酒さ様皮膚炎に馬油が良く効くという話を良く聞きますが、実際のところはどうなのでしょう。なぜ馬油の評判がいいかという事については、馬油の効果と特徴を見ていくと納得できます。
今回は馬油の効果を見た上で、なぜ酒さよう皮膚炎の肌にいいのかを見ていきましょう。
ちなみに馬油は「ばーゆ」と読みます。「うまあぶら」ではありません。素直に読んだらうまあぶら・・・ですよねぇ・・・。
もくじ
馬油の歴史
馬油は古くからスキンケア用途としてだけでなく医療用としても使われてきたようです。その歴史は古く、遡ると5~6世紀の中国で医師によって使われていたという書物も残っているとか。日本には400年ほど前に中国大陸から伝わったようです。
歴史が古いという事はそれだけ長くから人々に使われてきたという事。それだけいいものだと評価されてきた実績があるわけですが、それは馬油の効果や特徴などから推し量ることができます。
馬油の効果
まずは馬油が何に効くと言われているかを振りかえってみましょう。
- 火傷
- 肌荒れ
- ニキビ
- あかぎれ
- ひび
- 切り傷
- 痔
こうして見ると様々な肌トラブルに対して使用できるようです。実際、昔は万能薬の一つとして家庭内で頻繁に使用されたようで、馬油っていうとおばあちゃんの家にあるイメージなのはそのせいかもしれませんね。
馬油が効果ありと言われている上記の症状の中でも、火傷や肌荒れ、ニキビなどは酒さよう皮膚炎の症状と同様のものです。火傷に関しては直接的な火傷ではありませんが、脱ステロイド直後は火傷のような炎症が起こってしまうので、火による火傷のように肌表面が損壊していないだけで肌の内部で起こっていることはほぼ同じ。
馬油が何に効くかを見ていくと、どうやら酒さ様にも効きそうな気がしてきます。
馬油の特徴
それでは次に馬油の特徴を見ていきます。
- 人間の皮脂に近い成分
- 優れた浸透力
- 食べられる
- 消炎効果
- 抗酸化作用
- 抗菌作用
- 保湿効果
- 血行促進作用
やっぱり酒さ様の治療中に求めたい特徴がずらりと並んでいます。消炎作用は言わずもがなですが、抗菌作用はニキビ状の発疹に効果的です。保湿効果も乾燥しがちな酒さよう皮膚炎にはありがたい効果ですし、抗酸化作用は酸化ダメージから肌を守ってくれます。
こうして見ると酒さ様皮膚炎の肌に馬油がいいというのは理に叶っているようです。
その他の特徴も少しピックアップして見ていきましょう。
人間の皮脂に近い
これは馬油がこれだけ愛される最大の原因なのではないでしょうか。消炎作用や抗菌作用などは酒さ様の肌に良かったりします。一般的な馬油の使用法で言えば火傷に良いという部分に当たるのですが、馬油は火傷や傷の治療だけに使われてきたわけではありません。優れたスキンケア用品としても長く使用されてきました。この理由が
人の身体の油に非常に似ているため、肌なじみがいい
という一点に集約されているように思います。優れた浸透力もこの肌馴染みのおかげ。馬油を使ってみると分かりますが、手に取った瞬間からみるみるうちに浸透していきます。
人間の皮脂に近く、肌馴染みがいいという事はそれだけ肌トラブルが起こりにくいという事でもあります。酒さよう皮膚炎の肌でも使えるかどうかは、最終的にはその人次第になってしまいます。ですが、人間の皮脂に近く肌トラブルの起こりにくい馬油は、使える確率の高いものだという事が言えます。
食べられる
馬油の特徴に「食べられる」というのが良く挙げられます。食べられるから安心か、と言われると肌に塗るものと食べるものは違うのでそうとは言い切れない部分があります。例を挙げると、レモンを食べるのは肌に良くても、レモンを直接肌に塗るのはいけません。
「食べられる」という事だけをピックアップして安全だと思い込むのは危険ですが、口に入っても安心なので口周りギリギリまで塗れるというメリットはあります。
馬油が合わない場合
馬油が合うか合わないかという部分に関しては残念ながら人それぞれなのですが、馬油が合わない人は一定確率でいるようです。どうやら私にも合わなかったようで、顔に使うとニキビが出てしまいました。
では、どういった人が馬油に合いにくいのでしょうか。
動物性油脂がダメな人
どうやら動物性油脂が合わない人が馬油にも合いにくいようで、ラノリン(羊の油)がダメな人やその他動物性の油が合わなかった人は要注意です。だからと言って、ラノリンが合わなかった人は必ず馬油が合わない、とはならないのが人の肌の奥深いところ。動物性油脂が合いにくい人がいる、点では合わない人はいるでしょう。
こればかりは使ってみないと分かりませんので、試してみるときは少量ずつ、目立たないところでパッチテストをしてから使用してみてください。
血行促進作用が悪化を招く
馬油には血行促進作用があります。普通の肌ではいい効果であるはずの血行促進作用が、酒さ様皮膚炎の場合は逆に良くない場合があります。
血行促進されるという事は、血のめぐりが良くなるという事。酒さ様皮膚炎の肌は炎症を起こしていますので、その部位の血流を良くしてしまうと却って炎症が悪化するのです。
但し、血行促進作用には皮膚の新陳代謝を促し傷を早く治してくれるなどの素晴らしい作用もありますので、血行促進作用=悪という訳ではありません。
こういったところが、良く働くか悪く働くかはその人の肌バランス次第、という曖昧さが起こる原因にもなっています。
合わなかった時の対処法
簡単です。身体に使ってしまえばいいのです。顔だと皮脂の分泌が盛んでニキビになりやすい人でも、首だったら抵抗なく使えたりします。腕や足なども同様です。
酒さ様の肌の場合、顔と首の境目に炎症が広がっている事がありますよね。その、首の部分に使ってみてください。顔には使えなかった場合でも首の部分に使えれば、その部分の改善速度は速まります。
馬油の使い方
馬油の使い方はちょっと特殊です。使うのは洗顔後、化粧水の前です。美容意識の高い方はブースターという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、そのような使い方をするのが基本です。
馬油の浸透力
馬油は油と言われるだけあってオイルの一種なのですが、普通のオイルとは違い驚くべき浸透力を持ちます。手に取ったばかりの時はベタッとするのですが、すぐにサラサラに変わり、スーッと肌に浸透していきます。オイル特有のべたつきは残りません。
溶けていく
という表現がぴったり来るくらい馬油はあっという間に肌に馴染んでいきます。
馬油の塗り方
馬油は浸透力が高いので化粧水の前につけ、馬油の浸透力を利用して化粧水も浸透させます。こういった使い方を「ブースター」と表現したり、化粧水の前に使うアイテムを「プレ化粧水」と言ったりしますね。本題から外れるので詳しくは美容関連のサイトさんにお任せいたします。
馬油の使用量
ごくごく少量(マッチ棒の先程度)を手のひらに取り、うすーーく伸ばして顔に押し当てるように塗ります。
顔に塗っている、というより馬油を塗った手のひらを当てている、という感覚でしかありませんがそれで正解です。
初めは少量ずつ
肌に合う量は人によって違いますし、そもそも馬油が合わない人もいます。但し、つけすぎると合うものも合わなくなってしまいます。特に馬油は適量なら何ともない肌がつけすぎるとにきび肌に、という現象が起こりやすい商品です。
最初は極々少量から使っていき、徐々に使用量を増やすことで自分の肌に合った適量を見つけましょう。
つけすぎの目安
馬油は普段のオイルやクリームのように取って使うとベタベタします。馬油は手に取ったばかりの状態ではベタベタするのですが、肌になじむとあっという間にサラサラになります。ベタベタしたらそれはつけすぎの証拠です。
いきなり炎症部位に使わない
馬油の効能を調べてみると、酒さ様皮膚炎の肌では炎症部位に使いたくなります。でも、これはなるべくやってはいけません。まずは炎症を起こしていない部位で試してみてください。
顔中に炎症を起こしている場合は首など、使いたいと思っている部位になるべく近く、なるべく炎症を起こしていない部位から始めるといいです。炎症部位には肌の様子を見ながら、少しずつ試していくようにしましょう。
馬油の使い方:酒さ様の肌への応用編
ブースターのように化粧水の前に使う、というのはあくまで基本の使い方です。酒さよう皮膚炎の肌では、これにこだわらず肌状態に合った使い方をしていきたいところです。
炎症の改善を促してくれるような肌に合う化粧水が見つかっている場合、馬油の基本的な使い方を目安にどんどん取り入れていきます。
残念ながらそうでない場合は、合う化粧水を探す行為に走るより、肌が改善するまで化粧水を塗るのを止める方が肌が早く元気になる確率は高いです。
化粧水は塗らずに馬油だけ
化粧水が塗れないような肌でも、馬油の消炎効果や保湿効果は期待できる場合があります。化粧水は思いっきり省いて馬油だけを使います。
化粧水を浸透させようとする、という本来だったら肌にいい馬油の効果が酒さ様の肌にダメージを与えないとは限りません。塗って悪化するくらいなら塗らずに放置しましょう。
また、馬油と化粧水を併用した場合、仮に合わなかったとしてどちらが原因か分かりにくい事もあります。化粧水は普段使っているものかもしれませんが、馬油で浸透力が高まっています。そうなった場合に初めて合わなくなる可能性も考えられますのので、いきなりあれこれステップを増やさず、まずはシンプルに馬油だけ試してみましょう。
馬油+ワセリン
化粧水が使える場合は何の問題もないのでいいのですが、やはり馬油だけだと何か物足りません。
プラスアルファで何か使いたいならプロペトやサンホワイトなどのワセリンを併用します。べたべたオンパレードに感じますが、馬油は肌になじめばさらっとしますので適量を守っている場合はべたつきません。
馬油は消炎効果や抗菌作用、馬セラミドによる保湿効果など、酒さ様の肌の改善に役立つ作用があり、ワセリンには抜群の保水効果と保護効果があります。組み合わせとしてはかなりお勧めできる良いものです。
馬油を使ってみての使用感
私の場合は数日使うとニキビが出てきてしまうので使用に関しては慎重にしていますが、炎症してほてっている部位に関しては馬油を塗るとほてりが少し楽になりました。消炎効果については確かにあるようです。
さらに皮膚に水分が浸透していくというのもかなり実感できます。普段塗っている化粧水と同じ量を塗っているにも関わらず馬油と一緒につけるとあっという間に肌が吸い込み、化粧水を足そうかどうしようか迷うくらいです。
ニキビさえ出てこなければ使い続けたいのですが、私の場合はそうはいかないので今の使用方法はこんな感じです。
- ちょっと外出時間が長くなっちゃった(紫外線を多く浴びている)日は、馬油と化粧水で普段より大目の水分補給+消炎効果を期待
- 冷房にあたりすぎた、風が顔に当たりすぎた、というような日は馬油とたっぷりの化粧水で乾燥対策
- 新しいニキビができたての時は上記のケアは行わない
というような感じで、スペシャルケアほどではないちょっと取り入れる程度のケアに使っています。
馬油を塗ってもニキビができない人は、殺菌作用や抗酸化作用が期待できるのでニキビケアとしてのお手入れにも組み込めるはずです。
馬油関連おすすめ商品4選
馬油と言えばソンバーユというイメージではありますが、馬油を使用した化粧品という事ならは実はたくさんあります。馬油自体が優れた原料ですので、化粧品に使われる事も多いです。
ただ多機能商品になればなるほど、酒さ様皮膚炎の肌とは合いにくくなっていきます。その代わり合えば抜群の効果を発揮するのですが、多機能商品は得てしてお値段も高めなので気軽にあれこれ試すわけにはいきません。
少し進んだスキンケアをしたい場合でもいきなり多機能商品を使うのではなく、シンプルなものを選ぶように気をつける事が大事です。
ソンバーユ
まずはやっぱり、一般的な馬油で思い浮かぶ薬師堂さんのソンバーユ。
馬油の使用方法の紹介は特に記載がない場合はこの商品の使用方法ですし、私が上記で紹介した使用法もソンバーユを念頭に置いています。
それだけ馬油=ソンバーユというイメージが定着していますので、馬油のスタンダード商品と言えます。
また入手難易度も容易で、広く使われている商品なので近所の薬局などで簡単に入手できます。
キレイ・デ・ボーテ プラセンタジュレ
馬プラセンタのオールインワンジェル。馬油はもちろん、話題の美容成分「馬プラセンタ」が入っているのが嬉しい。
オールインワンジェルなのでお手入れがこれ一本で済むのが嬉しいところ。
保湿成分もセラミドをはじめコラーゲンとヒアルロン酸と、高保湿成分の代表を配合。
もちろん界面活性剤やアルコールなど気になる成分は一切無添加で、フリー項目は7つもあるというこだわりです。
また、サティス製薬と共同開発しており、製薬会社の技術が入っている点も安心。
リマーユスキンオイル
ソンバーユが合わない場合でも、似たような使い方ができるのがリマーユスキンオイル。
使用している馬油は、何度も精製を行った上にさらに上澄み部分を使用するというこだわりよう。馬油の質が上質なため、肌に反応しにくく浸透力にも優れています。
馬油の精製度が高いので、ソンバーユが合わなくてもこれなら使える場合もあります。
精製度の高さはオイルの透明度にも現れており、白というより半透明。
馬油90%以上配合の上、ミツロウやビタミンEなどの潤い成分も配合してあります。
成分もシンプルで馬油を入れて5種類のみ。
今なら馬油配合の石けんがついてきてお得です。
リマーユプラセラ原液
成分が凝縮された原液で、直接つけるだけでなく手作り化粧水の材料にもなるのがリマーユプラセラ原液。
こちらも成分がかなりシンプルで、馬油の特徴を引きだせると思うアイテム。馬セラミドと馬プラセンタを配合した原液です。
形状が液状なので、オイル状のソンバーユが合わなかった方も使える可能性があります。馬油が合う場合はソンバーユとのダブル効果が期待できる事も。
使用方法
美容液として販売されていますが、成分が非常に濃いため化粧水に混ぜて使うのがおススメです。
メーカーさんの公式サイトでは
1日2回、1回あたり5、6滴ほど(100円玉大)を化粧水でお肌を整えた後、気になる箇所に馴染ませて使います。
と使用方法が紹介されていますが、酒さ様の肌でいきなりこういった使い方をするのはお勧めできません。
手作り化粧水に使える
原液ですし、化粧水に混ぜて使う方法はちゃんとメーカーさんにも認められていますのでまずは化粧水にまぜるなどして少量ずつ使っていってください。
炎症がひどくて化粧水が使用できない場合は、精製水に1滴たらして手作り化粧水とするのがおすすめ。最初は精製水50mlに1~2滴程度を目安にして作ってみてください。慎重すぎるくらいではありますが、合わなかった時のことを考えるとこのくらい慎重で丁度いいです。
また、少量ずつ作ることで手作り化粧水の欠点である鮮度をしっかりと保つことができます。手作り化粧水には防腐剤などの余分な成分が含まれないため、品質の管理さえちゃんとできるなら酒さ様肌の強い味方になってくれます。
コストパフォーマンス
初回はソンバーユより安く購入できますし、酒さ様皮膚炎の場合はスキンケア用品の使用は慎重になる必要があるので1度買うと全く減りません。これはこのアイテムに限らない特徴ですね。説明書に記載されている量を使えるようになるのはかなり改善が進んだ状態です。
5mlが2週間お試しタイプとありますが、酒さ様肌で手作り化粧水の原料として使う場合には数ヶ月平気で持ちます。そうでない場合でも、手のひらに出した化粧水に1滴程度から使用していきますのでかなりの期間持ちます。
もちろん使用方法に左右されるので肌に合って原液を直接塗るようになればみるみる減っていきますが、そういう使い方ができるほど肌が改善されているなら馬セラミドと馬プラセンタの効果でさらに改善速度が進む可能性も高いです。
酒さ様皮膚炎の場合、スキンケア用品に対するコストパフォーマンスはとても高いと言えますね。化粧品が使えないとネガティブに捉えずに、コスパが高いと前向きに捉えちゃいましょう。
まとめ
馬油の効果・効能は酒さ様皮膚炎の改善に良いと思われるものばかり。自分の肌に合うなら積極的に取り入れていきたいところです。新しいケア方法が見つかると、例えそれが顔じゃなくても毎日にスキンケアが楽しくなります。
私は馬油のおかげで顔と首の境目にあったがんこな炎症が早い段階で引いていき、その部分の肌もとてもきれいになりました。顔に使い続けられなかったのはとても残念で、使い続けられたらもう少しだけ早く改善してたかも・・・・などと思ってしまいますが、首が綺麗になったのは素直に喜んでいます。
顔に合わなくて使用を断念してしまうのはもったいないほどの優れたものですので、ぜひ自分に合った使い方を見つけてみてください。
キレイ・デ・ポーテ・プラセンタジュレの詳細はこちら >>> キレイ・デ・ボーテ プラセンタジュレ
リマーユスキンオイルの詳細はこちら >>> リマーユスキンオイル
プラセラ原液の詳細はこちら >>> リマーユプラセラ原液
コメント
おひさしぶりです、以前、ウィラードウォーターのことで、
コメントさせて頂いた者です。
あれから、思考錯誤の末、肌断食したら、痒み、赤み、湿疹が
随分ましになり、皮剥けでかさかさはしますが、何も
塗らずにおります。
ところで、頭も夏になると痒いので、思い切って湯シャンにして、
夏にどうか、試してみようと実行中です。
私は、くせ毛で広がるので、今はワセリンを髪につけていますが、
伸びが悪いのと、湯シャンではとれず、べたっとして、くしも汚れます。
それで、こちらの記事を見て、オイルの方が伸びがいいし、
ヘナ染めにもワセリンより良いので、オイルにしてみよう!と
思いつきました、ありがとうございます!
ただ、オイルは酸化しやすいらしいですが、
こちらの記事に、馬油には抗酸化作用がある(読み間違えていたら
スミマセン)、とあるので、馬油は他のオイルより
酸化しにくいでしょうか?
顔や肌にも使える(いろんな疾患に良いと聞きますね)から、
良さそうですよね。
ただ、昔、髪に使ったら、いい匂いではないニオイがして、
止めたことが…。
何か、おすすめのオイルがありましたら、教えて頂けますか?
井上さん、お久しぶりです~!
ウィラードウォーター、お役に立てたなら幸いです。
肌断食なさってるんですね。
酒さ様皮膚炎(や酒さのひどい時)には、肌断食で回復される方も結構いらっしゃいます。
最初は乾燥や皮剥け、ツッパリ感などがひどいのですが、慣れてくるとその方が回復が早い場合も。
かゆみや赤み、湿疹が消えて来たとのことですから今の肌状態には合っているのかもしれませんね。
このまま少しでも良くなってくれますように。
湯シャンですが、実は私も2回に1回(冬だと3回に2回とかのことも)は湯シャンにして、肌ダメージを減らしたりしています。
真夏で汗をかくときはさすがに毎日洗いたくなりますから、その辺は気候や汗のかき具合と、その時の肌状態とのバランスですよね・・。
確かに髪の毛にワセリンは、べたっとしてしまうかもしれませんね。
私は髪にはもっぱら椿オイルで、整髪料の類は滅多なことではつけません。
椿オイルはキャリアオイルの中でもこってりとしたオイルで、古来から日本人の髪に使われているだけあって、髪を整えるには合っているんです。
ただ、酸化してくるとかなり独特の匂いがし始めますが・・・・それはどのオイルでも酸化し始めたら使わない方がいいので、新鮮なうちに使い切れる量を買えばいいかな、と思います。
ただ、毛質的に柔らかい髪質の方だと、こってりしたオイルはべたついてしまうだけの場合も。
私は割と剛毛気味なのでw、こってりオイルの方が合うため、椿オイルでなければオリーブオイルを使います。
髪質が柔らかくてふわふわな方なら、もっと軽めのグレープシードオイルやホホバオイルがいいかもしれません。
馬油に関しては、抗酸化作用があるとは言われていますが、動物性油脂なのでちょっと匂いが独特なんですよね。
特に頭皮は蒸れやすいので、頭皮の匂いと混じるとかなり独特の匂いになってしまう可能性もあり、髪には動物性油脂よりも匂いのきつくない植物性油脂の方が合っています。
馬油でも精製度を高くして液状になっているようなものもあるので、そういったものなら匂いがなく使える可能性もあります。
また、頭皮マッサージのような使い方であれば、洗い流してしまうため、こってりタイプのオイルより馬油のようなさっぱりタイプで人間の皮脂との親和性が高いものの方が、洗い上がりが良かったりもします。
また、植物性油脂の中ではローズヒップオイルも抗酸化作用が高いですが、これは匂いがきついので髪にはあまり向かなかったりします。
なので、普通~硬い髪質であれば、椿オイルかオリーブオイルが、柔らかめの髪質ならグレープシードがホホバが入手もしやすくておススメです。
その他にも気になるオイルがあれば、そのオイルの特性を見て、普通~硬い髪なら、こってり目の初心者向けオイル、柔らかめならさっぱり目の初心者向けオイルを選んでおけばいいかなあ、と思います。
初心者向けかどうかは「どんな人にでも合う」のような記載があれば、割と初心者向けで失敗が少なく使えます。
長々と語ってしまいましたが(汗)、何かの参考にして頂ければ幸いですo(-`д´- o)
ありがとうございます!!
とても参考になりました!
私は、とても細くて柔らかいので、グレープシードかホホバを
探してみようと思います!
それと、馬油の液状のものも、試してみたいと思います。
前も、今回も、親身に、ご親切に教えて下さり、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
こちらで初めて肌断食を知った時は、カルチャーショックでしたが、
その後、いろんな本や、脱ステ、脱保湿をした人のブログなどを
拝見して、試したら、今まで、何を使っても、いまいち調子が良くなく、
べたつくのに乾燥する状態だったのに、さらっと快適なので、
肌断食の本に書いていたことが本当だったのだとびっくりしました。
まだ、ステロイドを塗っていたところは、以前の肌とは違い、
カサカサしているので、ステロイドの影響が完全に抜けるには
まだかかりそうですが、一時の絶望的な気分からやっと脱することが
できました。
それも、ろーざさんのおかげなのです。
何度も何度も、ろーざさんの、いろいろな記事を読ませて頂き、
漢方や、洗顔料、ローション、ジェル、試しました。
一人では、とても乗り切れませんでした。
本当にありがとうございます!!
何度もすみません。
スクワランとホホバでは、過去記事を読ませて頂くと、
どちらも保存がききそうですが、どのような違いが
あるでしょうか?
井上さん。
肌断食って確かに最初は衝撃的ですよねw
私も、最初は何もしないなんてとても・・・・と思いましたが、酒さ様皮膚炎で一番ひどい時などは、どうせ何かできるような肌状態じゃないので理に叶っているのかもしれません。
スクワランには鮫から抽出する動物性のものと、オリーブから抽出する植物性のものがあります。
スクワランも割と入手が容易で保存も効くので初心者向けですね。
ホホバオイルは厳密にはワックスですが、こちらも保存性が高く使いやすいので初心者向けのオイルですね。
どちらもあまりクセがないので使い勝手が良く、あとはお好みで選んでもいいように思います。
オイル系でのケアも色々とありますから、迷いますよね。
何種類か使ってみると、自分の好みや肌に合うタイプが分かってくるので、ぜひ試してみて下さいΣ(σ`・ω・´)σ
ありがとうございます。
ホントに、迷います。
でも、ホホバを使ったことがないので、試してみようと
思います。
ホホバ、肌や髪に合うといいですね!
もし合わなくても、ボディマッサージに使ってしまえば割と消費できます。
感触が気に入れば、ゴールデンホホバなんかも試してみて下さい~。
(ゴールデンはその名の通り黄色っぽいホホバですが、あえて未精製にすることで栄養分をたっぷり残してあります。その代わり合わないと肌刺激になるので、精製してある透明のものから試す方がいいです。)
井上さんに少しでも良いものが見つかりますようにo(`・д・´)o
お返事ありがとうございます!
コメントが遅くなってすみません!
あれから、ずっと、ゴールデンと、普通の(無印のもののような)ホホバと、
どっちがいいのか、迷っていて、まだ決めかねていたんです!
教えて下さって、本当にどうもありがとうございます!
いざホホバにしよう、と思ってもどのメーカーがいいのか、精製度は・・・なんて色々なことで悩みますよねw
ホホバは植物性ですから、肌に合わない人もいらっしゃいます。
酒さのように肌が弱っている場合、普段は何ともなくてもアレルギー反応を起こしやすくなってしまっているので、初めて試す場合は精製度の高い透明のものから試す方がおススメです。
ゴールデンは栄養素を豊富に含んでいますから効果も高いですが、その分栄養素がアレルギー反応になってしまう場合もあるので、まずはホホバオイルというもの自体が肌に合うかどうかを確かめる意味でも透明のものからがいいと思いますよ。
無印ならきちんとコスメグレードに精製されていますし、比較的安価で少量のものがありますから試しやすいんじゃないかと思います。
確か、お店に行けば試供品もあったはずです~。
うちは田舎すぎて、近くにお店がないんですけどね(笑)
ありがとうございます。
すみません、先のコメントで、名前を普段良く使っている
のを、間違えて書いてしまいましたので、これからは
ゆっこで書かせてもらいますね。
普段は好きなアーティストのファンの人のブログに
時々コメントをすることが多くて、使い分けようと
思ったのですが、混ざってしまい、すみません。
今日、ホホバ買ってきました!
お風呂あがりにつけました。
良い感じです!
いろいろ教えて下さってありがとうございました。
ゆっこさん。
お名前はどちらでも分かりますから、ゆっこさんの楽なやり方で大丈夫ですよ。
今後はゆっこさんでお待ちしていますね(*`艸´)
ホホバオイル、肌に合うようで良かったです。
これからも使い続けられるといいですね。
また何かあったらいつでも声かけてください!