さつまいもを皮ごと食べて離乳食兼ママの栄養補給。酒さ改善にも繋がるフィトケミカルがいっぱい。

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妊娠&出産を経てさらに母乳まで止まってしまった現在では、食欲がなくて困っています。食べるものをちゃんと食べて栄養を補わないと、身体にも肌にも良いわけないですよね。

でも、食べたくないものは食べたくない。妊娠&授乳期間中はずーーーーーっとお腹がすいて悩んでいたのに、今度は食べるのが嫌で悩むという極端すぎる変化です。

そんな中、しばらく前から赤ちゃんの離乳食づくりが始まっています。

食べたくないので、赤ちゃんの離乳食を作ってあげても自分は食べない、なんていう食生活をしていたのですが、それではいけない、と何とか食べる努力もしています。

今日はそんな赤ちゃんの離乳食にも良くて、ママの栄養補給にもなるさつまいもの話。さつまいもに限らずですが、色の濃い野菜は皮ごと食べると抗酸化作用のあるフィトケミカルがたくさん摂れて酒さ改善にも繋がります。

私のように食べるのがいや、までいかなくても赤ちゃんの離乳食作ってあげたらもうくたくた、なんて人も多いかと思いますが、余った皮を食べるだけなら手軽でいいですよね。

離乳食が関係ない方でも、さつまいもの栄養はとっても良いのでぜひ食生活に取り入れてみてください。

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もくじ

さつまいもの栄養と離乳食、皮まで食べたい理由

サツマイモには抗酸化作用や美白作用、美肌作用を期待できる栄養素がたっぷり含まれています

色々な栄養素が豊富なので赤ちゃんの離乳食でも積極的に名前が挙がる食材ですし、赤ちゃんに良いということは大人にだっていいはず。

さつまいもと離乳食

さつまいもは離乳食としても優秀で、糖分が多くて消化されやすい事から10倍がゆに慣れた頃からあげる事が出来ます。

それがどのくらい優秀かというと、離乳食のごく初期からあげる事ができる優秀な食材だということ。同じように栄養素が豊富な野菜でも、繊維質の多いものなどは離乳中期からあげるように言われますが、さつまいもは初期からOK。

私のうちでも離乳食が始まってから、せっせとふかしてあげています。毎回は面倒なので多めに作って冷蔵や冷凍ですけどw ずぼらがばれますね・・・。

さつまいもの皮の部分は捨てられることが多い

このさつまいも、赤ちゃんにあげるには身の部分だけあげますよね。皮は消化が悪いので、まだ胃腸の弱い赤ちゃんには向きません

さつまいもがお好きな方でも皮は捨てちゃってる、という方もかなりいらっしゃいますよね。

さつまいもの皮とフィトケミカル

さつまいもに限らず、植物にはフィトケミカルという自己防衛機能があります。このフィトケミカル(ファイトケミカルとも呼ばれます)が豊富だと、食材に鮮やかな色がつきます。

さつまいもだと、皮は綺麗な紫ですよね。中の身は鮮やかなオレンジ色をしています。

フィトケミカルには多くのポリフェノールやカロテノイド、イソフラボンが含まれ、高い抗酸化作用があります。

抗酸化作用と言ったら酒さの改善に繋がる重要な栄養素。酒さに限らずですが、腸を作り肌を作る事は美肌にも繋がります。

このフィトケミカル、実は皮にいっぱい含まれます

少し前にゴボウ茶で有名になった南雲先生は野菜や果物を皮ごと食べる、とおっしゃっていましたがそれは皮の部分にとってもたくさんの栄養がぎゅっとつまっているから。

南雲先生と言えば50代なのに30歳くらいにしか見えないと評判で、多くのテレビに出演され食生活や生活リズムの改善を唱えられていましたね。ゴボウ茶の本買っちゃいましたがw

さつまいもの皮は赤ちゃんには消化が悪くてあげられない部位ですし、さつまいもがお好きな方でも意外と捨てている事の多い部位ですが、ぜひ食べて抗酸化作用たっぷりの栄養素を身体に取り入れて下さい。

さつまいもの栄養と効果

さつまいもの栄養素とどんな効果があるかを見ていくと、さつまいもってかなり優秀!と思います。

だからと言ってさつまいもだけ食べればいい訳じゃないですから、食べ物はバランス良く食べましょう。私は全くできていませんが・・・・。

さつまいもは食物繊維が豊富 – 腸内環境の改善

さつまいもは食物繊維が豊富です。イモ類の中でもさつまいもには非常に多くの食物繊維が含まれています。

食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素の排出を助けます。

また、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進するので、腸内環境の改善にも繋がります。

腸内環境の改善は美肌への効果も高いですし、便秘が続くと毒素が体内に溜まってしまってニキビや肌荒れの元となります。

酒さでも腸内フローラの改善は至る所で言われていますし、腸を整えることは免疫を整えることでもあるので酒さの原因の一つと言われている免疫異常にもアプローチできます。

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さつまいもはヤラピンが豊富 – 腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進

さつまいもには「ヤラピン」という栄養素が豊富です。

さつまいもを生のままで切った時に出てくる白い液体がこのヤラピン。さつまいもに特有の成分で、さつまいもにしか含まれていないそうです。

このヤラピンの効果として以下のようなものがあります。

  • 腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進
  • 便を柔らかくする
  • 胃の粘膜を保護

特にヤラピンの蠕動(ぜんどう)運動や便を柔らかくする効果は、前述の豊富な食物繊維との相乗効果が高いです。

その他にも胃の粘膜を保護する効果がありますので、胸やけを抑えてくれます。

さつまいもはビタミンBも豊富 – 美肌効果満点

さつまいもにはビタミンB群やミネラルが豊富に含まれます

ビタミンBはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸とかなり多く含まれており、美肌への効果は抜群です。

ビタミンB群は皮膚や爪、髪の健康維持に欠かせないものが多く、その栄養素を多く含むさつまいもは、美肌効果満点の食材です。

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さつまいもはビタミンCも豊富 – 抗酸化作用と美白作用

さつまいもにはビタミンCも豊富に含まれており、イモ類の中ではダントツにビタミンCが多い食材です。

ビタミンCには高い抗酸化作用と美白作用があり、皮膚や血管の老化を防ぐだけでなくメラニン色素の生成を防ぎます。

また、コラーゲン生成にはビタミンCが必須な事から肌のハリやツヤに大きく貢献し、シワやたるみを防ぎ、健康的な肌を作ります。

ビタミンCと同時に摂りたい栄養素にはビタミンEがありますが(ビタミンCは水性の抗酸化作用、ビタミンEは油性の抗酸化作用)さつまいもはこのビタミンEも豊富です。

さつまいもはカリウムも豊富 – 高血圧やむくみの防止

さつまいもに含まれるカリウムは余分な塩分(ナトリウム)を排出します。

体内に塩分が多すぎると高血圧やむくみの原因となります。塩分は控えめにと言われていますよね。

さつまいものカリウムは高血圧やむくみの予防に役立ちます。酒さや酒さ様皮膚炎のように血液循環が上手くいっていない病気の場合、むくみ改善で血行を正常化するのは非常に重要なポイントになってきます。

さつまいものフィトケミカル – 高い抗酸化作用

フィトケミカルというのは野菜や果物の色の濃い部分に多く含まれます。これを知っておくと何が便利かというと、複雑な栄養素の原理を知らなくても、食卓を色とりどりの色で揃えれば自然とそれなりの栄養素が揃っているということ。

さつまいもを思い出して下さい。普通の野菜は1色ですが、さつまいもは2色浮かびませんか?

ニンジンはオレンジしか浮かばないと思いますが、さつまいもは皮の紫色と中身のオレンジ色がありますよね。

その思い浮かぶ色の通り、さつまいもに豊富なフィトケミカルは2種類あります。

さつまいもの身にはβカロテン – 美肌効果

ひとつはさつまいもの実に多く含まれるβカロテンです。ニンジンやカボチャなどに豊富なカロテノイドです。さつまいものフィトケミカルというと、こちらばかりが取り上げられます。

βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚の健康維持や新陳代謝を助けます。ビタミンAの不足は肌の乾燥やニキビに繋がることから、美肌を保つために適度なβカロテンの摂取が必要です。

粘膜を丈夫にする働きもあることからあらゆる器官の健康維持に効果的で、皮膚を丈夫にする働きもあります。

成長促進や骨の形成促進などがあり、成長期にも欠かせない栄養素です。

さつまいもの皮にはアントシアニン – 抜群の抗酸化力と抗炎症作用

もう一つは皮に多く含まれるアントシアニン。ブルーベリーやナス、ブドウに多く含まれます。アントシアニンはポリフェノールの一種。ブルーベリーからも連想できるかもしれませんが、視力回復の手助けをし、眼精疲労を予防します。また、血管を強化し、高血圧の予防になりますので、肝臓の負担を減らすことができます。

アントシアニンは抜群の抗酸化力をもち、優れた抗炎症作用もあります。

また、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も豊富と言われています。

さつまいもの皮を食べるには:ずぼら飯編

さつまいもを自分だけで食べるなら、ふかしたさつまいもの皮ごと食べればいいですし、皮ごと焼いたり揚げたりしても美味しいです。

離乳食や家族が食べなくて余った皮となると、それだけ食べるのはちょっときついですよね。

私は、皮をむくときに少し身の部分を少し多めにつけておくようにしてそのまま食べたりもします。もう何か作るのも食べるのも面倒なときはこれだけ。

それだと食べづらいので、レタスなどの野菜で簡易サラダを作ってそれに混ぜたり、シリアルに混ぜたりします。

身を多くつけておくようにすれば、砕いたクルミとあえたりゴマと和えたりすると風味がまして美味しくなります。

また、風味のあるオイルと和えても食べやすいので、亜麻仁油やエゴマ油などと混ぜてオメガ3の摂取を狙ってもいいです。和えるだけで簡単ですし、私は亜麻仁油の味が好きなので意外と美味しく食べれます。

お気に入りはサラダに入れて、クルミと亜麻仁油+レモンで和えちゃう食べ方。自分と赤ちゃんだけだと野菜をちぎるのすら面倒で、皮と身に少量のオイルだけで食べてたりします。

ずぼら飯もいいところですね・・・。あ・・赤ちゃん小さいうちは許して・・・。(大きくなってもずぼらな未来が見えます。)

オリーブオイルで軽く炒めてもいいかと思いますし、ココナッツオイル和えで風味づけも美味しそうですね。

オメガ3系の油は熱に弱いので、加熱調理は別の油でするようにしてください。

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皮を薄くむいちゃったらお茶に入れちゃってもいいんですが、お茶ならリンゴの皮やショウガの皮の方が美味しいです。

リンゴは離乳食でも良く使いますし、ショウガの皮って余り気味ですよね。緑茶だと味が喧嘩しちゃうんですけど、ほうじ茶とかルイボスティー、紅茶なんかには合います。

私は元々お茶が好きで、以前にノンカフェインの飲み物探しにはまったことがあるので家には色々なお茶があります。野菜や果物の皮なんかは、食べるのが面倒だとすぐお茶に放り込みます。

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まとめ

酒さや酒さ様皮膚炎で妊娠や出産をされている方は結構多く、このブログでも私が妊娠中に酒さ様皮膚炎を発症したからか、多くの方からメッセージを頂きます。本当にありがとうございます。

酒さ&離乳食となると状況が限定されすぎちゃうのであまりこういう情報は発信してこなかったのですが、同じように育児に奮闘しながら酒さ、酒さ様皮膚炎の改善に取り組んでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。

離乳食づくりで大変なママって私ほどずぼらじゃなくても、自分のことがおろそかになりがちですよね。

私の場合はずぼらが過ぎるのでもっとちゃんとした栄養を摂れと言うのは良く分かっているのですが、どうしても面倒で嫌です。そもそも食べるのが嫌ですしね・・・。

それでも赤ちゃんや家族にはちゃんとしたご飯を作りますし、その合間に余ったもので食べる事が出来るさつまいもは時間の意味でも栄養の意味でも色々助けになっています。

こういう感じで食べられる食材はさつまいもだけじゃないので、各自で色々と工夫のし甲斐があると思います。私のずぼら具合は悪い方の見本にして下さい・・・。

中身まで紫の紫イモは栄養素もアントシアニンもたっぷり!

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