皮膚科で処方してもらう事のできるビタミン剤と美白成分を重点的に摂れる配合のビタミン剤を見つけました。
ビタミン剤は優秀なサプリがいっぱいありますし、値段自体も安価ですから市販品でも無理なく続けられそうです。
でも、そこでひとつ疑問が。
皮膚科の処方薬で頂くビタミンBって、ビタミンB2とビタミンB6です。でも市販のサプリって、多数のビタミンBをひっくるめてビタミンB郡として売ってます。
成分表とにらめっこしながらサプリの中でも配合量の多いものを選ぶ事もできるんですが、そこまでしても微々たる差のようなが気がします。
で、探すとビタミンB2のみやビタミンB6のみ、というサプリもある事はあるんです。でもこれだと今度は、飲む個数が増えますよね。
この辺がどうにかならないかなーってずっと考えていたのが、先日良い商品を見つけたので書き留めておきます!
もくじ
新エバユースB26はビタミンB2とB6を重点的に配合
新エバユースB26という医薬品なんですが、ビタミンB2やビタミンB6を重点的に配合してあります。
さらにビタミンCを配合してあって、これ一つで皮膚科処方の3種類のビタミン剤をカバーできちゃいます。
参考皮膚科処方のビタミン剤3種類にはどんな働きがあるのかをまとめました。
その上肌に良い成分である以下のものも配合
- L-システイン
- ヨクイニン(ハトムギ)
- ナイアシン(ビタミンB3, ニコチン酸アミド)
- ビオチン(ビタミンB7, ビタミンH)
どれも美肌に深く関係がありますね。どんな効果があるか簡単に見ていきましょう。
新エバユースB26の成分から見る美肌効果
ビタミンB2
ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持を助けます。脂質や糖質、たんぱく質からエネルギーを生成するのに重要な働きをします。
脂質の代謝を促進しますので、皮脂の分泌を調整する効果があります。
皮膚科処方のもので該当するのがフラビタン。ジェネリックはワカデニン腸溶錠やFAD錠です。
ビタミンB6
脂質やたんぱく質の代謝に関わるビタミンです。ホルモンや免疫のバランスを保つ助けにもなっています。
肌の健康維持に必須とされており、不足すると湿疹や口角炎、口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎など様々な肌トラブルを起こします。
ビタミンB2と同時に摂取することで高い相乗効果が得られるようで、皮膚科でも2種類処方される場合が多いようです。
皮膚科処方のもので該当するのはピドキサール。ジェネリックはピドキサールなどがあります。
ビタミンC
美白効果や炎症を抑える効果があります。また、高い高酸化作用で活性酸素を抑える効果があります。
皮脂の分泌を抑制し、毛穴を目立たなくする上、コラーゲンの産生を促進し肌にハリと弾力を与えます。
皮膚科処方のもので該当するのはシナール錠。こちらのジェネリックは見かけたことがありません。
ここまでが皮膚科で良く処方されるビタミン剤ですね。
L-システイン
さらに、美白効果の高いL-システインが加わります。こちらも皮膚科でシミや肝斑(かんぱん)に処方される処方薬の1種。
酒さや酒さ様皮膚炎の場合は、顔の炎症が長く続いた結果炎症後色素沈着を起こしている事もありますので、とても有用な成分。
ビタミンCとの相乗効果が高い成分ですが、そのビタミンCが配合されているのも嬉しいポイントです。
ヨクイニンエキス
ヨクイニンはイボとりで知られるハトムギのこと。美肌効果の高い生薬です。
皮膚の新陳代謝を促進し、ターンオーバーを促進するためイボを小さくする効果があります。
また、ハトムギにはビタミンB郡が豊富に含まれており、配合されているビタミンBとの相乗効果も期待できます。
酒さや酒さ様皮膚炎、ニキビ治療などに使用される漢方薬の一種、桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)にも含まれています。
ナイアシン
ナイアシンもビタミンBの仲間でビタミンB3のこと。ニコチン酸アミドとも呼ばれます。タバコのニコチンとは関係ありません。
皮膚や粘膜の健康維持を助けて、栄養素をエネルギーに変換する助けになります。どちらかというと単体で働くビタミンではなく、ビタミンB2やビタミンB6の働きを助ける性質が強いです。
ビオチン
ビオチンはビタミンBの仲間でビタミンB7のこと。ビタミンHとも呼ばれます。
血液の流れを良くして皮膚の新陳代謝を高め、皮膚や粘膜を正常に保ちます。
ニキビや肌荒れなどの肌トラブルで悩む方の間ではビオチン療法という高濃度ビオチンを摂取する方法も注目されています。
肌との関係が非常に深く、皮膚炎を予防するビタミンとして発見されました。また、アトピー性皮膚炎の治療に効果があるとされており、皮膚炎には関係の深いビタミンです。
効果、効能、飲み方など
効果・効能
新エバユースB26の効果・効能はこんな感じ。
○次の諸症状の緩和 :肌あれ、にきび、口内炎、皮膚炎、しっしん、かぶれ、ただれ、口角炎、口唇炎、舌炎
「ただし、これらの症状について、1ヵ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師又は薬剤師に相談して下さい」
○次の場合のビタミンB2 B6の補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時
用法・容量
用法・用量はこちら。
●用法・用量
年齢 | 服用量/回 | 服用回数/日 |
---|---|---|
大人 | 2錠 | 1回 |
7歳以上15歳未満 | 1錠 | |
7歳未満 | 服用しないで下さい |
1日1回の服用でいいので負担が少なく飲めます。
1日1回の服用で良いとありますが、私は多分2回に分けて飲むと思います。ビタミンの血中濃度を一定に保つようにと薬剤師さんやお医者さんに薦められた飲み方です。
分けて飲んでいて朝に飲むのを忘れちゃっったとしても、夜に2錠飲めば良さそうですし、この辺は生活スタイルに合わせて柔軟に変えていきたいところ。
最初から1日1錠だと分けて飲むという選択肢すらありませんし、1回で3錠以上飲むのは量が多くて負担が多いですよね。
こういう継続していって効果が出るものって、飲み続けることに負担が多いとダメなんです。続かないから。
その点1日1回、2錠っていうのはとてもバランスの良い服用回数だと思います。
お値段
気になるお値段。高いと続けられませんので、お値段は大事です。品質が良くなれば高価になるのは当然ですので、値段と品質のバランスもとても大事。
新エバユースB26のお値段は、というと。
この記事を書いている2016年5月の時点で1,482円/250錠(Amazon)。
日割り計算すると
11.8円/日
となります。買うところによってばらつきがある事を考えると一月あたり360~400円程度でしょうか。
ちなみにこれは一番大きなサイズを買うことを想定していますので、少量ずつ買うと少し割高になります。
丁度1月分に当たる60錠のサイズがありますので、最初はこれを購入すると想定したら、同じAmazonで547円でした。
値段は日々変動していますし、ドラッグストアの目玉商品なんかで売り出される事もあるでしょうから参考程度に見ておいて下さいね。
まとめ
ここ最近、浮き沈みはあるものの長期的に見ると肌の調子は良くなっていっているので、皮膚科に通院しなくなった時の事を考えます。
そうするとビタミン剤なんかは市販で入手することになるんで、やっぱり気になって色々探すんですね。
ビタミン剤などは飲まずに済めばそれに越した事はないんですが、効果を感じているものはやっぱり続けたいです。
日常的に飲まなくて済むくらい回復しても、肌の調子が悪化した時のレスキューアイテムとしてはキープしておきたいですし。
マルチビタミンをきちんと摂りつつ肌に良いビタミンBやCを補助していく形を考えているので、ビタミンB郡だと多くの栄養を摂りすぎてしまう可能性があります。
ビタミンB2やビタミンB6単体で摂れる商品もあるので、マルチビタミンと併用するならそれかなーと考えていたんですが、飲む個数が増えるのが難点。ビタミンB郡だったら1個で済むところ、拘ったために2個飲まないといけません。
そうやっていくとどんどんサプリの量が増えていくんですよね。一回の服用で一体いくつ飲んだよ、と。
さらに頬骨の高いところにちょっとある炎症後色素沈着。赤み優先のケアでいいやと思える程度のものなんですが、できれば広がらないようにしたいし、今後もできないようにしたい。
これにはシステインが有効ですし、医師にお願いして出してもらうほど目立ってはいないからいいかなー、と考えている現在でも入ってるなら大歓迎。
その他のビタミンB類の配合も皮膚や粘膜、血行に関係したビタミンで、炎症を鎮める効果も期待できますし、ヨクイニンの美肌効果もかなり嬉しいポイントです。
まだ飲んでないのに紹介するのもどうかと思ったんですが、皮膚科に通わなくなったらこれで決まりだな、と考えるほどいいと思った商品なのであえて紹介します。
そんな経緯でご紹介してますので、飲んだ方で良くなかったぞ、こら、って方も良かった!って方も遠慮なくご感想頂ければ幸いです!