低体温が招くデメリットまとめ。体温が低いと免疫や代謝をはじめ色々な不調の原因に。

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体温計

酒さを発症しやすいと言われる女性には冷え性の方が多く、酒さ患者さんには冷えのぼせを自覚する方が多くいらっしゃいます。

酒さでなくても身体が冷える事で体調を崩したり病気になりやすくなりますし、肩こりや頭痛など様々な不調となって表れます。

冷えの原因は血行不良ですが、血液の循環が悪い事で体温が下がり、免疫力が下がるため結果的に自律神経の乱れなども誘発します。

冷え性の方は総じて体温が低い事が多く平熱も低めですが、低体温にはメリットはなくデメリットしかありません。

今回は低体温がもたらすデメリットについて、考えておきたいと思います。

参考冷え性改善の記事まとめ

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低体温はどこから?平熱の目安

平熱には個人差がありますが、それでも35℃台だと平熱が低いと言われます。

免疫や基礎代謝が最も活発に働くのは36.5℃~37℃。できればこの体温を目指しつつ、35℃台に入らないようにしていきたいところです。

さらに、35.5℃を切ると代謝機能や排泄機能が大きく低下します。アレルギーになりやすくなったり、自律神経失調になったりと、身体の機能がおかしくなりはじめます。

34℃になると生存ぎりぎりの体温、33℃では凍死寸前ということですから、平熱はなるべく低くならないように心がけていきましょう。

体温による免疫と代謝の関係

体温が1℃下がると免疫と代謝はかなり下がります。

  • 免疫力は約37%低下
  • 代謝は約10~20%低下

反対に1℃上がるだけで免疫は劇的に改善します。

  • 免疫力は約60%活性化(5~6倍という説も)
  • 代謝は約10~15%上昇

免疫力の低下

先ほども触れたように、体温の変動による免疫力への影響はとても大きいです。

体温が低いだけで風邪を引きやすくなったり、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったりといった事が考えられます。

また、免疫力が低下するとアレルギーへの耐性も弱くなります。

花粉症などのアレルギーにかかりやすくなるだけでなく、食物アレルギーも出やすくなります。

アレルギー症状は直接的に皮膚の炎症を促進するだけでなく、かゆみや湿疹などを引き起こしますし、アレルギーと皮膚疾患には深い関係がありますし、

酒さの原因として一種の免疫異常が挙げられていますし、アトピーや他の皮膚疾患を患う場合でも免疫システムの正常化は皮膚症状の改善に有効なことが多いです。

免疫と酒さの関係。酒さの原因の一つである免疫異常を理解しとこう。
酒さの原因として、免疫システムの異常が一つの要因であると考えられています。酒さ患者さんには特有の状態にどういったものがあるかを調べていく...

代謝の低下

太りやすい

体温が上がるだけで基礎代謝も上がるため、消費するカロリー量も変わってきます。基礎代謝が15%上がれば、体温保持に必要なエネルギーも15%アップ。

基礎代謝とは生活していくために必要な最小のエネルギー代謝の事。生命を維持していくのに必要な呼吸や体温調整などに必要なエネルギーです。

つまり、体温が良くなるだけで代謝が活発になり、消費カロリーが減っていきます。

裏を返すと、体温が低いと太りやすく痩せにくいということ。

同じだけの活動をしていても消費されるカロリーが違いますので、余分な体脂肪がつきやすくなります。

便秘気味

代謝が悪くなることによって腸のぜんどう運動が上手くいかず、便秘になりやすくなります。

腸の機能が鈍く上手に働かないため、お通じにも影響します。

冷えというと手足などの末端を連想しますが、実は内臓の冷えも指摘されています。腸が冷えると腸内フローラにも影響し、結果的に免疫や自律神経にも影響してきます。

また、酒さや酒さ症状の改善に、腸内環境の改善はとても重要な役目を果たします。

参考腸内改善の記事まとめ

自律神経の乱れ

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが大事です。

体温を上昇させることに関してだけなら、交感神経優位な方が体温は高くなります。

ただし、交感神経優位な状態が続くと今度は血管が収縮して血行不良をもたらし、結果的に体温の低下を招きます。

日中は体温を上げて身体の活動を活発にし、夜間は体温を低くして身体の休息を図る、というリズムが上手くいっているのが理想です。

体温が低下すると自律神経も乱れやすく、体温調整がうまくできなくなります。

疲れやすい

自律神経が乱れて交感神経ばかりが優位になることで、疲れやすくなります。身体をリラックスさせる副交感神経の働きが弱いため、休んでも休息になりにくい状態です。

また、だるさやめまい、精神的なイライラも引き起こされます。

疲れが抜けにくくたまりやすいため、常に身体が重かったりだるかったりといった自覚症状が現れます。

不眠症

自律神経のリズムが乱れますので、就寝前になかなか副交感神経が優位にならず、不眠症になりやすくなります。

寝つきが悪くなることによって、睡眠時間が十分に取れず、寝不足気味になることも。

寝不足はさらなる自律神経の乱れを助長しますので、一度不眠のサイクルに入ってしまうと悪循環という事になりかねません。

血行不良

免疫や代謝が低下しますので血行不良が起こります。

結果として老廃物が排出されにくくなったり、冷え性に代表されるように手足が冷たく感じたりします。

また、慢性的にコリを感じたり、肌がくすみやすいなどの傾向もあります。

肌荒れ、クマ、肌のくすみ

血行が悪くなると肌にも不調となって表れます。

肌荒れしやすくなりますし、目の下のクマができやすく消えにくくなります。

また、血行が悪いため顔がくすんでしまいがちです。

頭痛、肩こりが慢性化

血行不良は頭痛の原因や肩こりの原因になります。

血行不良で筋肉が固まりやすくなりますので、首や肩、腰などがこりやすくなります。

また、コリの症状と頭痛は密接に関係しています。

血行不良で脳に上手く血が回らないと、後頭部が重くなるような痛みを伴う頭痛が起きやすくなります。

首から肩にかけてのコリがあると、脳に血液が回りにくくなり、頭痛がひどくなったりもします。

月経トラブル(PMS)

生理痛など、女性の月経トラブルも血行不良によって引き起こされる可能性があります。

生理前のむくみや頭痛、肩こり、腰痛は血行不良によるものが大きいです。

また、精神面のイライラは脳内の神経伝達物質が不足することによるもので、こちらも脳に血液が回らないことが原因の一つです。

血行不良によって身体が冷えていると、経血を体外に排出する仕組みが上手く働かず、月経痛もひどくなります。

妊娠しにくい

体温が低いと、ホルモンバランスも乱れます。

また、血行不良は冷えを招きますが下半身の冷えは卵巣機能を低下させ、妊娠しにくくなると言われています。

不妊治療などを行う場合、冷えには特に注意するよう言われたり、身体を暖めるように言われたりするのはこのため。

血行不良や冷えだけが原因ではありませんが、身体が冷えているよりも温まっている方が妊娠しやすいようです。

まとめ

古くから冷えは万病の元と言われる通り、体温が低いだけで様々な不調が現れます。

免疫や代謝、自律神経の乱れは酒さ症状の悪化にもつながります。また、血行不良による肌のくすみや肌荒れも見逃せないポイントです。

低体温のデメリットに目を向けると、冷え性の改善や体温の上昇を図りたくなると思います。

体温を下げないような工夫を普段の生活に取り入れることによって、冷えにくい身体を作っていく事ができます。

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体温を一度上げるのはかなり大変な事ですが、免疫や代謝を少しでも上げる事は結果的に酒さ症状の改善にも繋がります。

気の長い話ではありますが、酒さは自分の体質への理解と悪化要素を減らす生活が大事。

平熱が低くて冷え性を自覚されている場合は、身体を冷やさない取り組みをしてみてもいいと思います。

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