妊婦でもできる酒さ対策【腸内環境改善編】。便秘薬に頼る前に実践してみたいポイント

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腸内

妊婦でもできる酒さ対策の第3弾は腸内環境の改善。

酒さを患っていなくても妊婦さんは便秘になりやすく、その便秘が肌荒れを引き起こします。

酒さ様皮膚炎からの脱ステにも悪影響。炎症を促進する要素は少しでも排除したいところです。

だからと言って便秘薬に頼ってしまうのは、クセになるというし、何となく抵抗があります。できればきちんとした排便が出来るような体質を作っていきたいですよね。

今回は、便秘薬に頼る前に実践してみたいポイントをまとめました。

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身体の毒素は腸に貯まる

身体に取り込んだ物質は体内で分解され、必要な栄養素を吸収した上で、余分な毒素が便や尿、汗などで排出されます。

その割合は以下の通り

  • 便 ・・・ 75%
  • 尿 ・・・ 20%
  • 汗 ・・・ 3%
  • 髪 ・・・ 1%
  • 爪 ・・・ 1%

便が一番の毒素を排出できるのです。

この事からも腸内環境を整え、便秘を解消することはデトックスの近道。

身体から有害物質を出すことによって、酒さ様皮膚炎の炎症を促進させる要因を排除し、少しでも早く炎症を鎮めることができるように体内バランスを整えたいところです。

自分の腸内環境の見直し

私が酒さ様皮膚炎になって取り組んだ事の一つが、自分の腸内環境を見直すこと。排便のペースを記録して、どの程度のお通じがあるか自分で把握するようにしました。

この結果分かったのが、自分の排便ペースが3日に1回程度しかないこと。

その頃の私はトイレに長く居るタイプではなかったので、自分が便秘気味だという自覚は全くありませんでした。

トイレに長くいるタイプの家族を見ては、便秘って辛そうだなー、などと他人事のように考えていた自分がまさかの便秘。

これには笑うしかありませんでした。

自分のこと、全く分かってないじゃん、自分。

私がつけていた排便記録は、出た日に○、出なかった日に×をつけていくだけの簡単なもの。

簡単なカレンダーアプリを落として、寝る前にスマホでほんの数秒ほど記録をつけるだけ。

自分の性格上、この程度の簡単な管理にしないと続かないとが分かりきっていたのでとにかく簡単な方法を選びました。

結果として自分の体質を知るきっかけになり、良かったと思っています。

食物繊維

食物繊維の摂取はすぐに思いついた腸内環境の改善法でした。食物繊維は善玉菌のエサとなって腸内環境改善の手助けをしてくれます。

こんにゃくわかめ昆布など水溶性食物繊維を摂るように心がけると共に、スティック状の食物繊維にも頼りました。良くドラッグストアで売ってるタイプで、私が飲んでいたのはトクホのイージーファイバーです。

主に飲み物に混ぜて飲むのですが、味もしませんし冷たい飲み物にも溶けやすいので続けやすいです。

この頃はノンカフェインの飲み物探しにはまっていまして、色々な種類のノンカフェインドリンクを飲みましたが、どの飲み物でも溶けやすさや飲みやすさに違いはなかったです。

少し安いものに変更した時に冷たい飲み物に溶けにくいのを感じ、この商品に戻ってきた経緯があります。

冷たいといっても冷やしてあるわけでなく常温で飲んでいましたし、季節も初夏から夏にかけてでしたので溶けにくい気温でもなかったので。

効果のほどはというと、便が出ない日が2日も続いた時にこれを飲むときちんと排便を促してくれる、という印象。

安価で手軽に購入できる割には私には効果があり、コスパのいい品で気に入っています。

オリゴ糖

オリゴ糖は腸まで届いてビフィズス菌のエサになる事ができるので、腸内環境改善の王様ビフィズス菌と同時に摂るといい食品です。

購入候補に上がったのがカイテキオリゴというオリゴ糖ですが、こちらは気になってはいたもののまだ使っていませんので効果のほどは分かりません。

食物繊維とオリゴ糖で迷ったあげく、とりあえず安価に始められる方で食物繊維を選び、調子が良かったのでそのまま継続している感じです。

口コミなどからずっと使ってみたいと思っており、食物繊維のスティックを辞めてこれにしてみようかとずっと悩んでいます。

継続も大事なので、値段的に続けられるかどうかというのもポイントの一つ。食物繊維の効果がイマイチであれば買っていたと思います。

どなたかお使いになった方がいらっしゃったらぜひ感想を教えてください。

カイテキオリゴ

カイテキオリゴ

  • 販売元:北の快適工房
  • 価格:\2,838(税抜)
  • ストップ自由のお試し定期コースは10%OFFの2,554円

ビフィズス菌や乳酸菌

腸内環境というとビフィズス菌や乳酸菌が浮かびますよね。ビフィズス菌も乳酸菌も腸の中に存在する善玉菌で、主に腸内環境を整えるのがビフィズス菌、それをサポートするのが乳酸菌です。

主にヨーグルトや乳酸菌飲料、味噌や漬物などの発酵食品に含まれています。

さらに前述の食物繊維オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、便を柔らかくする効果もありますので、同時に摂取する事が効果的です。

ヨーグルトの摂取法

私の場合はヨーグルトをかなり積極的に取りいれ、毎日食べていました。どうせなら身体にいいものと一緒に摂ろうと思い、フルーツヨーグルトが毎日の定番食に。

ヨーグルトはブルガリアヨーグルトのようなプレーンタイプにフルーツを混ぜて食べていました。

フルーツは欲を言えば鮮度の高いものが理想ですが、毎日質のいいものを買ってもいられないので、フルーツ缶に頼りました。ヨーグルトについている砂糖は使わないので、フルーツ缶の甘みが丁度いい感じ。

砂糖で煮てあるので砂糖断ちしている方には使えませんが、スーパーなどで手軽に入手できるので私は重宝しています。

私は食べるタイプのヨーグルトを摂りましたが、飲むタイプのヨーグルトの方が楽に摂取できます。ヤクルトみたいなやつですね。お腹に少しでもたまる感覚が欲しければ食べるタイプ、そうでなければ手軽に飲むタイプでいいような気がします。

酒さと発酵食品の関係

以前の記事で、発酵食品はヒスタミン量が高いため酒さで避けるべき食品としてリストアップされている、というお話をさせて頂きました。

酒さを悪化させる食品リスト。酒さ様皮膚炎を悪化させないために避けるべき食べ物の共通点とは。
酒さや酒さ様皮膚炎では、ある種の食品を避けた方が良いとされています。 アルコールやカフェインなど、明らかに身体に悪いと思われるものの他、一...

酒さを悪化させる要素として確かにヨーグルトがリストアップされているのですが、ヨーグルトの摂取は私には非常に効果的でした。

食べると食べないでは排便のペースや硬さがまるで違い、食べているとペースも良くすっと出るのに対し、食べないと出が悪く硬くなります。

食べることによってダイレクトに効果を感じることができたので、継続して摂っていましたが、酒さ様皮膚炎の炎症が悪化したり、肌状態が悪くなったりという事は感じられませんでした。

私の場合は

ヨーグルトの整腸作用 > ヨーグルトのヒスタミン量

のように、ヨーグルトのプラス面の方が勝ったのだと思います。これは体質などによる部分が大きいところですので、自分の体質を良く見極めながら行っていって下さい。

ヨーグルトに限らず、肌に良かったり身体に良かったりと言われるものにもいい面と悪い面がある事が多いです。

大事なのは一つの情報だけを鵜呑みにするのではなく、情報を上手に活かし、自分の身体に合った方法を選択していく事です。

水分摂取

水分摂取は何かを買ったり用意したりせずともできる対策です。お水の質に拘ればウォーターサーバや浄水器の導入を検討してもいいと思いますが、そこまで大げさに考えなくても気軽に実行できるのが魅力の一つ。

なるべく飲み口のいいものを、自分が飲みやすい形で飲むのが一番です。

水分摂取が重要だからと言って、ジュースや炭酸飲料のような飲み物ではなく、できればお水やノンカフェインドリンクで身体への負担を減らしたいところです。

ノンカフェインの飲み物にはどんなものがある?ノンカフェイン茶まとめ
ノンカフェインの飲み物にはどんなものがあるのでしょうか。 カフェインは酒さや酒さ様皮膚炎の悪化因子として知られており、できるだけ避けるよう...

まとめ

腸内環境の改善に取り組む中で、こういった体質の改善は継続していく事が大事だと感じました。

食物繊維にしてもヨーグルトにしても、1日だけ食べたからと言って変化を感じられるものではありません。

ある程度継続してみて始めて身体の変化が感じられる事が多くありました。

取り組んでみてもし改善が感じられなかったとしても、それは自分の体質をしる手がかりにもなりますので無駄になる事はありません。

腸内環境の改善は私が最初に考えるよりもきちんと効果を表してくれたように思います。

がんこな便秘でお薬に頼らないといけなくなる前に、肌のためにも身体のためにも腸内環境の改善を試みてみてはいかがでしょうか。

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コメント

  1. アバター はてな より:

    ろーざさん、こんにちは。
    いつもブログ拝見しております。

    私は長年炎症を繰り返してしまったからだと思うのですが、炎症を落ち着かせるのが難しくなっています。
    落ち着いたかな?と思って乾燥対策にと何か保湿をした途端真っ赤になり熱を持ってしまいます。
    それに私の場合は炎症した後は必ず炎症後色素沈着をしてしまい、元々は色白だったのですが今は色むら&赤茶けてしまっています(泣)
    この色素沈着ってのは改善されるものなのでしょうか?ファンデーションなどは炎症を起こしてしまって全く塗れないので肌色を隠すことも出来ず、鏡を見ては落ち込んでしまう日々です。

    冬の激しい乾燥期が過ぎたと思ったら次は紫外線が増える時期になり、肌の弱い人間は常に気を使わなくてはならず、本当に厄介ですね(≧へ≦)
    ああ~肌だけでなく目もチカチカして涙が出るし、唇も乾燥するし(ワセリンを塗ると唇のふちが赤く痛くなり、逆に乾燥がひどくなってしまいます(>_<))、欲張りはいけないとわかってはいるのですが、普通にいろんなことを気にしないで生きていける、いわゆる普通の肌に生まれたかったなあ~と無い物ねだりをしてしまいます(>w< )

    • ろーざ ろーざ より:

      はてなさん、こんばんは。
      いつもコメント頂きありがとうございます!

      元が色白な方は顔の赤みも目立ちますし、気になりますよねo(TヘTo)

      はてなさんの場合は保湿対策が逆効果になっている可能性が高いようです。
      炎症を起こしたり引いたりを繰り返した結果、肌のバリア層も弱くなっていますし、マスト細胞という免疫システムが過敏になっているように思います。
      肌が弱くなりすぎていて、少しの刺激でも炎症を起こしてしまう状態ですね。
      今はとにかく肌を痛めない事を最優先にして、少しずつ肌の機能を回復させていく事が一番の近道となります。

      まず、落ち着いたと思ったときに何かを塗ると炎症するのであれば、塗るという行為をやめることから。
      一度しっかりと肌を回復させてしまわないと、落ち着いては何かで炎症させ、また落ち着いて・・・の繰り返しとなってしまいます。
      なるべく肌に触る機会を減らした上で、タオルや寝具なども刺激の少ないものにし、お肌はを触るときは熟れた桃や絹ごし豆腐を扱うようにそーっと触ってください。

      気になさっている色素沈着ですが、少し気長に取り組んでいく必要があるかと思います。
      今の肌状態として、美白化粧品のようなものは塗れない事と思います。
      また、まずは炎症を起こすことを抑えないと、いくら外から美白しても、炎症でまた色素沈着してしまうのでいたちごっこになってしまいますよね。
      こちらもまずは肌を回復させてからが本番になると思いますが、今の肌状態でもできる内側からのケアもお考えであればシミ対策の商品の服用を考えてもいいかと思います。

      ビタミンCなどのサプリも効果的ですが、システインという色素沈着に有効な美白成分とビタミンCを同時に摂れるような商品があります。

      医薬品ですので、システインを医師に処方して頂ける環境にあればそちらの方が安く済みます。

      ただ、こちらも元々の炎症を食い止めないと、いつまで経っても新しい色素沈着が起こってしまう事には変わりありませんので、肌を元に戻すことを優先なさって下さい。

      唇の端って痛みますよねw 私も口の周りはすぐにブツブツと出てきます。。。。
      これからは紫外線の季節で一時たりとも気を抜けませんが、私で良ければいつでもお話をお伺いしますので、お互いがんばりましょうo(-`д´- o)

  2. アバター はてな より:

    ろーざさん、こんにちは。
    いつも親身に相談にのっていただきありがとうございますm(__)m

    ろーざさんのおっしゃる通り、今の私の肌状態を考えると何かを塗るという行為は避けないといけないですよね(>w< )反省ですm(__)m

    先日、全体的に熱い炎症は落ち着いたかな、と思っていた時に口周りにびっしりと赤いブツブツが出来てしまい、痛みに耐えられなくて皮膚科に行きました。そこで先生から
    「酒さがベースにはあるけど、今は乾燥がひど過ぎて様々な肌トラブルが起きているら、少しほてったり赤くなったりしても我慢して保湿してみてください。」
    と言われ、まだ使ったことのなかったビーソフテンローションと、飲み薬はミノマイシンとビタミンBを処方してもらいました。ビーソフテンもやはりほてって赤くなってしまったのですが、先生の言う通りに我慢して何とか5日間塗りました。そしたら口周りのブツブツは落ち着いたのです。乾燥がブツブツの主な原因だったのは確かだと思うのですが、しかし肌全体としてはまた炎症を起こしてしまいほてりと赤みが出てしまう結果に…(;_;)
    ろーざさんのブログを拝見し、また自分の経験からも学習していたはずなのに…!
    現状は、保湿=炎症=水分蒸発=乾燥、と考えて忍耐あるのみですよね(≧へ≦)

    マスト細胞、サッポーさんの記事で読んだことあります!きっと私の肌はマスト細胞がギンギンに過敏になっているんでしょうね。マスト細胞が眠っていられるように刺激しないことを第一に考えないといけないですよね。

    今週末皮膚科の予約をしているので、今度は顔に塗るものは遠慮して、ろーざさんに紹介していただいたシステインを処方してもらえないか相談してみます。 

    • ろーざ ろーざ より:

      はてなさん、こんにちは!

      試行錯誤が上手くいかず、焦ってしまうお気持ちよく分かります。
      医者から言われた事や、自分で考えたこと、ネット上の情報などがぐちゃぐちゃになって、どうしていいか分からなくなりますよね。

      さて、まずはお医者さまから保湿を薦められたとのこと。
      でも、保湿をするとはてなさんの今の肌状態では炎症が促進されてしまう。
      これではどうしていいか分からなくなって当然です。

      乾燥がひどく保湿が有効であるというのは、お医者さまの見解もはてなさんの実感でも共通するところのようです。
      だとすると、乾燥を改善するための保湿はできればしたいけれど、炎症を起こしてしまうほどの保湿はできない。

      有効打になるかどうか分かりませんが、少し振り返ってみてください。
      まず、保湿をしようとした時に、今まで何も塗らなかった肌にいきなりたくさんの保湿を始めてないでしょうか?
      これをしてしまうと、刺激に敏感になっている肌がびっくりして炎症を促進してしまいます。

      保湿を始めるにしても、少しずつ少しずつ。
      紫外線ダメージを受け疲れている夜に、ごく少量ずつから試していって下さい。

      ビーソフテンはヒルドイドと同様、血行促進作用がありますので炎症を促進してしまう可能性がある保湿剤です。
      ヒルドイドの使い方。酒さ様肌を悪化させない為に知っておきたい事。

      皮膚科で処方できるものって薬として認可を受けたものでなくてはいけませんので、これはどうしようもないんですよね。
      保湿をするんだとしたら今までお使いになった事のない保湿剤よりも、はてなさんが今まで使ったことのある中で一番肌トラブルのなかったものがいいかと思います。
      また、ブツブツがひどいところだけ少しずつ保湿を足していくという手もあります。
      とにかく今は、敏感に傾きすぎた肌を元に戻すのが最優先ですから、肌がびっくりしてしまうような事を避けて、何か変えるときは少しずつ様子を見ながら、という点に注意してみて下さい。

      週末に皮膚科のご予約があるようですので、そこでも何かアドバイスが頂けるといいですよね!
      私のアドバイスでも皮膚科医のアドバイスでも、はてなさんの肌が荒れなかった事、肌がいい方向を向いた事、と言うのが結果的にはてなさんにとって正しい事になります。

      どうしていいか分からなくなっちゃいますけど、乾燥が原因のブツブツがある、という事が分かったのは一つの前進です。
      手探りになってしまうと思いますが、少しずつ改善していきましょうΣ(σ`・ω・´)σ
      またご報告お待ちしていますので遠慮なく書き込んで下さい!