入院やピロリ菌除菌薬によるダメージを一気に受けてかなり悪化した肌ですが、大分元に戻せています。
今回の悪化原因は抗生剤や入院&手術による身体バランスの変化だろうと予想していたので、その辺りを徹底して意識しなおした形です。
悪化した酒さもそれなりに良くなってきたので、どのくらい改善したかと、改善のために意識したことなどをまとめておきたいと思います。
※今までの経過や治療の経緯などは「治療記録」カテゴリにまとめてあります。
※以下に顔の皮膚に炎症を起こした画像が掲載してあります。苦手な方はご注意下さい。
※全ての画像の転載は、加工・無加工に関わらず禁止とさせて頂きます。
もくじ
入院時と最近の酒さ状態画像
入院時、肌状態の悪いころ酒さ状態とその原因
まずは入院しないといけない頃、酒さが一番ひどかった時の画像です。前回の治療記録に載せている画像と同じ。
悪条件があれこれと重なって、酒さが一気に悪化した状態です。
抗生物質(ピロリ菌除菌薬)で一度キレイになった肌ですが、その後抗生物質の影響が抜けると同時に以前よりも悪化。
抗生物質のせいで腸内細菌叢(腸内フローラ)がめちゃくちゃになってしまった事が主な原因と考えています。
それだけでなく、保湿が足りていなかったことも追い打ちをかけることに。
入院でビタミン剤など、一切のサプリ類を止めないといけないのも肌にとってはきつかったです。
1か月少々後、現在の酒さ状態
そしてこれが現在の酒さ状態。
横から見るとまだまだ赤みが目立つのですが、正面から見ると大分マシになりました。
写真って照明の当たり具合なんかもあると思いますが、それを差し引いてもかなり改善して全体的な色も白くなってます。
色が白くなったというより、悪化している頃の肌がくすんでいるんですね。肌が悪化する時はやっぱり血行も悪くなってくすみも激しくなります。
酒さのブツブツもだいぶできなくなって、日に日に顔の赤みが取れていくのが実感できます。
いつも生理前は顔がひどくなるのですが、今回の生理ではほてりと赤みが少し広がった程度で済みました。
やっていることの成果が出ているのが分かるので、鏡を見るのが楽しみになる時期。とはいっても、酒さって悪化する時は一気にぶり返すんで全く気は抜けません。
今回の酒さ改善で意識したこと:サプリ編
腸内細菌を整えるための乳酸菌
何度か書きましたが、今回の悪化は強い抗生剤や入院と手術によって腸内環境や身体バランスが大きく狂ったことが原因だと考えています。
そのため、まずはその辺りを意識しなおしました。
食事の改善はなかなか難しいのでそれほど徹底して行っておらず、主にサプリが頼り。間食をしないタイプなのでヨーグルトや乳酸菌のチュアブルなどを買っても食べませんから、どうしてもサプリに偏ります。
まず酒さに特許があるLFK乳酸菌を使っているカルグルト。
私の場合カルグルトはお通じ改善に役立ちますし、顔の赤みの改善にも役立ちます。カルグルトは続けるには高いので他の乳酸菌も探しますが、困った時はやっぱり効果を感じたものに戻りますね。
乳酸菌の効果と代謝アップの食物繊維(難消化性デキストリン)
乳酸菌の効果を高めるためには食物繊維やオリゴ糖などが効果的です。食物繊維もオリゴ糖も乳酸菌のエサになり、善玉菌を増やしてくれる効果があります。
乳酸菌の効果が出にくい場合、乳酸菌の量を増やすよりも食物繊維やオリゴ糖の摂取を意識した方が効果的なこともあります。
食物繊維はトクホのイージーファイバーなどが有名です。ドラッグストアでも良く見かけますし、1包ずつスティック状になっているので便利です。
食物繊維というのは「難消化性デキストリン」という名でも呼ばれていて、乳酸菌のエサとなる以外にも色々な効果があります。
まず、繊維が糖質に絡んで消化吸収の速度をゆるめてくれるので、食事の時に摂ると血糖値を上げずに糖分が摂れます。
また、コレステロールや脂肪を吸着して血中の中性脂肪濃度を低下させてくれる効果もあります。
難消化性デキストリンはトクホ(特定保健用食品)として許可されているものですから、こういった効果は厚生労働省のお墨付きです。
糖質や脂質の代謝を良くしてくれるので、食事の前に摂っておくのがおススメ。私は食前に漢方を飲むのでその時に一緒に飲みます。また、こまめに摂取できるよう、お茶に溶かして飲んだりもします。
前述のイージーファイバーやその類似品は分包タイプになっていますしどこのドラッグストアでも入手できるので手軽でとても便利ですが、家で消費する分には大容量タイプも売っています。
うちには以下のような難消化性デキストリンが、シュガーポットに入って鎮座しております。
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乳酸菌の効果を高めるオリゴ糖
オリゴ糖も意識して摂ろうとしたのですが、私は甘いものがそれほど好きではないので、市販のオリゴ糖シロップを買ってもあんまり使いませんでした。
オリゴ糖もきちんと摂ればお通じが違うな、という実感はあったんですが好きではないと続かないですよね。
食物繊維ほどの摂取量は保てなかったのですが、それでも多少は意識していたオリゴ糖。色々な種類も大容量タイプありますが、甘いと使わないのを見越していたので今回はとりあえずトクホマークの少量タイプを選びました。
オメガ3サプリ
オメガ3は食事から、を意識していたのですが、病気で脂質を制限しなくてはいけなくなったので半分しぶしぶですがサプリに頼りました。
結果として、オメガ3はもっと早く飲んでおけば良かったと思うサプリに。食事からを意識していたはずですが、サプリの効き目をかなり感じたので足りていなかったのでしょう。
抗炎症作用が強く、症状がひどい時の改善にはかなり力を貸してくれました。飲み始めたらあっという間に炎症が治まっています。
オメガ3もひどい時は多めに飲んでいました。
また、オメガ3サプリを摂取するだけでなく、油や脂質の見直しを行っています。以前も意識していたはずなのですが、病気をきっかけにもっと徹底しました。
オメガ3の効果を感じたのは、口に入れる油を見直した結果もあると思います。
ビタミン剤の復活
その他、定番サプリとしてビタミン剤なども復活。入院騒動で皮膚科に行く時間がなくなってしまったのですが、まだ皮膚科のビタミン剤が残っているのでまずはそれです。
このビタミン剤に関しては症状が落ち着くまで倍量飲んでいますが、水溶性ビタミンですし皮膚科処方のビタミン剤は配合量がそれほど多くないため大きな影響はありません。
私はマルチビタミン&ミネラルも飲んでいるのですが、指定より多く飲む場合は完全に自己責任となってしまいます。脂溶性ビタミンなどは特に上限量などを超えないように気を付けて飲んで下さい。
やっぱりビタミン剤があると肌の維持が楽になります。効いている!というような実感はないけれどないと困る、縁の下の力持ち的存在。
マルチビタミン&ミネラルは商品が定まりませんが必ず飲んでいるサプリです。
商品はその時に安いものを買ってみたり、高性能商品を買ってみたり。
皮膚科で処方して頂くビタミン剤ってビタミンBとCに偏っています。その足りない分を補充してビタミンとミネラルの相互作用を落とさないようにする、程度の意識で飲んでいますので商品にはあまり拘っていません。
飲む日焼け止め
日焼け止めが塗れない時や炎天下に出かけなくてはいけない時の必需品となったのが、飲む日焼け止め。
飲む日焼け止めも続けていくにはお高いので、症状がひどい時や日光に当たる外出がある時だけお世話になる形が続いています。今回も症状のひどい時はお世話になりました。冬なので症状の軽快と共に徐々に減らしていってます。
本当は続けていく方が日焼け止め効果は上がるので、紫外線ダメージが気になる方は継続がおススメではあります。
飲んでいると焼け方だけでなく、紫外線に当たった時の顔の赤みやほてりが違うのは実感しました。
これからも何だかんだとお世話になると思いますが、飲む日焼け止めを飲んでいるからといって全く日に焼けないという訳ではありません。やっぱり塗る日焼け止めに勝るものはないので、肌にあう日焼け止めを見つけるのも大事です。
飲む日焼け止めは塗れない時でも使えますし、全身に効果があったり塗る日焼け止めとの相乗効果もあったりとメリットもありますので、紫外線ダメージをカットする一つの手段と考えましょう。
セラミドサプリ
セラミドサプリに関しては以前に肌の水分量が上がるのを実感しています。飲んでいると身体や顔の正常部分の手触りが全然違うので、なるべく継続するように。
セラミドに関しては一度多めに飲んで水分量を上げれば、あとは維持する程度の量を飲めばいいことが体感できています。
そのため、肌荒れ時には多めの量を飲みますが、徐々に減らしていって最終的には規定量よりも少なめに。
漢方薬:十味敗毒湯
皮膚科に行かなくなってしまったので、手持ちの桂枝茯苓丸がなくなってしまいました。桂枝茯苓丸には冷え性の改善やホルモンバランスの調整、美白効果などを感じていました。
そのまま桂枝茯苓丸の市販品を買おうか悩んだのですが、今回は脱ステ中に膿の改善効果を感じた十味敗毒湯の方を買い足しました。
漢方は病院処方のものの方が良く効きますし、保険も効くので処方して頂けるならそちらの方がおススメです。
皮膚科はまた行きたいと思っているのですが、以前に通っていた皮膚科は長年通ううちに引っ越しなどで遠くなってしまったんですよね。
近所の新しいお医者さんと人間関係を築くのが面倒で皮膚科は後回しになっちゃってます。
今回の酒さ改善で意識したこと:食事編
オメガ6系油の減量
オメガ3のサプリを飲むついでにオメガ6やトランス脂肪酸の摂取量を減らすように意識したのですが、それはサプリの項目にも書いた上に記事にもしたので詳細は省略します。
乳糖不耐症の疑い
今回はちょっと乳糖不耐症を疑って、牛乳を制限しています。
乳糖不耐症というのは牛乳に含まれる成分をうまく消化できない人のこと。牛乳を飲むとお腹を下してしまう人に多い症状ですが、アジア人はこの乳糖不耐症の素養を持つ人が多いそう。
乳糖不耐症の場合は牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)がうまく分解できず、きちんと消化されません。そうすると大腸の中で発酵して、毒素になってしまうようなイメージを思い浮かべてもらうと分かりやすいです。
乳糖不耐症だからと言って全く牛乳が飲めない訳ではなく、自分が消化できる範囲の牛乳であれば飲んでもOK。これは乳糖の許容値(消化できる量)には個人差があるからです。
疑うきっかけは、寒くてどうしようもなかった日に飲んだココア。いつもだったら飲んでも1杯なんですが、その日は朝に1杯、昼に1杯、夜に1杯、のようにたくさんの量を飲んでいます。
次の日に思いっきり顔が荒れたのですが、うちのココアは砂糖不使用のものなので、疑うとしたら牛乳かココアそのものですね。
今までココアで荒れたことはなかったので、きっと牛乳の方の許容量に達したのだろう、ということで牛乳は控えるように。
とはいっても、自分が乳製品を大量に飲まないようにするだけで、家族用の牛乳は置いてますし、グラタンやホワイトシチューのリクエストが来れば作りますし自分も食べます。私だけ別メニューにすると家族が気を使うんで、そういう制限法は今後もやらないでいきたいですね。
食べすぎたり飲みすぎたりしなければ顔も荒れないんで、自分だけのゆるゆる制限なら乳製品ともうまく付き合っていけそう。
食べない、ではなく気を使っている、程度のゆるい制限ですので今回の改善にどこまで影響したかは不明です・・・。
今回の酒さ改善で意識したこと:スキンケア編
シンプルスキンケアが基本で洗わず済む工夫を
スキンケアに関しては、なるべく触らずに済むようシンプルなスキンケアを心がけています。
これが大きな柱で、洗顔料や石けんを使わなくて済むようお湯で落とせる日焼け止めを使ったり、メイクはなるべくしなかったり。
特に洗顔の刺激は顔を悪化させるので、日焼け止めはNOVのお湯で落とせるものが基本になっちゃってます。家にいる時用に、もう少し低SPFでお湯でも落とせる日焼け止めも探している最中です。
化粧水は赤ら顔用のもの
赤ら顔用化粧水は低刺激なウルウと、赤みに効果を感じた白漢しろ彩を使い分ける形になっています。それと手放せないのはウィラードウォーターです。
私の場合、ウルウはとにかく低刺激にケアできて良かったのですが、保湿能力と赤みの改善力はしろ彩の方が上に感じました。
ウルウのおかげで手作り化粧水の出番はめっきり減って、荒れた時でも質の良い保湿ができるようになったのでウルウは荒れた時用になっています。
ウィラードはただの天然水ですので、アベンヌウォーターとかターマルウォーターと同じ感覚で使います。
水すら染みるような時はウィラードウォーターのみで、そこからウルウに格上げして上質な保湿を足していき、さらに良くなったらしろ彩で保湿と赤み改善、といった感じでステップアップしています。
今回は割と早く最悪期を脱したので、しろ彩の出番の方が多かったです。
乾燥による肌荒れが治まらずクリームも追加
ただ、どうやら化粧水+オイルというケア方法では保湿力が足りなかったようで。乾燥による肌荒れが進行してしまったのも、今回の酒さ悪化の原因です。
使用アイテムを減らしてシンプルにしようとするあまり、合わないケア方法を続けていたようですね。
スキンケアにクリームを追加して保湿を意識したらいい感じに肌の質が整ってきました。
クリームを使うと成分が増えますしどうしても界面活性剤が含まれているので心配だったのですが、荒れずに使えるアイテムがあれば保湿した方がいいですね。
つけても肌荒れしないクリームや乳液をいくつか探しておく必要があると感じました。
特に私は乾燥タイプの酒さですから、保湿ができるアイテムの確保は必須ですね。
合わないものは酒さを悪化させるだけですから慎重に選ぶ必要がありますが、保湿をしないのも悪化の元のようです。
ビタミンK入りの赤ら顔化粧水でくすみが改善
また、肌状態が良くなってくると共にビタミンK入りの赤ら顔化粧水を試し始めているのですが、これも刺激なく使えてくすみの改善に役立っています。
ビタミンKには血行促進作用があり、一部の酒さの方には効果が出ます。ただ、ヒルドイドと同じでこの血行促進作用は逆効果に働くことも。
ヒルドイドは医薬品ですから血行促進の作用も大きいですが、化粧品に入っているビタミンKは効果が穏やかですからそこまで大きな副作用もなく使えます。
血行促進が功を奏するタイプの酒さ患者さんには良さそうですね。
私もくすみの改善はこの化粧水のおかげも大きいと思っているので、別の記事で詳しく紹介します。
アゼライン酸配合のDRX-AZAクリアが救世主
また、何度かレビューを書いているロート製薬のアゼライン酸化粧品が役立っています(DRX-AZAクリア)。
AZAクリアを塗るとブツブツがすっと引いていき、次の日の赤みも良くなっています。塗ったところだけ赤みが引くのでアゼライン酸のおかげなんだというのが分かります。
塗り続けているとアゼライン酸特有の刺激もなくなってくるのですが、塗り始めはピリピリして使いづらかったです。今でも塗っていなかったところに塗ってみるとピリピリしますから、アゼライン酸の刺激が苦手な方は使いづらいと思います。
あと、アゼライン酸は国内では入手しづらいのが難点ですよね。
まとめ
今回の酒さ悪化は、それなりに短時間である程度改善させることができました。抗生物質や手術の影響だと予想して腸内環境を整えて代謝を上げることを意識したのですが、その予想が当たっていたのでしょう。
ただ、荒れた分は取り戻せたのですが、そこからの改善に関しては今一歩。まだまだ顔の赤みは残っています。
ブツブツもできなくなったとはいえ、それは以前に比べたら、の話。良く見ると細かいブツブツがたくさんありますし、肌もまだまだです。
荒れたり良くなったりを繰り返しているので、寛解状態に持ち込めるのはまだまだ先ですね。まだまだ試してみたいこともあるので、めげずにゆるゆるやっていこうと思っています。
コメント
こんにちは、いつもサイトを読んでいます!^^)
私は最初の時、脂漏性皮膚炎と診断されて、カビを殺す薬、名前は忘れたんですけど、これ+ステロイド3ヶ月間使用していました。
カビを殺す軟膏は1年ぐらい使用していて、治療中に指で触っていたせいで、頬に大きなニキビができて、1年間ぐらい跡が全然取れなかったです…泣
毛穴もどんどん大きくなっていて、おかしいと思って、西新宿に皮膚科専門医の名医(堀江先生)がいると聞き、行ってみたら、酒さ性ざ瘡だとわかりました。
どんな治療を勧められたかというと、「何も使わない治療」です。
また、ナースさんは食事改善の指導も丁寧に説明してくれました。
まずは脱ステを行なって、ニキビ治療に使われるミノマイシンを飲み、洗顔はIVORYという純石鹸を使って(それまではアクセーヌの洗顔石鹸を使用)、食事の内容を心がけて(持病があり、漢方薬やサプリは一切飲んではいけない)、何もつけない、1ヶ月ほど続けた結果、今はかなり落ち着いています。
あれから2ヶ月、冬なので、さすがに何も使えないのは辛いですね。乾燥が本当にやばいですw
落屑と炎症を繰り返していますが、前より確実に良くなったと思います。
一番変化がわかったのは、毛穴が小さくなったことです。
私の場合はお化粧・化粧品を全部諦めました。おかげでお財布まで楽になりました(笑)
ろーざさんと治療の仕方が違っていたりするかもしれませんが、
どちらが正しいではなく、自分に一番合った治療法でやるのが一番大事ですね!
ちなみに、脱ステと落屑の説明は本当に役立ちました!!本当に自信を失って、まさか肌が綺麗だった自分はこんなブサイクになるとはと…本当に辛くて、ろーざさんのサイトのおかげで乗り越えられました。サイトのアップデートもいつも楽しみにしています。
お互い完治できると願っています!がんばりましょう!
まるさん、初めまして。
コメントありがとうございます!
いつもサイトを読んで下さってるとのこと、すごく嬉しいです。
脂漏性皮膚炎だとカビが原因とされてますから抗真菌薬使いますよね。
ステロイドも使用されていたようで、ほんとはどちらの薬も慢性的に塗らないよう、医師が指導してくれないといけないのですがなかなかそこまで指導してくれる医師はいないですね・・・。
皮膚に塗る薬って対処療法的なものが多いので、その時の症状を治めるためだけに使われるものなんですよね。
保険診療だとどうしても保険の範囲でやらないといけなかったり、トラブルが出ないような肌を作る指導なんてのも難しいので、薬に頼るのは仕方ない部分もあるんですが、そうすると今度は酒さ性ざ瘡のような薬害が出てきちゃいますね><
でも、まるさんは自分で気づかれて他の皮膚科医を探されたので、とても勇気のいることだと思いますが、まるさんの行動は素晴らしいと思います!
酒さ性ざ瘡で「何もしない」治療方針を打ち出してくれる先生も、かなり信頼して良さそうですね!
今は脱ステが必要な時期ですからまずはステの離脱症状を落ち着けないといけませんので、脱保湿にいきつきやすいですね。
私も脱ステ直後は脱保湿でしたが、脱ステ直後から保湿でぐいぐい回復される方もいらっしゃって、本当に人それぞれだと感じます。
私の場合は保湿がしっかりできるようになったのが脱ステ数か月経ってからだったのですが、1年以上脱保湿を続けて調子の良い方もいらっしゃいますし、1つのやり方だけが正しいわけじゃないですよね。
自分に合ったやり方を見つけるまでが大変ですけど、それが見つかると自分の肌質が分かり悪化しても元に戻しやすくなります。
まるさんも治療過程と試行錯誤を丁寧に書いて下さってありがとうございます。
治療方法や回復過程って人によってかなり違うので、とっても参考になります!
冬なのに何も塗れないのはかなり辛いと思いますけれど、肌が回復してくれば保湿剤も使えるようになる可能性があります。
今は何もつけないスキンケアで順調のようですから、しばらくその路線を継続して一刻も早く肌本来の力を取り戻せるようにしたいですね。
乾燥がひどいとのことですから、今使われている石けんをより保湿性の高いコールドプロセスのものに変えてみてもいいかもしれません。
コールドプロセスの石けんは、石けん本来の栄養分が豊富に残っていてしっとり感があり、保湿性能が高い代わりに、少々高額で泡立ちが悪いのがデメリットです。
それと、コールドプロセス石けんは原料油脂本来の質感がもろに出ますから、合わないものははっきりと合わなかったりします^^;
石けんについては以下のカテゴリにまとめてありますから、良かったら参考にして下さい!
「石けん」カテゴリ
石けんも合う合わないがあって原料油脂が合わないと意外と肌ダメージに繋がってたりしますし、IVORYのものは原料油脂も複数種類でエデド酸という安定剤(防腐剤みたいなものです)が入ってます。
アイボリーさんの公式サイトに成分の案内がありましたので、リンクを載せておきますね。
http://cbic.co.jp/pg/brands/pdf/iv_01.pdf
成分だけにこだわらないで色々使ってみて、最終的に一番合うものを選ばれればいいと思います。
まるさんの肌に合ったものが見つかりますように(●´人`●)
サプリや漢方薬が飲めないのは辛いかもしれませんが、サプリって本来栄養が足りている場合には必要のないものですし、食事を頑張れるなら、そちらの方がきちんと改善していくと思います。
私もサプリを足すのと同時に、食生活を改善するとやっぱり効き目が違います。
ナースさんが食事指導を丁寧に行ってくれるっていうのは本当にありがたいですね!
自分にできる範囲とできない範囲があると思いますので、無理なく続けられるものを選択していくのがいいですね。
でも、一度がつんと制限しちゃって、そこから何なら大丈夫かプラスしていく、っていうのもアリだと思います。
生活スタイルによってできるできないや合う合わないもありますから、まるさんのおっしゃる通り、自分に合った治療法を模索していくのが一番ですよね。
脱ステと落屑の記事がお役に立てたのはとても嬉しいです!
脱ステ直後の肌が一番ひどい状態だと思いますので、まるさんはこれからどんどん良くなっていくはずですよ。
こちらこそ励ましてもらってありがとうございます!お互い頑張りましょうね。
またいつでも遊びに来てくださいΣ(σ`・ω・´)σ
はじめまして、かずちゃんと申します。
実は50代半ばのおじさんです。
幼少期よりアトピー性皮膚炎でステロイドは正直、常用していました。当然、副作用のことは知っているつもりで、顔が赤くなるくらい、悪くならなければいいかという感じで使用し続けていました。当然、赤くなることはあり、ヤバイ雰囲気は感じており時々は薬をもらうだけでなく見せていました。何せ、病歴が長いものですからなんとか社会生活が送れればばよいかという感じで過ごしており、途中で土佐清水の医者にもかかったりしましたが、最近はステロイドさえ使いこなせれば大丈夫とタカをくくったケアーを続けていました。しかし、ここに来ていつもとは様子が違う状態が顔面に出たため、ずっと、言葉は悪いですがただ薬だけを出してくれていた医院とは違う医院を1/28に受診しました。(もちろん私の対応も悪かったことは自覚しております。)
そうしたら、一目見て、「ステロイドの副作用だ、ステロイド止めなアカン。下手すると入院やなあ」とすぐに宣告され、大変驚きました。私としては、まずアトピーの炎症を抑えてから緩いステロイドでの治療を想像していたので、頭が真っ白になりました。
赤い発疹等がアトピーではなくステロイドの副作用なら当然ステロイドの中止は理解できるのですが、私の昨日までの知識では、急にステロイドの使用を中止してヒドイことになることしか頭になかったので、正直、とんでもないことになったという思いだけで帰宅しました。その後ネットで調べ、自分が「酒さ様皮膚炎」であり、いやでも、脱ステロイドと向き合う必要があることがわかりました。ろーざ様のこのサイトを見つけ、だいたいどの様になるのかがわかり大変助かりました。まあ、とんでもない事は変わりがないのですが、治療を始めるまえにもう一度、今度の医師に色々と確認したいと思います。また、いろいろ参考にさせていただきます。宜しくお願いします。
かずちゃんさん、初めまして。
コメントして頂いてありがとうございます!
今までの経過を詳しく説明して下さって、アトピーでステロイドと上手に付き合ってこられた方でも脱ステに踏み切らなければいけなくなることがある、ととても参考になりました。
アトピーの方がどのような経緯で脱ステロイドをしなくてはいけなくなったか、かずちゃんさんがコメントして下さったことで他の方にとっても参考になる貴重な情報だと思います。
アトピーの方ですとステロイドとの付き合い方は非常に大事になってきますよね。
うまくコントロールされて日常生活を送られている方も大勢いらっしゃいますからステロイド=悪とは考えておりませんし、やはり日々の生活が送れる、というのはとても大事なことだと思います。
顔に関しては身体より皮膚が薄いのでステロイドの副作用が出やすく、酒さ様皮膚炎になりやすい部位です。
適切にコントロールしているつもりでも、やっぱり炎症してくると塗っちゃいますからコントロールしきれていなかったりするんですよね。
身体に比べてコントロールの難しい部位ですから、顔の赤みもどんどんひどくなってしまったりといったことも起こります。
ステロイドを使いこなすには医師の指導が必須ですが、かずちゃんさんのように通院歴が長いと薬だけ出されて終わり、ということも良くありますよね。
私も皮膚疾患歴10年以上になりますが、やはり通院歴が長くなると診察も3分すらかからず、薬だけもらっておしまい、なんてこと良くありました。
酒さ様皮膚炎になってから、かずちゃんさんが感じておられるように私自身の取り組み方も良くなかったと反省しましたが、状況的に仕方のない部分が多分にあると思いますので、これからいかに改善していくかに目を向けていきましょう。
かずちゃんさんがかかられた、ステロイドの副作用を指摘して下さった医師は、信頼していいような気がします。
多くの医師がかずちゃんさんの予想された「ステロイドで炎症を抑えてから~」という治療方針であろう中、ステロイドの副作用を指摘して下さるというだけでもありがたい存在です。
ステの処方に関しては医師だけが悪いのではなく、患者側もステロイドを処方して貰えないと炎症が治まらなくて「ヤブ医者だ」なんて言ってしまうという背景もあるので、難しいのですよね。
かずちゃんさんはこれから脱ステに向かわれるのでご不安でしょうけれど、お考えになっている通り、医師に色々な事を確認しつつ、減ステロイドという方法が取れるかどうかやそのデメリットなども併せて確認してみて下さい。
ステロイドが使えないので一時的に症状は悪化しますし、顔だけでなく全身の脱ステロイドが必要なのでしたら、相当に大変だろうと思います。
ひょっとしたら顔だけ脱ステ、とかで少し楽になるのかもしれませんが、私には全身脱ステした経験がありませんし、脱ステするときに顔だけ脱ステというものに意味があるのかが分かりません。
下手すると入院かも、と先生も仰ってるようですが、かずちゃんさんの日常生活もありますから、入院しながらの治療がいいのか、指導して頂きながら脱ステがいいのか、良く相談なさってくださいね。
かずちゃんさんにとって、私のサイトがほんの少しでもお役に立てたなら幸いです!
脱ステ1年の経過を画像付きでまとめた記事があるので、それを参考にしてもらえば、大体どのように推移していくか分かると思います。
酒さ様皮膚炎発症後1年が経ちました!脱ステ1年の経緯を画像で観察。
もちろん個人差もありますが、私は3か月を過ぎたあたりからぐっと楽になったような気がします。
私には医師のような指導はできませんが、私に分かる事でしたら何でもお答えしますので、またいつでもいらして下さいね。
かずちゃんさんの脱ステがうまくいきますようにΣ(σ`・ω・´)σ
ありがとうございます。これからもいろいろ参考にさせていただきます。
はじめまして。ろーざさんのブログを初めて読ませて頂きました!!
肌は(特に顔)は1番他人に見られるところなので気になりますよね。お尻とか内ももとかにニキビがぷちっと出来てもあまり気にならないのに、顔だと余計気になっちゃいます(^^;
私は高校3年生で肌に悩む1人です。
私はもともと肌が弱いことはなく、ニキビもあまりできたことはなかったのですが、鼻の黒ずみや毛穴がとても気になっていました。そこで、高校2年生の冬にバイトをしてお金を貯めてグリーンピールという美容施術をしたのです。ハーブを肌に擦り込み入れて肌の再生を促すという美容法なのですが、、、肌は綺麗になるどころか見事に真っ赤っかに(*_*)
こんなことになるなら、毛穴開いてたって良かったと思いました。冷静に考えて見れば、肌を擦ることは肌を傷つけることなのに。なんてことをしてしまったのだろうと思いました。
グリーンピールをしてから、肌に優しいスキンケアを行い約1年経ちますが、ほんのすこーし落ち着いた?ってくらいでまだ真っ赤になりやすい肌です。少しの寒暖差や少しの運動、大笑いしただけで肌は真っ赤、顔だけ カーーっと焼けるように熱い(火照り)です。
前まで赤みなど気にしたことなく、暑いところ寒いところ何処にいても大丈夫だったのに。
皮膚科には行っていません。皮膚科は薬を出されるだけなので(^^; 薬怖いですし。
私の場合、肌を傷つけたので、肌の皮薄化と血管拡張が原因なのでは?と自分では思っているのですが、、、酒さの方の症状(火照り、赤みなど) の写真や意見などを見ると当てはまることや似ていることがあるので、私は酒さなのかな?ってちょっと最近思っておりまして。(;_;)
私の様な摩擦などで肌を傷つけてしまっての赤みや火照りと、酒さって同じなのでしょうか。
星野さん、初めまして。
コメントありがとうございます!
顔は肌の中でも1番気になりますよね。
こんなことだったら前の肌でも十分だったのに、と考える気持ちも良く分かります。
私もやっぱり同じように考えて落ち込んだりしてしまいました。
がんばって貯めたバイトのお金で受けたエステが肌に合わなかったのも、すごくショックですよね。
肌をこすることは確かに良くないのですが、エステの方に勧められれば良いモノに思いますし、それで綺麗になる方もいらっしゃいますから、余計に迷ってしまいますね。
星野さんは、今きちんと肌を労わることの大切さを実感されているようですし、まだお若いんで代謝も良いはずですから、体質を理解して合わないことを避けるようにしたらきっと良くなりますよ!
ご不安に思っている症状は確かに酒さの症状にも当てはまりますが、酒さは他の皮膚疾患と併発しやすく、体質にもよる上、その他の可能性があるとなかなか断定まではできず、皮膚科医でも確定診断が難しいという側面があります。
私がこの場で酒さなのかどうかを判断することはできませんが、熱感やほてりの対処法などはブログにも書いてあったりしますので時間のある時にでもご覧になって下さい。
酒さだったとしても、必ずしもひどくなっていく訳ではなく、自分に合った対処法を見つけると良い状態を維持しやすくなります。
肌質や生活リズムによって正解は人それぞれですが、肌を傷つけない事を前提に取り組んでいけば、自分にあったものが見つかっていきますよ。
顔の赤みやほてりなどでとてもご不安でしょうけど、私に分かることでしたら何でもお答えしますので、いつでも遊びにきてくださいね。
ろーざさん、返信とても嬉しかったです。
ありがとうございます!!
また春がやってきて、暖かい季節がやってきて、、、赤みが気になる季節が来ることは不安ですが、今私がしているスキンケアは肌を傷つけるようなスキンケアではないはずですので治る治る!と信じてケアをしていこうと思いますm(*_ _)m
ろーざさんのブログを参考に肌と、自分と向き合っていこうと思います!!
ろーざさんのコメント、気持ちを分かってくれる人がいるって思えて本当に嬉しかったです。
またコメントさせていただきますね(^-^)/
ちなみに昨日からスキンケア化粧品ULUウルウを使い始めました!!
ナチュラルな商品なので安心です。
とりあえずウルウで、1~2ヶ月様子を見てみようと思います*ˊᵕˋ*
星野さんのように前向きに考えられるということはとても大事だと思います。
そうですね、赤みが気になる季節になっても、それまでの間に肌を作ることもできますし、今よりは良い状態を目指して肌を傷めないようにがんばりましょうΣ(σ`・ω・´)σ
ウルウのような赤ら顔用化粧水は敏感肌にも配慮してありますし、ウルウは成分もシンプルでかなり荒れている時でも保湿に使えたので、良い商品だと思います。
星野さんの今の状態に合うといいですね!
もし赤ら顔用化粧水で合うものがなくても、敏感肌用化粧水という手もあります。
手軽に手に入るものですとキュレルとアルージェは割と酒さの方からの評判も良く、荒れていても使えるという方が多いです。
どちらもドラッグストアで入手できますので買いやすいですし、ドラッグストアに試供品が置いてあったりするので試してから買うことができます。
こんなのとか
こんなのです。
ところで、私には高校1年生の娘がいるのですが、私と娘は肌質が似ているのにスキンケアの正解は全く違ったりします。
私はとにかく敏感肌と考えて徹底して刺激を避けないといけないのですが、娘のニキビを枯らそうとするとピーリング石けんを1~2日だけ使ってみたり、というのが正解だったりします。
同じイオウのアイテムを使っても使い方が全く違ったりして、一度記事にしたことがあるので良かったらご覧になって下さい。
長女の思春期ニキビと私の大人ニキビ、治し方も枯らし方も全く違う。酒さ肌で間違ったスキンケアをしないための一例。
星野さんは私と同じように敏感肌に配慮したケアが良いかもしれませんが、同じ年ごろの娘がいるので何だか親近感が沸いてしまいましたw
ほてりや熱感は女性ホルモンが関係している場合も多くて、星野さんは丁度成人に向けてホルモンバランスが変わっていく時期ですから少し症状が多く出ている可能性もあります。
やっかいな体質ですけれど、色々な可能性を探りつつ、少しでも前進していきましょうね。
またいつでもコメントお待ちしています!
初めまして、今現在酒さの様な脂漏性皮膚炎の様な、炎症後の色素沈着の様な赤みと、毛穴部分は皮脂に反応して炎症を起こしている感じの肌です。
荒れ始めて、1番メンタルも肌も酷かったのが2019年の春頃です。
今、やっとたまにですが化粧をしても大丈夫かな、と思える様になり、色々な方の治療法を見ている中で、AZAクリアクリームの存在を知りました。
試してみたい気持ちもあり、今より悪化してしまったらどうしようという不安ありで自分なりに情報を集めているところです。
その後、AZAクリアは全顔に使用されたのでしょうか?
以前の記事ではニキビの出来てる所にスポット的な使用が望ましいとありましたが、どのように使って、どのくらい継続的に使用していたか教えて頂けると大変ありがたいです。
よろしくお願いします。