酒さや酒さ様皮膚炎などの皮膚病を患うと、日焼け止めや物理ガードなどの紫外線対策は必須になってきます。
肌に何も塗れなければとにかく物理ガードのやり方を模索しますし、飲む日焼け止めなんかも検討しますよね。
日焼け止めを塗れるのであれば、低刺激で落としやすい日焼け止めのジプシーが始まります。日焼け止めも色々な種類がありますが、自分の肌に合った上に商品の内容も良い、となるとなかなか見つかりません。
良いものは高いですし、高いものは確かに刺激になりにくかったりするんですが、ずっとだと金銭的に厳しく。
顔は少々良いものを買っても、首回りや身体なんかはプチプラの商品でしのぎたかったりします。
私が年単位で使っている日焼け止めが、プチプラの中ではとても優秀なのでご紹介します。
Twitterで同じものを購入された方がいて良いものなのだと再認識。私の顔にも調子のいい部位には塗れるのでそれなりに刺激も少ないと思います。
もくじ
マミー UVマイルドジェルの特徴(くまポンプ)
うちではくまポンプと呼んでいて、今回この記事を書くまで商品名を知りませんでした。ごめんなさい。
くまさんの絵が書いてあるポンプ式の日焼け止です。大体800~900円くらい。1,000円以下で買えます。
くまポンプの特徴はというとプチプラなのにアルコールフリーで石けんで落とせること。
プチプラ商品ってアルコールの入ったものが多く、刺激を避けたい場合にはちょっと敬遠しちゃいます。酒さのスキンケアにはオイルやアルコールを避けた方がいいとも言われますし、日焼け止めは長時間肌に乗せておくものですからできれば刺激になりそうな物質は避けたいところ。
そんな中でもくまポンプはSPF30と日常使いに十分なSPFで、PA+++。このSPF帯だとPA++の方が多いのでとても心強いです。
ただし、紫外線吸収タイプというのだけは残念。紫外線吸収材が肌に合わない方はムリして使わない方がいいと思います。
SPFをもう少し落とせばプチプラでもさらに低刺激なものがありますが、SPF30あたりのSPF帯で探すとどうしてもくまポンプに落ち着きます。
- SPF33 PA+++
- ジェル状
- 90%食品成分
- 無添加(無着色、無香料、防腐剤フリー、鉱物油フリー、アルコールフリー)
- 低刺激性
- 弱酸性
- 石けんで落とせる
- プチプラ
- 紫外線吸収タイプ
皮膚刺激テストや光刺激テスト、アレルギーテストなどを行っていますので低刺激性はテスト済み。
アルコールフリーだけでなく、着色料や香料、防腐剤、鉱物油もフリーです。
マミー UVマイルドジェルの全成分
くまポンプの全成分はこちらです。成分表示はパッケージの裏にものすごく小さく書いてあります。画像じゃ分からない・・・・。
13種類と比較的シンプル。紫外線吸収剤は太字の2つ。
マミー UVマイルドジェルの使用感
ジェル状ポンプ式で使いやすい
くまポンプはジェル状で塗り広げやすく、塗るときの肌負担が少ないです。テクスチャは白いジェルで、力を入れなくてもするすると伸びていきます。
ジェル状ですのでスーッと伸びて、日焼け止め特有のきしみはありません。肌に伸ばすとすぐに透明になるので白浮きもなし。
ポンプ式なので衛生的に使えますし、1プッシュでこのくらい塗れる、という目安が分かりやすいので出しすぎることがありません。
ポンプの難点は最後の方が取りにくいところ。どうしてもケチってしまうので、最後はポンプを外して逆さまにして出してます。
そんなことをやってるので最後の方は使いにくいです。
くまポンプの肌刺激
私は肌の調子が良い時は塗っても何ともないのですが、調子が悪い時やニキビっぽくなってしまっている部位は少しかゆかゆと感じます。
そのため、主には身体用になっていますが、首回りなどの顔に近い部分に塗っても顔への刺激にならずに使えて助かっています。
同じようなSPFとPAで低刺激な日焼け止めだと、私はNOVさんのUVミルクEXを使ってます。お湯で落とせて低刺激なところが気に入っています。
価格は倍しますが、顔用には主にNOVさん。くまポンプはうっかりNOVさん切らした時にもまあ、アゴニキビがひどい部分以外は塗れる印象です。
プチプラなので子供たちにも
あとは安いので、子供たちに使うのも助かります。産まれたてベビーにはまた別のものですが、外ではしゃぎまわる6歳児と思春期の長女はかなり愛用。
どちらからもかゆいとか、肌荒れしたとかは聞いたことはありません。長女がつけたまま寝ちゃっても、特に問題はなかったそう。健康な肌ってうらやましいですね。(ってか、顔洗って寝ろよ)
ウォータープルーフではないので、水遊びをする時は別のものがいいかと思います。
マミー UVマイルドジェルの総合評価
くまポンプの良い点
もう少し値段を出せばさらに低刺激な日焼け止めが買えますので、やっぱりプチプラでSPF値や低刺激性のバランスが取れているというのが一番。
外出時はSPF30くらい欲しいですが、SPF30近辺でPAが+++のものというとそれだけでものすごく選択肢が狭くなります。
使用感のいいものはアルコールに限らず色々な成分が入っていて肌の刺激になりそう。そもそもアルコールが入っていると、私は反応しちゃって塗れません。
プチプラで低刺激、さらにSPFやPAの条件まで満たすものってなかなかないのですが、くまポンプは1,000円以下の価格帯の中ではがんばっていると思います。
くまポンプのちょっと気になる点
安めの価格帯でそれなりのSPF値を出していますので、値段とのバランスを考えたら文句はないのですが。
やっぱり紫外線吸収タイプなのは気になります。多分、私のアゴに塗れないのは紫外線吸収剤のせい。それ以外の成分は比較的シンプルです。
家にいるときなんかはもっと低いSPF値でいいので、プチプラでも紫外線拡散タイプが手に入ります。ただ、プチプラ紫外線拡散タイプでも今度は成分がものすごく多くなっちゃったりして、なかなかいいのが見つかりません。
@コスメの評価
@コスメでのくまポンプの評価は3.8。あまり高くないです。
値段が安くてカワイイという口コミが多く、お子さんに使っている方も多いようです。公園に行くのに可愛い容器だと、子供が嫌がらずに塗ってくれますよね。
肌荒れせずに使えるという声も多いですし、石けんで落とせるところも高評価。
一方、焼けるという声や肌刺激があったという声も多く、その辺りで評価の差がありそう。口コミ件数は180件程度です(2016年7月)
まとめ
日焼け止めも色々あって悩み始めるとキリがないですよね。
今ではSPF値によって使い分けていたりしますが、酒さ様皮膚炎になる前は一つの日焼け止めを適当に使っていました。
酒さ様皮膚炎になってからは紫外線にもかなり気を付けるようになって、日焼け止めも使い分けるようになったのですが、良いものはやっぱり高いんですよね。
紫外線拡散タイプかどうか、低刺激かどうか、高SPFかどうかというのを突き詰めていくとどんどん値段は上がっていきます。
もう少しSPFを落としてPAも++で我慢すると選択肢の幅もかなり広がります。SPFが低くても良くて低刺激なものなら、パックスナチュロンがおススメですが、塗り方にコツがいるしSPFは15しかないのでそこは注意。
SPFを高く、刺激は低く、値段は安く、というのはなかなか叶わないですね。特に最後の値段のあたりがw
プチプラSPF30付近で落としやすい低刺激タイプというポイントで、くまポンプはかなり気に入って何年も使っています。