付属パフでのつけ方ですから、ブラシが得意な方はもうちょっと違ったコツがあるかと思います。
ビューティフルスキンの口コミ:ミネラルプライマー(下地)
ミネラルプライマーの特徴
ミネラルプライマー(下地)は「毛穴の開き」や「化粧崩れ」「テカリ」を防ぐための下地パウダー。
- 肌の凹凸をなめらかにして毛穴を目立たなくする
- 肌表面をサラサラにしてミネラルファンデのノリを良くする
- 余分な皮脂を吸着してテカリやメイク崩れを防ぐ
などの効果があります。
ただし、カバー力やUVカット効果はありませんのでこれ一つでパパッと仕上げてどこにでも出かけられる、というわけにはいきません。
公式サイトには
との案内がありますので、皮脂が気になるところを中心に使っていくといいと思います。
ミネラルプライマーのつけ心地
ミネラルプライマーは真っ白なパウダーですから、パフにとってもついているんだかついていないんだか良く分かりません。
肌に乗せていっても、顔の赤みや肌のキメ、毛穴に対してのカバー力はほとんどありません。
ただ、つけると肌がサラサラになって確かに皮脂を吸着してくれる感覚があります。
見た目の変化はないけれど肌の感触が明らかに変わり、メイク崩れを防いでくれるのでおススメの下地です。
次につけるファンデーションのノリも、ミネラルプライマーをつけた方がきちんと仕上がります。
ビューティフルスキンの口コミ:ミネラルファンデーション
トライアルセットの2色
ビューティフルスキンのトライアルキットには2色のミネラルファンデーションが付いてきます。
どちらもベージュ系で、明るめの標準色「ヌーディライト」と健康的な標準色「ヌーディミディアム」。
並べてみると色の違いがはっきり分かります。
色白さんはヌーディライト、普通~色黒さんはヌーディミディアムが合いそうですね。
2色の違いを顔でチェック
顔に2色を塗り分けてみました。上がヌーディミディアム、下がヌーディライトです。
わたしの場合は赤ら顔がひどいので、画像だとあまり違いが分かりません・・・。目視ではヌーディミディアムの方が肌色に合っているかな、という感覚がありました。
一度塗り程度だとあまり違いが分かりませんが、数回重ねていくとはっきりと色の違いが分かるようになります。
ヌーディミディアムは濃い目の発色、ヌーディライトが明るめの発色です。
ビューティフルスキンの口コミ:ミネラルフィニッシングパウダー(仕上げ)
ミネラルフィニッシングパウダーの特徴
最後に仕上げとして使うのがフィニッシングパウダー。
画像だと分かりにくいのですが、キラキラとした優しいパール感があります。
メイクの仕上げに上品なツヤを出し、光の拡散効果で肌が明るく見えるようになります。
- ツヤを与える
- キメの整った肌に見せる
- 顔に立体感を生む
- リフトアップ効果
- 明るく健康的な印象に
- より素肌っぽく
ミネラルフィニッシングパウダーのつけ心地
フィニッシングパウダーを塗ってみるとパッと顔色が明るくなり、肌のキメなんかも一段整う感じ。フィニッシングパウダーをするのとしないのでは、肌の仕上がりが断然違います。
このフィニッシングパウダーは顔の高いところだけ重ねづけしたり、ブラシでササッとつけてしまうのもおススメ。
サッと乗せるだけで上品なツヤ肌が完成するのが嬉しいポイントです。
ただし、ツヤ感がお嫌いな方にはやや不向き。パール感はほとんど目立たないので、キラキラが苦手な方でも使いこなせるかと思います。
ビューティフルスキンの口コミ:赤ら顔のカバー力
最終的な仕上がりBeforeAfter
上記の画像はかなり肌に接近して撮ってるので、光の入りかたのせいなのかすぐに色合いがおかしくなります。実際にはこんなに真っ白にはならず、それなりのカバー力で赤みを隠してくれています。
赤ら顔の近接写真があまり参考にならなそうなので、メイク後の全体画像も載せておきます。
ビューティフルスキンのミネラルファンデーションはそこそこのカバー力があり、これ一本である程度のメイク感が出ます。
唇はサンホワイトというワセリンのみ。
酒さ患者で赤ら顔がひどいようには見えないと思います。近接写真のように近くで見ると赤いものは赤いのですが、よっぽど近距離で見ないと分かりません。
さすがに頬がほてってしまうとファンデをしてても赤みが増してきますが、それは酒さのせいなので仕方ないですね。個人的にはコントロールカラーなしでこれだけ隠せれば満足です。
ただ、今の私は肌の調子が良い方で酒さのブツブツがあまりない状態なのでここまでキレイにファンデがのる、という側面もあります。
今回のメイク方法といつものメイク
今回はコントロールカラーなどを使わず、ビューティフルスキンのトライアルセットだけで仕上げてこの仕上がり。顔全体には1度付けですが、頬の赤みにだけ3回重ねています。
本来わたしの酒さのよる赤ら顔をこのくらい隠そうとすると、リキッドファンデかコントロールカラー+パウダーファンデ、もしくは色付き下地+ミネラルファンデのような組み合わせでないと隠れません。
それがビューティフルスキンだけでそこそこ隠れたのにはちょっとびっくり。
その代りビューティフルスキンのセットでは隠すために重ねる回数が多く、リキッドファンデでパパッと仕上げる、というわけにはいかないのが難点。朝の時短メイクには向きません。
どちらの色が顔の赤みをカバーできるか
トライアルについてくる2色のうち、どちらが顔の赤みをカバーできるかですが。
赤ら顔のカバー力に関してはどちらも一長一短。
ヌーディミディアムを重ねていけば濃い顔色の中に赤みがあって下手するとくすみに見えますし、ヌーディライトを重ねていくと白浮きっぽい中に赤みがぼんわり、といった状態になります。
赤みを隠すにはイエローかグリーンが定番ですが、トライアルの2色はオーソドックスな肌色に合わせたベージュ系。赤み隠しには向きません。
ですので、塗る色はどちらの方が本来の肌色に近いか、で選ぶのが無難。合わない方の色を塗って隠そうとすると不自然な肌色+頬の赤みで却っておかしなことになります。
ビューティフルスキンの口コミ:崩れにくさ
時間が経っても崩れてない
ビューティフルスキンでちょっとびっくりしたのが、崩れにくいこと。
ミネラルファンデはすぐに崩れるイメージがあるのですが、ビューティフルスキンは時間が経ってもある程度のメイク感が残っていました。
多少の汗なら崩れない
また、多少の汗にも強く、晴天の中30分自転車に乗って汗をかいても崩れていませんでした。
ただ、これは春の陽気でじんわり汗をかいた程度だからこそ。夏場で汗だくになればまた状況は変わるかもしれません。
注意点として、私の場合は3種類をしっかりとつけた上で汗をかいているので、もしミネラルファンデだけ使っているような場合には崩れやすさも変わってくると思います。
この崩れにくさは主にミネラルプライマー(下地)の役割が大きいのではないかと思っています。
ビューティフルスキンの口コミ:落ちやすさ
純石けんでしっかり落ちる
それだけ崩れにくい印象のビューティフルスキンですが、石けんでさっと洗っただけできちんと落ち、クレンジングなどは必要ありませんでした。
使ったのはミヨシの純石けん。これをたっぷりと泡立てて、肌をこすらないようにやさしく洗いあげます。
これだけで数回重ねづけした部分のメイクもしっかり落ちていました。
洗顔時の注意点
ただ、こすらないように洗う、といってもある程度は触らないとメイクが落ちません。
指を肌につけずに泡だけで洗っているような場合には、小鼻の周りなどの落としにくいところのメイクが残る可能性もあります。
洗顔に関してはメイク次第で変えるという柔軟性も必要ですので、その時のメイクや肌状態に合った洗顔方法を試してみて下さい。
ビューティフルスキンのちょっと気になる点
使い心地や肌へのやさしさなど、かなり高評価なビューティフルスキンですが、ちょっと気になる点もまとめておきます。
使うアイテムが多い
何といっても使うアイテムが多くて、メンドクサイのが一番・・・。トレーに出してパフになじませて・・・という作業も慣れないうちは面倒で時間だけがかかります。
メイクに時間がかかるので、急な用事のときにパッと塗ってサッと出かける、というわけにはいきません。
この辺は慣れもありますが、やっぱり3種類きちんと重ねないと崩れやすかったり肌の仕上がりが違ったりしますので、それなりの時間はかかります。
カバー力はリキッドファンデに叶わない
当たり前ではありますが、時間がかかる割にカバー力に関してはリキッドファンデやコントロールカラー+パウダーファンデに叶うわけではありません。
カッチリメイクしなくてはいけなくてなおかつ時間がない時だと、どうしてもカバー力のあるファンデに逃げてしまいますね。
ただ、一本で済む万能アイテムというのは便利な反面、多くの成分が入っていて肌への刺激も増えていくもの。
ビューティフルスキンの魅力は、その低刺激性にも関わらずそれなりのカバー力と崩れにくさを実現していることなので、その辺りはシーンによって使い分けていくしかないかと思います。
SPF値に不安も残る
また、SPF値が15しかない点も不安材料。日常生活や家にいる時にはいいですが、長時間の外出時や紫外線の強い日には足りません。
紫外線の強い日には別の紫外線対策を考えるのは当たり前ではありますので、これもシーンに合わせて使い分けるべきものではありますね。
ビューティフルスキンは日常生活や軽めの外出用に最適なSPFですから、普段使いの品で肌を傷めない工夫ができると思えばいいかもしれません。
まとめ
ミネラルファンデの中でもかなり総合評価が高いのではないかと思われるビューティフルスキン。
きちんと3種類のアイテムを使うと、かなりの満足感を得ることができます。
本商品を3種類とも買うとかなりの出費にはなりますが、それだけの価値はある商品であることは確か。
トライアルセットならかなり1404円とかなりオトクに試せますので、気になる方はぜひ試してみて下さい。
わたしは下地とファンデは本商品購入予定、フィニッシングパウダーは迷い中です。
- 販売元:株式会社スキンキュア・ラボ
- 価格:\1,404(税込)
- 皮膚科医開発のミネラルファンデ
- ミネラルファンデ2色
- ミネラル下地付き
- ミネラルフィニッシングパウダー付き
- 専用パフ付き