カフェインは酒さを悪化させる?悪化因子の代表格カフェインの悪影響について。

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コーヒーのカフェインは酒さを悪化させる

酒さや酒さ様皮膚炎ではカフェインの摂取で症状が悪化すると言われています。

カフェインと言えばコーヒーが思い浮かびますが、実はコーヒー以外にも色々なものに含まれています。

アルコールと共に酒さの悪化因子として知られるカフェインですが、どうして酒さが悪化するのでしょうか。

今回は酒さや酒さ様皮膚炎の肌に対するカフェインの悪影響を見ていきたいと思います。

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カフェイン入りのものには何がある?

カフェイン入りのものというと、真っ先に浮かぶのはコーヒーですね。

カフェインはコーヒー以外にも色々なものに入っており、ココアやチョコレートなどにも入っています。これはカカオ豆と連想すると分かりやすいですね。

他の身近なものでは、緑茶や紅茶、ウーロン茶にもカフェインが入っています。お茶はカフェイン入りのものが多いですが、麦茶やどくだみ茶などノンカフェインのお茶もあります。

また、一部のジュースや栄養ドリンクにもカフェインが使われており、コーラにもカフェインが入っています。

さらに医薬品にもカフェインは使用されており、解熱鎮痛作用がある事から総合感冒薬や鎮痛剤に入っている事もあります。

気をつけたい知らずに摂取するカフェイン

お茶や栄養ドリンクは健康に良さそうなイメージがあります。

コーラなどのジュースは糖分も多いため身体に悪いと避けていても、身体に良さそうなお茶や栄養ドリンクまでは気が回らないことが多いです。

このため、ついついカフェイン入りの飲料を摂取している事も珍しくありません。

カフェインが酒さ様肌に悪い理由

酒さや酒さ様皮膚炎ではどうしてカフェインを避けろと言われているのでしょう。

血管収縮作用

まずは酒さ様肌に大敵の血管への刺激です。

カフェインには血管収縮作用があり、頭痛を止める効果などが期待できます。但し、常用すると却って頭痛が起こりやすくなります。

血管収縮作用によって痛みが軽減されても、時間と共に血管収縮作用が消え、その反動によって今度は血管が拡張される事によって頭痛が引き起こされます。

コーヒーを飲みすぎて頭が痛くなった経験はないでしょうか。あれの仕組みが血管の収縮と拡張です。

血管が収縮した後というのは元に戻ろうとして血管が拡張されます。

酒さや酒さ様皮膚炎は血管の異常な拡張によって赤ら顔が引き起こされるとされています。そのため、酒さや酒さよう皮膚炎では血管に対する刺激は厳禁です。

カフェインの摂取によって血管の収縮や拡張を繰り返す事になるので、酒さ様肌への悪影響があります。

利尿作用

次に懸念されるのがカフェインの利尿作用です。

コーヒーやお茶をたくさん飲むとトイレが近くなったりしますよね。多くの人が体感できるくらいにカフェインには利尿作用があります。

利尿作用があるとなぜ悪いかというと、尿には体内の余分な水分を老廃物と共に体外に放出する役目があります。

利尿作用があるという事は、普段より余分に尿による排出を行うことになります。

この尿によって排出される成分には、ビタミンやミネラルなど肌に取って大切な成分が含まれています。

ビタミンやミネラルは体内では作る事ができず、食事や場合によってはサプリなどから摂らなくてはなりません。

肌にいいとされているビタミンBやビタミンCは軒並み水溶性ビタミンと言って尿と共に排出されてしまうビタミンです。

このため水溶性ビタミンはこまめに摂取して体内に留めておく必要があり、尿で排出されてしまった場合は新たに補給しなくてはなりません。

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酒さ治療に最も使われているビタミン剤はビタミンBですし、次に肌にいいとされているのは美肌効果で有名なビタミンCです。亜鉛も肌には欠かせないミネラルです。

こういった大事な栄養素を体外に排出してしまうため、普段以上にトイレが近くなってしまうカフェインの利尿作用は酒さ様肌には良くないとされています。

覚醒作用

カフェインには覚醒作用があり、交感神経に刺激を与えます。交感神経に刺激を与え続けると自律神経に影響を与え、自律神経のバランスが崩れる可能性があります。

それでなくてもカフェインの覚醒作用で夜眠れなくなり、生活リズムが崩れるといった事も考えられます。

寝る前に飲むと眠れなくなるという経験をした方も多いのではないでしょうか。不眠は自律神経の乱れを促進しますし、肌荒れの原因ともなります。

離脱症状

カフェインの離脱症状には頭痛や疲労感、胃の痛みなどがあります。Wikiが詳しいので該当部分を引用。

カフェインの離脱症状には、頭痛、短気、集中欠如、疲労感、過眠、胃・上半身・関節の痛みなどがある。カフェイン摂取の中断してから12時間から24時間後に発生し、ピークはおよそ48時間後で、通常は2日から9日間で収まるとされる。離脱性頭痛は、カフェインを1日平均235mg摂取していた人の場合、中断後の2日目で52%が経験する。長期間のカフェイン摂取者の場合、離脱時症状は抑うつ、不安、胃腸不快感、筋肉痛、カフェイン摂取欲求などが報告されている。

引用:Wikipedia – カフェイン

この離脱症状自体が酒さの悪化因子であるとされており、全米酒さ協会の悪化因子リストに入っています。

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カフェインには依存性がありますので、依存状態でカフェインを我慢することは強いストレスに繋がります。

また、カフェインの離脱症状は強いストレスを引き起こすような症状ばかりですので、そういった事も関係しているのかもしれません。

カフェイン自体を避ければ離脱症状にも陥りませんので、カフェインの過剰な摂取を控える事によって様々な悪化要因を排除できます。

どのくらいなら飲んでいい?カフェインの摂取量目安

では、一日にどのくらいなら摂取してもいいのでしょう。

実際に耐えられる摂取量は個人個人で差がありますし、肌の状態にも左右されます。発症直後は少しの刺激で肌が悪化しますが、肌が落ち着いてくれば多少のカフェインを摂取できるようになったりします。

カフェイン摂取量の基準

そういった事を踏まえた上での一つの基準として、一日辺り400mgが健康な成人のカフェイン摂取量の基準になりそうです。

東京都福祉保険局のHPにコーヒーと胎児への影響に関するFAQページがあり、そこに世界各種機関が打ち出しているカフェインの摂取量の目安が載っています。

それによると

〈カナダ保健省〉
カフェインを摂り過ぎると、不眠症、頭痛、イライラ感、脱水症、緊張感を引き起こすため、特に子供や妊婦、授乳中の女性に対して注意喚起を行っています。
健康な成人では、一日最大 400 mg以内の摂取であれば影響はないとしています。
また、子供の行動に及ぼすカフェインのリスクは高く、妊娠適齢女性の生殖に及ぼすリスクも高いことから、カフェインの悪影響が出ない一日当たりの最大摂取量について、4歳~6歳の子供は一日最大 45 mg、7歳~9歳の子供は一日最大 62.5 mg、10歳~12歳の子供は一日最大 85 mg、妊婦や授乳中あるいは妊娠を予定している女性は一日最大 300 mgまでとしました。

(中略)

〈韓国食品医薬品安全庁(KFDA)〉
カフェインの一日最大摂取量として、子供は体重 1 kg当たり 2.5 mg以下、大人は 400 mg、妊婦は 300 mgとしました。

引用:東京都福祉保険局 – コーヒーと胎児への影響に関するFAQ

胎児への影響についてのページですので妊婦さんへの基準が多く載っていますが、カナダと韓国で健康な成人男性へのカフェイン摂取量が最大400mgとされています。

カナダは欧米ですので日本人と体格も違いますが、韓国なら体格も近いためある程度の参考地になりそうです。

妊婦さんへの目安がそこからさらに下がって最大300mg。英国基準では200mgとなっています。

酒さや酒さ様皮膚炎の場合は、妊婦さんかそれ以上に摂取を控えた方がいいと思います。

コーヒー何杯分なの?

一日の摂取量を示されても実際にそれがどの程度の量なのかが分かりにくいと思います。

一つの基準として、ドリップコーヒーの1杯(150ml)あたりのカフェイン量が135mg。インスタントコーヒー1杯分(150ml)は68mgだそうです。

同じドリップでも豆の種類や抽出方法によってカフェイン量の違いがありますので、絶対的な値ではありませんが値の目安として考えられるでしょう。

200mgまでに抑えようとするなら、ドリップコーヒーで一日1杯半程度。目安としては一日1杯程度のコーヒーなら楽しめそうです。

カフェインとの上手な付き合い方

酒さや酒さ様皮膚炎などの肌トラブルを抱えている場合、まずは

カフェインを摂取した後に肌の調子が悪いと感じたら、少量のカフェインも摂らないようにするべき

という大前提を覚えておきましょう。

特に肌が過敏になっているのは酒さ様皮膚炎の発症直後。炎症やブツブツ、膿などがある場合は普段よりも刺激物に対して敏感になっています。

肌の状態が良くないので、普段では反応しないような些細なものにまで肌が反応するようになっています。

こういった時にカフェインの摂取で肌の悪化を感じたら、しばらくカフェイン断ちをするようにしましょう。

肌の改善と共に多少摂取しても平気になりますので、まずは肌の改善を優先させるといいですね。

ストレスをためてしまうくらいなら適度に摂取を

但し、ストレスも酒さの悪化因子の代表格として挙げられています。

カフェインを摂ってもあまり肌が反応しなかったり、少量に抑えればかゆくならなかったりなど、適量を守れば十分にカフェインとも付き合っていけます。

肌状態が悪い時の適量は個人個人によって違いますが、我慢に我慢を重ねてストレスを貯めてしまうと今度はそれが酒さの悪化因子となってしまう可能性もあります。

何も考えずにがぶ飲みは危険ですが、肌の調子を見ながら一日の摂取量を決めるなどの対策を行い上手にカフェインと付き合っていきましょう。

私のカフェインとの付き合い方

私はコーヒーが大好きで、しかもミルクも砂糖も入れないブラック派。酒さ様発症前はそんなコーヒーを一日何杯も飲んでいました。

コーヒーを我慢するというのはかなりのストレスになりましたが、コーヒーを飲んだからといってあまり肌が悪化している印象はありませんでした。

それでも酒さ様皮膚炎を発症してからは一日一杯までに抑えていました。ただ単に朝のコーヒーが止められなかっただけですがw

症状が改善してからはたまに一日2杯程度飲む事もありましたが、妊婦だった事もありそれ以上飲むことはなくなりました。

ココアは肌が悪化するとは思えなかったので割と平気で飲んでいました。

緑茶や紅茶はがぶ飲みするタイプだったので、ルイボスティーやどくだみ茶、たんぽぽコーヒーなどノンカフェインの飲料も取り入れて全体的なカフェインの摂取量を減らしていきました。

お茶もコーヒーも好きなのですが、ノンカフェインのお茶でも色々な種類があってかなり美味しいので結構楽しめます。

こうして見ると、減らしてはいますが一切断ち切ってはいないですね。

まとめ

アルコールと共に酒さの悪化因子として避けるべきと言及されているカフェイン。

カフェインが肌に悪いのは知っていても、酒さ様の肌にどういった悪影響があるか、どの程度なら飲んでいいのかという部分は知らない事も多いのではないでしょうか。

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肌が悪化するのであればあまり摂取はしたくないけれど、いきなり全て止めるのは難しいと思います。

肌が悪化しないのであれば神経質に全てを断ち切る必要はありませんし、悪化した場合でも肌の改善と共に摂取できるようになります。

カフェイン摂取で肌が悪化してしまった場合は、期間限定と割り切ってカフェインを断ってみるのも手ですが、減らしていって大丈夫な量を見極めていってもいいでしょう。

また、ノンカフェインの飲み物を積極的に取り入れると自然とカフェイン摂取量は減っていきます。最近ではノンカフェインの飲み物もかなり色々な種類があり、美味しいものもありますので好みにあうものを選ぶ事もできます。

ただでさえストレスの多い酒さ様皮膚炎。カフェインとも上手に付き合って、ストレスもカフェインも少なく抑えられるように工夫していけるといいですね。

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